35.人間的には嫌いなタイプの主人公なんですが、作品全体の雰囲気みたいなものは結構好きかも。浮かれた作品じゃなくて、現実の哀しさ、厳しさ、せつなさが垣間見えるアメリカン・ニューシネマらしい逸品ですね。 |
34.ジョン・ボイドのアホさがおもしろい作品。人生そんなに甘くないと言う作品なのかなぁ。私の新しい門出にはぴったりの映画だ。ホフマンは本当に足が悪い人みたいに上手く演技するね。しかしホフマンはチビすぎ! 【アキラ】さん 6点(2003-09-20 20:08:17) |
33.「えぶりばでぃ~とーきんあばうと~」で始まるニルソンの「噂の男」とBGMのハーモニカのソロが良いですね。すっごく。都会の片隅で肩を寄せ合って暮らす2人の男の姿に涙がちょちょぎれそうになりました。 【くるみぱぱ】さん 9点(2003-08-13 21:48:16) |
32.圧倒的なダスティン・ホフマンに10点!! 【ドデドン】さん 10点(2003-06-24 00:00:56) |
31.かなり昔に観た。何となく吉田秋生のマンガ「カリフォルニア物語」とだぶる。 【そうしょくみ】さん 5点(2003-06-19 02:16:20) |
30.最初に見た当時は全体のトーンや雰囲気が暗すぎて嫌だったりしましたが、映画と反比例するかのような「うわさの男」の軽やかな明るさが耳に残ってしまい気がつくと好きになっていました。当時のNYのイメージがリアルに感じられて、まるでローラ・ニーロの曲でも流れてきそうな気がしました。NYとフロリダ、現実と夢、暗と明がきれいにコントラストされていて、その分切なかった。 【omut】さん 8点(2003-06-17 15:18:31) |
29.ラッツォが死んで騒然としてる車内で、ひとり淡々と化粧を続けている婆ぁのカットが入るところがなんといっても。なんだか「他人様が不幸でもあたしゃ別に不幸じゃない」って言ってるみたいで。 【じゅんのすけ】さん 10点(2003-06-17 00:37:02) |
28.やるせなさむなしさ満点。全く救いのないストーリーに加えて出てくるおばちゃんたちの毒々しさも天下一品。メジャー映画ではなかなかないのではないでしょうか。よく出来た、いやよくぞ作った作品と思いますが、個人的にはどうも後味悪すぎ。さすがに何回も観ることはできません。 【モートルの玉】さん 6点(2003-06-15 06:48:22) |
27.とてもアメリカンニューシネマらしい作品だと思いました。寒さと陰鬱さを表わす冬の都会と、ラッツォが想像してる望み通りの暖かい楽園のフロリダ。この対比で二人の中にある挫折や孤独、ごまかしや逃避がいっそう鮮やかに伝わってきたように感じました。想像の中のフロリダで、いつも一人で楽しんでたラッツォが、いつしか二人で楽しそうにはしゃぐようになっていく。暖かなフロリダは、本当はすぐ近くにあったのかもしれないと思えてなりません。皮肉っぽいほど淡々とした曲調のテーマがいつまでも耳について離れません。どうしよう。 【ロバちゃん】さん 9点(2003-06-03 15:25:55) |
26.最近、この手の米映画ないですね。救われない”U.S.A”の面々、みなさんに知ってもらいたいです。 【chiyo】さん 8点(2003-04-29 18:03:48) |
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25.言いたいことわかるけど余りにも暗い。 【コルソ】さん 1点(2003-04-27 08:50:09) |
24.西部劇かぁ~ と思って観たので、ストーリーの深さに思わず引き込まれました。とても良く出来た(ちょっと「おいおいありえないっしょ」というシーンがあるものの、それもこういうタイプの映画の良さ)展開と結末だとおもいます。ホフマン君の最後は、暗いけどあれが映画としてはベストな締。ボイトのその後を描かない所も、スマートで好き。それにしてもジョン・ボイトとアンジェリーナはそ~~~っくり! 口元が特に! DNAって不思議・・・ 【ともとも】さん 8点(2003-04-15 06:48:17) |
