1.キタノ映画ファンという視点から言えば、今までになくフツーな映画だった。内容がというより絵作り、音作りにおいて。 カット割りやカメラワークが巷にあふれるテレビドラマのように平凡で、今までの(特に初期の作品のような)ハッとさせられるような瞬間がひとつもないまま終わる。観客に対してわかりやすくするためだけに安っぽい絵作りにあえてする必要があったのか大変疑問だ。 とはいっても、たしかにこの映画は紛れもなくキタノ映画。北野武にしか撮れない類の作品だと思う。次に期待を込めてこの点数。 【とと】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-24 19:54:25) (良:1票) |