5.反戦運動で沸く60年代のアメリカを舞台にした、若者たちの青春を描いたミュージカル。選曲はすべてビートルズで、サイケな雰囲気が楽しめた。かと言って筋が破綻しているわけでもなく、途中に冗長な箇所も感じられるもののバランスが取れた構成になっている。 改めてビートルズが偉大であることを確認した。色々な雰囲気の曲があり、それぞれが登場人物の感情を引き出せている。喜怒哀楽それぞれに対応した曲があるというのはすごいことだ。 曲をうまく活かした演出も巧みだ。特に「Strawberry fields forever」や「Happiness is a warm gun」の使い方は秀逸。ここでこの曲か!と意外性を感じさせながらも歌詞はその場面にぴったりとあっているから不思議だ。小ネタでは「She came in through the bathroom window」が台詞として使われていたりするのも面白い。 ミュージカルは人によって好き嫌いがあるが、複雑な感情の動きを表現することは放棄しているから、何も考えずに映画の世界に浸れるところが好みだ。小難しい理屈など放り投げて、突き抜けたように自由な気持ちにさせてくれるこの映画はミュージカルの良いところが十二分に発揮されている。All you need is love! 【枕流】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-19 18:21:01) |
4.《ネタバレ》 これはビートルズ好きにはたまらないでしょう。曲のアレンジも秀逸で特に「Helter Skelter」は気に入った。それと、最後の「愛こそすべて」も素晴らしかった。全体的には若干散漫な印象もあるが、まったり観るには丁度よい一本だと思う。 【mickey】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-08 03:47:27) |
3.《ネタバレ》 ビートルズ・ファン、音楽ファンならばニヤリとさせられる場面満載。ただオリジナルの歌詞に引きずられた強引なストーリー展開が鼻に付く部分も有り。ちょっと長すぎで後半だれたが「ヘイ・ジュード」で引き締まった。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-24 00:19:03) |
2.前半、ストーリーの展開は強引ですが後半はうまくまとまっていたと思います。映像が綺麗で面白いです。前衛的なダンス!?はいらなかったかも・・・ 【じょーー】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-01-15 17:14:04) |
1.《ネタバレ》 2007年のドラッグムービー。何で今さら?観客を置いてけぼりにする映像。ストーリーは青春ラブストーリーで気持ちいいし、ビートルズの曲を歌詞変えないであれだけストーリーにぴったり組み込んだのはよくやったと思う。自分はビートルズヲタなので歌詞とストーリーを当てはめる作業はさぞ楽しかろうと思った。60年代ロック好きならにやりとする、というかべたべたすぎる登場人物やネタも素直に楽しめた。でも、ぬぐいきれないのが、なぜ今さら?あー、あとプルーデンス、あまりに女子の好みがバラバラです。女なら誰でもいいのかと。 【リムコフ】さん [試写会(字幕)] 7点(2008-09-06 00:49:49) (笑:1票) |