4.おいらも母親に見られていたのかな。 【みみちゃん】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-30 00:52:43) (笑:3票) |
3.まず、私は大槻ケンヂの原作本が大好きです!(特にグミ編) そしてその映画化と聞きDVD化を楽しみにしていたのがこの映画でした。
映画も原作ファンでも中々楽しめる内容でした♪ 初見の方ならばかなり新鮮な内容だったのではないだろうかと思います。
ここからは原作も含めた「グミ・チョコレート・パイン」(以下グミチョコ)の魅力について書きたいと思います。
一般的に青春映画というと、そのほとんどが部活などにその情熱を捧げるスポ根作品、あるいは学生ながらに素敵な恋に青春をかける恋愛作品に分けられるとするならば、この作品はどちらかというと、後者の恋愛作品といえるでしょう。
ただ、個々で描かれている主人公とヒロインの間にはとても埋められそうもないヒエラルキーが存在するのです。 そこの描かれ方が原作含めこの映画の一番面白いところなのではないかと思います。
日本人は確かに国民としては平等に扱われているかも知れませんが、 日本の高校には確かに見えない(恋の)カースト制度存在すると思います!
そして、今までの青春映画ではそのカースト制度のスードラ、すなわちモテない帰宅部に属する学生たちが表に出る事はほとんどありませんでした・・・。
そんな彼らにスポット当てただけでも、グミチョコの存在意義はあります!
ただ、そんな彼らに本当ならばクラスの南ちゃん(この作品の山口美甘子)が振り向いてくれるはずもないのが現実です。 だって同じクラスには男前でスポーツも出来るたっちゃんみたいな男子がいるはずだから・・・。
でも、この作品では「映画」というファクターで主人公の大橋賢三と山口美甘子が心の通う友達(ここ重要!)になってしまうのです。恋のカースト制度に反旗をひるがえしたわけです。
なんて素晴しい☆
ただ、若干映画版だと主人公である大橋賢三の悶々とした感が、オナニーシーンだけで済まされているのが残念でした。 原作だと彼はもっと病んでいます・・・。黒いマントの男とか出てくるんだけどな。 あえて言うならばそこが若干残念でした。
でもこの映画には間違いなく、美男美女、運動部という言葉では決して語られないであろう悶々とした青春が描かれています。
ある意味独特の存在感を放つ青春映画です。 観て損はないと思います! 【吉祥寺駅54号】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-12 21:24:11) (良:2票) |
2.ちょっと泣きそうになった。学生時代、映画ばかり観ていた。ロメロにカーペンター。学校の連中はつまらない奴ばっかり。友達なんかいない。でも好きなコはいる。一度も話したことのない女の子。20年後、風の噂で彼女が死んだことを知った。自殺らしい。でも彼女はぼくのことを1ミリだって覚えていなかっただろう。ぼくはもう地元を離れ、結婚していた。つまらない大人になっていた。でもぼくは、彼女の笑顔を忘れない。あれ、何の話だっけ?『グミ・チョコレート・パイン』。そう、それはぼくの物語に他ならない。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-17 21:39:13) (良:2票) |
1.主人公が痛々すぎて、薄目で見てしまったシーン多数。 ということは、自分の青春に思い当たる部分が多々あるということ。 しかし、だからといって映画として共感できるわけじゃない。 むしろ、主人公にはどうも感情移入できないし、ヒロインも好きになれない。 青春時代の悪い部分に限定してスポットを当てられても、真実味は感じないということ。 ストーリーの根幹となる「事件」についても、納得できない終わり方だし。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-11-14 23:41:26) (良:1票) |