7.《ネタバレ》 レンタル店でオリジナルの1951年版(監督ロバート・ワイズ)もいっしょに出ていたので、オリジナル版を先に観る。こちらは、東西冷戦、原子力爆弾競争に世界が突入した時期で、それに発する人類滅亡の危惧とストレスが背後にあったとみえます。ところが、半世紀後のこのリメイク版では、当然問題もちがっていて、東西対立でなく、地球環境のためには人類が滅亡するのが一番、という環境問題にテーマがシフトしておりました。映画としては、たいした出来でもないと思いますが、ここの問題意識の変化が、いかにも現代という時代をあらわしているのでしょう。 【goro】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-24 00:52:59) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 なにかもう私の脳裡には「やけくそ」という字のみが浮かんでくる悲しさ。 そう、「どうせFOX」なFOXだから期待をしてはいけないのです。 それは当然ですが、あまりの手抜き、というかユルさに「やけくそ」さを感じるのみですね~。ペプシマンが登場したときには、あまりのことに冗談としか思えず腰が抜ける。 やけくそなFOXがTVドラマの合間に「ついで」で作ってみた、というような位置づけが正しいのでしょうが、そんなものになんでキャシー・ベイツとかキアヌとかジェニファー・コネリーというビッグネームがブッキングされている?? そこが最大の疑問でした。 ようするに業界が(も)不景気なのですたぶん。 もうビッグネームといって作品を選んでいられる時代ではなくなったのですたぶん。 そんでなきゃなんで見るからにスタッフが低コストなFOXやけくそムービーに彼らが出るでしょう。 アメリカの一大産業であるエンターテインメント界も、「斜陽」に来ているのです。 これからは、驚くようなビッグネームがどうしょうもない作品にどんどこ出ることでしょうから、びっくりしないようにしましょうね。 それはそうと、最近はすっかりお母さんキャラが定着した(というかもうそれしか役が来ないんだろう)コネリーですが、またしても違和感を発散しまくっていました。 なにがいけないって、あいかわらずのガリガリモデル体型を維持しちゃっているところですね。 もうものすごい食事制限をしているのだと思います。白人女性がフツーに西洋食を摂っていたら絶対にあの体型にはなりません。「拒」という字さえ近いかもしれません。そうまでして体型を維持することが、かえってリアリティをどんどん損なって己の出る作品をダメにしていることに彼女は気がついていないのだろうなあ。 ジェニファーよ、必死の努力が裏目に出ることもあるのだぞ。ちっとなあ、ヨーロッパの女優の体型でも勉強して、リアリティについて考えてみたら。だいたいあーたのキャラだとSATCみたいなシングル女性の役はまわって来ないんだし、モデル体型維持するメリットあんまないと思うし?
【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-10 18:53:16) (笑:1票) |
5.最初から最後まで緊迫感のない展開。 この映画を見た後にここでレビューする間にストーリーを半分忘れかけるくらい印象に残らなかった。 勝手に宇宙人がやってきて、勝手に納得して去ってゆく。結局何を伝えたかったのか・・・? このストーリーのように全人類に地球破滅の警告をするよりも、この映画が面白くないことを私は警告したい。 【ひまわり】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-08-02 17:44:25) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 一市民がキーマンとなって、極めて個人的な事情を世界規模の危機と絡ませて、クライマックスに持ち込むという、いかにもアメリカンなパニック物にありがちなストーリーは、もう古いとしか言いようがない。1951年の「地球の静止する日」(「が」と「の」が違う)のリメイクらしいが、題材や基本的な設定が古いのは仕方がないとしても、CGで映像の迫力を出すことばかり金かけて、ストーリ展開が使い古したパターンじゃ駄目でしょ。しかも、原作物(見たことないけど)の突飛な設定や理詰めでない展開を、リメイクで説得力を持たせるとか息をも付かせぬテンポで乗り切るような脚本にするというような詰め方が全然されていないように感じられ、納得いかないストーリー展開だらけで、日本の怪獣特撮映画並みの理不尽さを感じる。日本の怪獣特撮は、そういうものだとはじめから割り切って見られるから、そういうところを含めて楽しめるのだが、こっちは、コミカルなシーンが全くなくシリアスな大作風に作ってある分、見終わった後のがっかり感が大きかった。シリアス路線で比較しても、平成ゴジラや平成ガメラのほうが充分にクオリティは高いだろう。この設定、展開は、コミカルアクション路線の脚本で作らなきゃ駄目だと思う。 【nobo7】さん [DVD(吹替)] 3点(2009-07-22 18:34:53) (良:1票) |
3.もしこの映画を友人や知人が観ようとしたならば、僕は本気で制止します。この映画を観たら最後、あまりのひどさに正視に耐えられず、心臓が静止し生死にかかわるからです。 【8bit】さん [DVD(吹替)] 2点(2009-06-12 21:50:40) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 う~む、環境のことを考えようというメッセージはわかるが、どうにもストーリーが腑に落ちない。この地球外生命体とやらは、本当に知的なのか少々疑ってしまう。ノアの方舟で生命を救済する前に、もっと人類のことを科学的に調査するべきじゃないのか。中国人のおっさんただ一人の判断で人類が滅ぼされたり、また逆にクラトゥただ一人が一組の親子を垣間みただけでそれが覆ったりと、やろうとしてることがウルトラスケールなのに、それをする宇宙人たちの行動のなんたる稚拙なことか。話が壮大なだけに、その活劇のスケールの小ささがどうにも気になって仕方なかった。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-05-02 23:19:12) (良:1票) |
1.意外なことに実に楽しんで見てしまいました。キアヌ・リーヴスとジェニファー・コネリーに魅せられて、私の思考が静止する日でした。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-30 00:57:43) (笑:1票) |