51.戦争さえなければポーレットは少なくとも幸せに暮らせたのに。ポーレットのこれからの人生を思うとかなり切ない。 【ゆきむら】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-30 16:11:41) (良:1票) |
50.淡い恋に始まった2人の奇行。幼い女の子にも魔性は棲んでいる。幾度となく映される笑顔のアップ、すごいでしょ?でもあれは演技ではなく彼女の天性で、あの幼い瞬間にしか存在し得なかったものだということが作品の魅力を掻きたててるような気がしてなりません。駅について初めて「ママ…」と声に漏らす彼女。ラストもばっちり私の心をつかんで離さない、良作です。 【SAEKO】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-21 21:29:00) (良:1票) |
49.派手な戦闘シーンこそありませんが、切々と訴える見事な反戦映画です。冒頭、ドイツ軍戦闘機の攻撃により両親を失い孤児となる少女ポーレット。少年ミシェルと出会い、のどかな農村にある彼の家屋で束の間の一時を過ごす。しかしここでも大人達は、隣家なのに憎しみ合い小さな戦争をしている。子供達が出来るのは、十字架を立て死んだものへお祈りを捧げるという“禁じられた遊び”だけ。やがて引き裂かれる身となる二人。出会いと別れ。視点を変えて見ると、切ない初恋の映画ともいえます。そして、涙なしでは見られない有名なラストシーン。ナルシソ・イエペスの哀切溢れるギターと共に、ポーレットの悲しい運命をも想像させてしまう。“戦争”という二文字が罪のない人間の命を奪うだけではなく、残された子供達の人生をも奪ってしまう。一度起こしたら最後、取り返しのつかない結果をもたらすということを名匠ルネ・クレマンは見事描き切っている。文句なしの10点満点。 【光りやまねこ】さん 10点(2005-01-25 11:43:07) (良:1票) |
48.戦争によって両親を亡くし、“死”を知り、悲しみを覚えたポーレット。そしてポーレットの死者に対しての思い遣り、優しさの考えが幼く切なくなった。 【ボビー】さん 8点(2004-08-16 09:36:38) |
47.あぁ、見てて切なくなるよ。 【魚弱】さん 10点(2004-07-26 02:39:29) |
46.これは反戦映画やと思うねんけど、この手の映画にありがちな、お涙頂戴の映画とはちょっと違う感じがした。「はい、ここ泣くとこですよ」って雰囲気がほとんどないような気がして。だけど観てて、なぜかずっと心のどこかが、せつないねんな~。正直、俺は泣けんかったけど、それゆえに、あのあさっりしてるが衝撃的なラストを迎えた後、心に残った悲しみを泣くことで浄化できずに、せつないまま余韻を残すってゆうか、引きずって忘れなくさせてくれたわ。だから終わった後に冷静に、ポーレットのその後の運命と一緒に戦争のことを考えてまう。この映画ほんま深いな。後、俺は子供達のしたことが残酷な遊びにはなぜか思えんかった。死んだ犬をさびしがらせないようにした、常識に囚われない人間の本来ある気持ちの一つの表現のような気がした。ちなみにフクロウは何気にいい感じでした。 【なにわ君】さん 10点(2004-05-05 14:47:30) (良:2票) |
45.子供の視点からの戦争モノってのは特に考え深いものがあるな、と。 その純粋さ故に戦争の悲しみがより一層感じられる。 あのラストシーンもとても衝撃的で、決して忘れられない作品となった。 そういえば昔、「世にも奇妙な物語」でこれをパクッたのがあったなぁ。 タイトルそのまんまで。 【BROS.】さん 7点(2004-04-01 02:25:35) |
44.金字塔だと思う。 (ビデオ) 【zero828】さん 10点(2004-02-25 22:17:33) |
43.子供なりに死というものを理解するためにお墓を作ってる事が大人からしてみればいけない=禁じられた遊びって云うのが深い。お墓に立てるための十字架をミシェルにねだるポレットはなんかわがままな都会っ子って感じで少し共感というか感情移入できませんでしたけど、ラストにそのミシェルからも引き離され一人で「ミシェル!」といいながら駆けて行く姿には少し感傷的な気分になりました。 |
