5.ジョン・ボイドのアホなところがいい。ホフマンがかわいそすぎ 【BAMBI】さん 7点(2003-11-06 15:24:50) |
4.人間的には嫌いなタイプの主人公なんですが、作品全体の雰囲気みたいなものは結構好きかも。浮かれた作品じゃなくて、現実の哀しさ、厳しさ、せつなさが垣間見えるアメリカン・ニューシネマらしい逸品ですね。 |
3.当時のベトナム戦争の影響で退廃的なアメリカの世相が、今の日本と似てなくもないかな、と素直に感じた作品。名優2人の演技も良い。ところでジョン・ボイトって急に年取るタイプかな? 【いかりや800】さん 7点(2003-02-12 03:53:29) |
2.オープニングでは金持ちの婦人のヒモになるというトンでもない夢を抱えてニューヨークに旅立つという軽い感じで始まり、そこからニューヨクまでのバスで主人公の過去のトラウマが少しずつ明らかになっていく。ニューヨークという都会の中で結局田舎にいた頃と何ら変わっていない自分。食いぶちに困り店頭の”皿洗い募集”のポスターを見るとそこには今の自分の姿が映っている。こういう現実的なシーンに打ちのめされました。しかも主人公はどうやら田舎で自分の彼女悪い仲間にレイプされて関係を続けられなかったり、育ての親に捨てられ堕落した祖母におもちゃの様に育てられいたりしているんですよね。そういった過去を振り切る意味で都会に出てきて人生をやり直そうとしている。そこで現実という壁にぶち当たる。何とも辛い物語です。サギ師の友人も公衆電話の釣り銭をあさったり、かっぱらいをしたりして生活しているどうしようもない人間。しかしいつしか二人には連帯感が生まれ共にフロリダへの夢を目指し生活していく。フロリダへ行ったら全てが変わるとありもしない事に夢を膨らませる。”夢”という虚構を見つづけ、”現実”を見られない若者達の空しさがひしひしと伝わってきました。ラストでカウボーイ姿を捨てる事になった自分の惨めさ、そして衰えいく体を酷使し夢を見たまま死していく悲しさ。しかしホントに悲しいのはやっぱり友を失い、これから一人で現実に立ち向かわなければいけない主人公でしょう。 【さかQ】さん 7点(2002-12-09 01:46:18) |
1.まさかラッツォ死んじゃうなんて、、、、。それでいてあの有名な音楽が切ないよね。タイプ的には「明日に向かって撃て」ですかね。回想シーンや映像表現がとても斬新でした。すごく人間くさい映画ですね。個人的にはパーティーの堕落した人達のシーンが印象的でした。 【あろえりーな】さん 7点(2002-04-29 13:03:59) |