7.アメコミ映画は『スパイダーマン』や『バットマン』(特に『ダークナイト』)以外は駄作が大半だけど、これは素直に良い出来だと思いますね。ストーリーがありがちじゃないかって?いや、コレでいいんですよ。第1作目だから。むしろ凝られた方が嫌かも!ストーリーに関しては2作目に期待です。そして何と言ってもアイアンマンがカッコいいじゃありませんか!無駄の無いデザイン、キュート(?)な着地、そして無敵とも言える強さ・・・まさに王道中の王道のヒーロー映画です。この手が好きなら難なく気に入るでしょう。またキャストの配役も◎。ダウニーJrとグウィネスの2人を見るのは久々でしたが、良い意味で変わって無くて安心しました。スキンヘッドのジェフ・ブリッジスも敵としては申し分ないですね。あと音楽もAC/DCの“Back In Black”が流れた時点でヤラレました・・・まあ、とにかくいい映画です。甘めに8点! 【ピルグリム】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-10-29 18:59:07) (良:3票) |
6.アイアンマンがめちゃくちゃカッコイイ。デザイン自体はレトロな雰囲気も醸し出しているが、全身からミサイルやら何やらいろんな武器を繰り出し、敵を次々と撃破していく姿にカタルシスを覚えない男の子はいないだろう。空を飛べば戦闘機よりも早く、どんなに巨大な敵に大しても堂々とぶつかっていく姿はまさに正統派のヒーローである。とにかくかつてロボットや特撮に親しんだ男の子や、こういった爆弾ドカドカ系の作品が好きな人にはかなりお勧めの一本。特に特撮はよく出来ていて、前半のジェリコミサイル(クラスター弾)の迫力はケタ違いだと思う。続編にも期待します!! 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-06-11 19:25:38) (良:2票) |
5.アメコミだし、スーツのガンジョーさへのツッコミはともかくとして、圧倒的なパワーで気分爽快なアイアンマンの動きにしびれました。むかし、うちの近所に『小僧寿し』という寿司専門のお弁当屋さんがありまして、あるときキャンペーンで自分の似顔絵を描いて一番うまい子には、(店の人が段ボールで作った)巨大ロボットをプレゼント!という企画があり、当時ちびっこだった僕たちは、そのカッコイイ巨大ロボット(ただし素材は段ボール)がどうしても欲しくて欲しくてしょうがなく、友だちみんなで鏡を見ながら似顔絵を描いた懐かしい記憶を思い出しました。しっかし、一番最後の記者会見でトニー・スターク社長が言い放った一言は、ヒーローを夢見る男の子にとっては、言いたくて言いたくてしょうがない一言で、非常に共感をもてた(笑)。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-03-20 06:51:02) (良:2票) |
4.こういったストリー重視ではない映画でここまで楽しい映画は非常に稀です。とにかく興奮します。どちらかというとラストのアクションより、アイアンマンの製作過程の方が個人的には楽しめました。男子は興奮間違いなしです。 【走馬灯】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-08-31 20:23:37) (良:1票) |
3.ひええ、面白れええ。結構なめてたのに。自分の好みにばっちりはまるな。アイアンマンや敵方のスーツの意匠もいい。質感高いし。CGもアジアも都会も描きがいい。飛行シーンが少し物足りないかな。人物キャラなど人間関係もベタぽいとこあるけど、ゆえかはまってるなあ。トニー、天才で金持ちでエッチでいいかげんで正義漢でいいキャラ設定だな。シルバーのアウディ、この作品の作風にマッチしてたな(笑)。好みなんで1点おまけした。大甘だけど。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-07-06 22:44:25) (良:1票) |
2.主人公のおっさんがカッコイー!! 【虎王】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-09 01:38:14) (良:1票) |
1.面白かった。 正直今更新しいヒーローとか言われてもな、って思ってたんですがこのキャラ造形が絶妙なところを狙っていて大変良い。 映画化のスタンスも、純粋に映画として完全に分離した商品としてではなく、原作との連携を前提としている作りが潔いし楽しめると言う点で良くできてると思う。
演出面でロボコップのような画作りがちらほら出てきたように思うけど、偶然なんだろうか。オマージュっぽくてなんか楽しめた。 パワーバランスの作り込みが非常に秀逸で、常に不足感を感じるように見てる側にプレッシャーを掛け続ける展開には舌を巻く。 アクションに頼らないアクションシーンや、CGを大事に扱う画作りなど本当に良くできてる。 悪人をいじめの道具に置き換えて、ひたすら暴力を楽しむ昔気質のアクション映画だったらどうしようかと思ったけど、すべてではないにしろ物を作るプロセスや勝つプロセスに重点が置かれていて安心。
悲壮感が無い、と言う点でストーリーに意外性や主張の深さは全然無いようにも思えるけれど、トレンドとして悪の概念をもう少しリアルなテロリストのありようと合体させたところはアメコミ物として新しかったと思う。 もう少し具体的でも良いように思うけど、現在の技術でそうするとコミックの良さがスポイルされるのかも知れないな、などと思った。
最終決戦のプロットも凄く良かった。 性能で劣る相手をわざわざ全力でボコボコにして蹂躙するようなヒーロー像をわざわざ作って、徹頭徹尾客の心の弱さにつけ込むような作りにしなかったのは安心。 それにしても汚いオッサンにしか見えない主人公が金と立場と、主人公特権の超天才というアイテムをつかって事件を巻き起こすという、神話から受け継がれるほど古くてかび臭くて、努力臭が全くしない化石のような話なのに、それでも面白く感じるというのはやっぱり人間てそういうのを望んでいるんだろうか。
そういうことを知り尽くしているからこそこういう物を作れるんだと思う。そういう意味でやっぱりハリウッドはヨーロッパの文芸作品群と比べるとプロとしての純度がなんか違う様に感じる。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-04-12 18:37:45) (良:1票) |