23.せつない。せつないよ。退廃した都市の中で、いつのまにか芽生えた友情。何度も彼らは夢を見る。暖かいマイアミで走り回る夢。椰子の木模様のシャツを買ってきて、「これが最後の1枚だったんだよ」と、バスの中で渡すシーンにじーんとしました。ほんの小さな思いやりだけれども、そのさりげなさが。 【あでりー】さん 9点(2003-04-14 20:47:55) |
22.ジョン・ボイトが私のイメージするカーボーイ像ではなかったのが残念。ダスティン・ホフマンはアル・パチーノみたいでカッコよかった。ストーリー的にはラッツォが惨めで可哀相であまり受け付けなかった。始まりはニルソンの歌でほのぼのしてたのに。 【kett】さん 6点(2003-04-06 00:04:51) |
21.当時のベトナム戦争の影響で退廃的なアメリカの世相が、今の日本と似てなくもないかな、と素直に感じた作品。名優2人の演技も良い。ところでジョン・ボイトって急に年取るタイプかな? 【いかりや800】さん 7点(2003-02-12 03:53:29) |
20.二時間程度とは思えない程密度の濃い内容。そして、せつなすぎる。 【IKKI】さん 10点(2003-02-08 14:38:48) |
19.良い作品ですね。かなり前に見たんですけど、自分の体験のように記憶に残っていますもん。やはり、。この作品は、ダスティン・ホフマンでしょう。器用な役者ですね~そそ。あの挿入歌もいいですね。しみじみとした気持ちになります。 【とーる】さん 10点(2003-02-02 05:24:49) |
18.カウボーイをホモ呼ばわりするシーンは“もう西部劇を撮る時代ではないんだよ”という製作側のアピールなのかもしれない。 【眼力王】さん 8点(2003-01-20 00:42:55) |
17.自分達の生活が安定している現代人にとってみれば、「何かをする」ってことに一生を賭けていた若者もいたんだなあって・・・。ジョーが、打ちのめされて野良犬になってく姿が、哀れで、男の子って可愛い、と思える佳作です。 【あんこ】さん 8点(2003-01-09 11:03:35) |
16.オープニングでは金持ちの婦人のヒモになるというトンでもない夢を抱えてニューヨークに旅立つという軽い感じで始まり、そこからニューヨクまでのバスで主人公の過去のトラウマが少しずつ明らかになっていく。ニューヨークという都会の中で結局田舎にいた頃と何ら変わっていない自分。食いぶちに困り店頭の”皿洗い募集”のポスターを見るとそこには今の自分の姿が映っている。こういう現実的なシーンに打ちのめされました。しかも主人公はどうやら田舎で自分の彼女悪い仲間にレイプされて関係を続けられなかったり、育ての親に捨てられ堕落した祖母におもちゃの様に育てられいたりしているんですよね。そういった過去を振り切る意味で都会に出てきて人生をやり直そうとしている。そこで現実という壁にぶち当たる。何とも辛い物語です。サギ師の友人も公衆電話の釣り銭をあさったり、かっぱらいをしたりして生活しているどうしようもない人間。しかしいつしか二人には連帯感が生まれ共にフロリダへの夢を目指し生活していく。フロリダへ行ったら全てが変わるとありもしない事に夢を膨らませる。”夢”という虚構を見つづけ、”現実”を見られない若者達の空しさがひしひしと伝わってきました。ラストでカウボーイ姿を捨てる事になった自分の惨めさ、そして衰えいく体を酷使し夢を見たまま死していく悲しさ。しかしホントに悲しいのはやっぱり友を失い、これから一人で現実に立ち向かわなければいけない主人公でしょう。 【さかQ】さん 7点(2002-12-09 01:46:18) |