4.何よりテーマがしっくりきました。作りもよいです。 【こね】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-01-29 22:06:17) |
3.北野映画の中でもかなりの良作。あの寂しげな雰囲気、北野のセンズに驚かされる。セリフも少なく、感覚で訴える。この映画、好きな人はかなり好きなんだろうな。 【朴モグタン】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-07-14 11:16:10) |
2.ガンガン人が死ぬけどまったく頓着されていないのがすごい。美大仲間(?)の無茶っぷりには不謹慎ながらつい笑ってしまった。芸術に生きるって命がけなのね、と凡人の私は思うわけだが、芸術家にとってはただ単に強烈な表現欲に突き動かされて生きていると、自分や他人の命に頓着している暇がないのかも、と思った。またそれが世に出て花開くかどうかは本人の実力以上に運に左右される面が大きいのだろう。運が良ければ岡本太郎コース、悪ければ真知寿コース。でもどっちが幸せかは本人にしか分からない。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-07-16 13:52:03) |
1.前二作に比べれば遥かに分かりやすい映画でした。これってある意味『HANA-BI』に次ぐ二度目の総決算映画じゃないでしょうか。自作の絵が大量に出てくるからというだけでなく、屈折した愛のかたち、微妙なギャグ、芸術というものに対するスタンス、そして生と死の問題など、『HANA-BI』以降の作品の要素が随所に見られます。しかし辿り着いた結末は『HANA-BI』とは全く正反対。何と言うか、これほど生きることに対して肯定的な北野映画を観ることができるとは想像もしませんでした。ラストシーンも本当に最高です(あの空き缶の蹴り方がまた絶妙!)。 【とかげ12号】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-10-26 18:37:21) |