4.ミステリー色がかなり強い西部劇。事件が起こり謎解きをし、最後に種明かしが入って全てが一本の線に繋がるという、まさにミステリー小説を映像で観ているという感じの西部劇でした。メインの見どころは当然ストーリーですが、そこに女性関係という変数が絡み主人公にとって重要な働きをするというのはいつも通り。駅馬車で爆走や酒場シーン、銃要素も当然ありますが、それらを期待して観るというよりはストーリーを楽しみたいという人向けの作品かと思います。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-17 19:15:51) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 日本にとっては、戦後初公開の西部劇ということで、記念的作品らしい。 普通に、と言うよりは、結構ややこしい権利関係の物語。西部劇って、かなりの数が、土地の権利をめぐるイザコザなんだなと、改めて思う。やはり、国の急速な拡大というのは、それだけイビツな事態を引き起こすという事だろう。 リアルといえば、リアルなんだろうけど、「拳銃の町」という割には、最後に悪漢を銃でやっつける描写がなく、ちょっと物足りない。穏やかなテレビドラマを見ているようだ。尤も、このタイトルは日本人が勝手につけたものだから、文句をいうのはお門違いだけど。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-22 03:01:36) |
2.西部劇のジョン・ウェインが大好きなので、彼主演の作品ならどんなにつまらなくても、6点以下は付けなくないなと(笑)「戦後日本で初めて公開された西部劇」という歴史的価値?を除けば、ごくごく普通の出来だと思います。当時の占領軍の意思が働いたのかドンパチも殆どないし。その代わりいかにもウェインらしい、豪快な殴り合いシーンが用意されているので退屈はしません。登場する二人の女性=鉄火肌で気性の荒い女性と心優しい淑女=名作「荒野の決闘」にも通じる、ヒロインの対照的な性格設定もわかりやすくて良いです。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-10 13:52:10) |
1.久しぶりのジョン・ウェイン、若いっすねぇ~。188cmも背があるしいかつい格好されちゃ、そらカッコイイに決まってんじゃん。戦後初めて日本で公開された西部劇ということで「駅馬車」みたいな派手なアクションもなく比較的静かな西部劇といったところなんですが、ウェイン以外にもジョージ・ヘイズやエラ・レインズ、ジョン・フォード映画でお馴染みウォード・ボンドなどが個性的な役柄で出てくるのでちょろっとコメディもはいって結構楽しめました。どのへんが「拳銃の町」なんかはわかりませんでしたけどまぁいいか。 |