4.《ネタバレ》 姉の事故の真実を知りやっと素直になれ野次馬という名の観衆に囲まれ今までの念願だった注目を浴びながら、踊る事ができたのにあんな結果になってしまったのには皮肉を感じました。思えばジェーンは姉の事故を自分のせいだと思い悔やんで、その出来事から逃げるために幼児回帰をしていたのかもとも思いました。ずっと事故の真実を言えず悔やんでいた姉も然り、お互いのほんの少しのすれ違いが起こした悲劇であったのかもしれませんね。ずっと一緒にいて距離感が近すぎた為に異常なまで憎しみ合い、愛し合い、妬み合ってこの結果に至ったのかもしれないと思うと、何ともやるせない気持ちになりました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-21 19:36:37) (良:3票) |
3.《ネタバレ》 ベティ・デイヴィスの怪演で、長い映画もすんなり見られました。 ジェーンは自分が姉を轢いていないことに 実は薄々気づいていたのかも、とも思いました。でないと、あそこまで姉に残酷な仕打ちをするのが道理に合わないような。 事故を自分のせいにした姉に対する復讐、そして自発的な告白を求めるための行動だったと考えると、納得しやすいかなと。そしてラストで姉がやっと自白したことで、心が晴れ あのダンスに結び付く。あの性格なら気づいた時点で 姉に言うだろうという見方もあるけど、ネチネチやる方を選んだのかも。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-11-19 16:19:48) (良:1票) |
2.この映画に関する逸話は、いろいろと残っているようです。仲の悪い2人を姉妹役にしたのですから、現場での緊張感は半端ではなかったでしょう。映画を見る限りでは、B・デイヴィス演じる妹のジェーン役の方が、見せ場が多いと思います。完成品を見たJ・クロフォードがどんな様子だったか、知ってる人がいたら、聞いてみたいものです。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-26 18:46:59) (良:1票) |
1.心理サスペンスの大傑作。ベティ・デイヴィスの凄まじい演技だけでなく、演出や撮影でも職人芸を堪能できる。原作があるようだが、ストーリー展開も見事でラストまで引っ張られる。40年前の作品だが、今見ても2時間強を充分に楽しめる極上のエンタテインメント。ただし1962年の映画としては、BGMの使い方が若干大仰で時代がかっているのが残念。 【眠い悪魔】さん 7点(2004-02-15 03:10:01) (良:1票) |