4.原作の雰囲気をそのまま映像化している。自分が生まれる前の作品なので、当時の空気感が伝わってきて興味深かったです。 【TM】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-02-20 09:32:28) |
3.原作に相当忠実な映画化。原作をかれこれ昔読んだときは、面白く感じたし、ちょっと感動もした。最近再読したが、正直読むに耐えなかった。映画も同じ。見ている方がとまどってしまうというか、冷汗が出てくると言うか、全編若気の至り的な映画。昔の厨二病は、今と違って教養あったんだなとは思います。 【えぴおう】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-10-20 23:52:00) |
2.最初と最後に安田講堂事件の東大紛争シーンが入るが、時代背景を物語っているとはいえ、映画とは直接関係ない。あるとすればその事件によって、東大入試が中止になったということだけ。 映画のストーリーはあってなきがごとしの散文的スタイルだが、これは当時のベストセラー芥川賞小説を映画化したものだから仕方がない。おもしろくも何ともない部分もあるが、同年代で大学紛争にも巻き込まれた当時の私にとって感じるところも多かった。 改めて見てみると、主題歌を歌っている佐良直美をはじめ、いしだあゆみ、ピンキーとキラーズなどなつかしい。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-29 20:32:40) |
1.《ネタバレ》 森谷司郎監督といえば黒澤組出身で、「日本沈没」や「八甲田山」といった超大作映画の監督というイメージが強いが、「日本沈没」以前は青春映画を連作していたようで、これもその一本。時代背景なども盛り込まれていてそのあたりは興味深いが、淡々とした山場のない展開に退屈してしまい、どこが面白いのか分からないまま終わってしまったような感じで、はっきり言ってつまらなかった。原作は当時の若者に支持されたらしいので、公開当時にリアルタイムで見ていればまた違ったかもしれないがそのころまだ産まれていなかったし。それと、個人的な話になってしまうが、冒頭で死ぬ主人公の飼い犬が犬種は違うが、わが家で飼ってる犬と同じ名前だったのはまったくの偶然とはいえやはり嫌な気分になってしまった。森谷監督の青春映画を見たのはこれが初めてだったのだが、これを見て森谷監督のほかの青春映画に興味がわくかといわれれば、うーん、ちょっと微妙かもしれない。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-11-23 14:08:06) |