42.子供の視点から見た戦争がいかに残酷であるか。彼らが純真であればあるほどその重さがずしりと心にのしかかる。観ていてとてもつらく悲しくなる。何度も観たいと思わせる娯楽要素はまったく皆無だ。しかしひたすら静かに訴え続ける映画であり、一度観ただけでも一生忘れることはないだろう。映画史に残る衝撃作であり名作。 【HARVEST】さん 9点(2004-01-27 15:21:10) |
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41.悲しい。本当に戦争は悲しい。死の意味を十分に理解できず、無邪気に十字架を集める子供達。更にナルシソ・イエペスの曲。そしてラストの「ミシェル!ミシェル!」…泣くなっていう方が無理です。 【Ronny】さん 9点(2003-12-13 23:54:14) |
40.ナルシソ・イエペスのテーマ曲が耳に残りますね。冒頭で、両親が死んでしまうシーンが強烈。 【ムレネコ】さん 6点(2003-12-13 01:18:50) |
39.おじいちゃんが『禁じられた遊びにジェームズ・ディーンが出てるぞ~~~』って言ったから思わず見てしまったけど、出てないじゃん(笑)でも、こういう子供が繰り広げる内容は好きなので、素直に楽しめた。 【アンナ】さん 6点(2003-12-06 21:46:39) |
38.中学生の時の担任がどうしても見せたかったらしく、ワザワザ映画館に頼んで学校で上映してくれた。担任は満州で終戦を迎え、それまで隣人であった、ごく一部の中国人の日本人殺人を間近で見せ付けられ、逃亡の末日本に帰国したと言う。そのためか、担任は教師としては最悪の部類に入るほど、強権主義者で無慈悲な人間だった。幼いとも言える時期にこの映画を観た私であるが、明確に覚えているのはBf109による機銃掃射だけ。その他はあまりの暗さに絶句して、ほとんどのストーリを記憶から抹消していた。今、観返しても暗い印象は変わりがないが、少しだけ良さが判ったような気がした。それだけ年をとったという事なのだろうか? 【クルイベル】さん 6点(2003-12-05 11:24:40) |
37.すごく好きな作品です。最後のミシェルを呼ぶ声が耳に残ります。この頃の時代は今とは全く違うので親子の繋がりとか、ちょっと怖いです。 |
36.んーよく出来てるとは思うが、悲しすぎた。おれあんまり救いようのない映画って出来とは別にして、見ててしんどくなる。子供のあどけなさが更に胸につきささる。子供に罪はない。 【アルカポネ】さん 6点(2003-11-24 01:09:34) |
35.本日初鑑賞。確かに悲しい主題の映画だけど、まわりの大人たちの生態を、(大人の愚かしさというものを表現するためか)むしろユーモラスに描いている部分が随所に見られるのに少し驚いた。親子の様子を見てると、同じフランスの田舎が舞台の「わんぱく戦争」を思い出しさえする。だからそんなに暗鬱な映画という印象は受けなかった。感性が鈍ってるんだろうか‥‥。嘘をつくと鼻が動くといわれて鼻を隠そうとするシーン、(大人をナメきってる今の日本の子供と違って)疑うことを知らない子供の純真さがよく出てました。あと、有名な主題曲は劇中にあんなに何度も流すより、ラストシーンだけにたっぷりと聞かせるほうがよかったと思うんだけど‥‥ |
34.あまりに可哀相で、泣くのを通りこして気持ち悪くなってしまいました...。音楽を聴くだけで心か暗くなってしまう...。 【レイラ】さん 6点(2003-11-20 21:33:09) |
33.戦闘場面は全く描いてないのに、深く戦争の悲しみを感じる。いつでも真っ先に犠牲になるのは子供をはじめ弱いもの。静かに無言で抗議する監督の声なき声が聞こえてくるような気がする。戦争孤児になってしまった子供たちの哀れを一層誘うのが繰り返し流れる「禁じられた遊び」のイエペスのギター。あのメロディを聴くたびに条件反射で泣けてしまう。ラストの雑踏で迷子になって「ミッシェール、ミシェール・・」と呼ぶ女の子の姿がかわいそうでまた涙。 【キリコ】さん 10点(2003-11-06 08:59:22) (良:2票) |
32.音楽がすべてを物語るね。暗い・・・暗すぎる。重すぎるので好きなテーマとはいえないけれど、この名作にこの名曲ありって感じで、曲は結構好き。 【智】さん 7点(2003-10-29 01:54:21) |