5.《ネタバレ》 シリーズでは最低。ストーリーが破たんしているわけではないが、過去のエピソードに頼りすぎた上に展開が単調。もっとも、過去のシリーズを観てない人は観ないかもしれない。トラップはよく考えられてはいるが、そもそも「ソウ」はトラップを楽しみにする(だけの)映画ではなかったはずだ。 【超ネタバレ】意図的に事前の情報収集をしていなかったのだが、なんだとー、まだ続くのか。トビン・ベルとの契約の噂(5作目まで)とか、ドメイン名(saw5.com までは取得済みで saw6.com は第三者名義で売り出し中)を考えても、これで完結すると思っていたのに。あの箱の中身は何なんだ。メモを置いたのも、結局ストラム捜査官だったのか? 思わせぶりな展開は何だったんだ。ストラム捜査官だって、ジグソウの“ルール”はわかっているのだから、もっと自分の領域で対決すべきだろうし、そうでなくてもルールに従わずに墓穴を掘るな。被験者と回想を除けば、刑事と捜査官しかプレーヤーがおらず、その対決でしかなかったわけで、なんじゃそりゃ。あと、あんなに急激に血液流れ出したら、助かりそうな気がしないよ。それで次もトビン・ベルが出てくるわけ?時が進まないねぇ。追加【ネタバレ突っ込み】最後のトラップ、前の部屋に戻った時点で死体を運びこめばだいぶ改善された気がするな。というか、あのバスタブの水を着衣にでも染み込ませておけば……。 【mohno】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-12-14 21:02:21) |
4.《ネタバレ》 DVDでもよかったかなぁという印象。 だいたい刑事対刑事の対決なんて見たくないのだ。そんなのは王道の刑事アクション映画に任せておけばいいのだ。しかも、各所で言われているけど、スタローンとスタローンで今回は見分けがつくようになったけど暗いシーンだと、お?これはどっちのスタローンだ?と始めなきゃいけなくてめんどくさい。 2のように5人のゲームにもっと尺を割いたほうが面白かったんでは?あの最後に生き残った2人のうち女のほうは、ちょっとだけ手を傷つけてあとは男の出血にまかせる鬼だろうと読んでたんだが違うのか? ホフマンはどうやら1から協力していたようですが。たしかにSAWファンとしては舞台裏も見たいけど、たしかに末期ガンのジョン爺さんじゃ全部セッティングできないのもわかるけど、なーんかあんまり見たくなかったなー。アマンダのときは舞台裏面白かったのになぁ。やっぱ魅力ないスタローンのせいか?それとも慣れ?? どこで完結させるつもりか知らないけど、そろそろすべてに説明がつく、あっと驚くどんでん返しの大団円が見たいです。前作の謎を解いて新たな謎を付すやり方ももういいかげん疲れてきた。 【pb】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-12-09 12:27:38) |
3.《ネタバレ》 レイトショーで安く観て良かった。 そんな作品です。 自分の中ではシリーズ中一番の駄作だったように思えます。 ジグソウの後継者にもかかかわらず、邪魔者だからとストラムを陥れ殺そうとする利己的な考え方が納得いかない。 もしかしたら自分がそう思うだけで、ちゃんと意思受け継いでるのかなぁ。 でももう捜査するなって言われるのを拒否されたからって、助かる術が無い装置をセットするなんて(水攻め) 次作に謎を持ち込んでるので観ちゃうんだろうけど、どんでん返しが無いように思えた今作。 次もこれなら卒業しようかなぁ。 【まさかど】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-12-07 23:25:29) |
2.《ネタバレ》 5人のゲームはなかなか面白かったと思います。逆のことをしろってちゃんと言ってますものね。ホフマンが後継者になるくだりはかなり無理があるような気がします。もうちょっと彼の心理描写を詳しくやって欲しかったなぁ。でもお得意のどんでん返しもないし・・ってことで5点献上です。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-12-07 22:12:40) |
1.《ネタバレ》 このシリーズにはグロ描写だけではない、どんでん返しや意外な伏線をはじめとする脚本の妙がありますが、今回はさほどそれを感じませんでした。元々ここまでシリーズ化させるつもりもなかったと思いますし、どうしてもソウの世界観を壊さないように、無難に後付けしていってるという感がぬぐえません。
今回はラスト付近のどんでん返しも見抜くのが非常に簡単で、全く驚きはありませんでした。5作の中ではラストの驚きの少なさは「3作目」レベル、展開の浅さは「2作目」より下かなという感じがします。
妹への復讐の弱みを握られたホフマンが、一連のジグソウ事件でかなり「ソウ2」ゲームの時点では既に「共犯(not後継者)」であった事が分かり、犯罪者の再犯率に絡め、犯罪者リストをジグソウにリークしていた等、スッキリした部分もある反面、「ジグソウのゲームは更正の道を残す」といった部分で、過去のゲームを振り返って必ずしもそうだったかな?という疑問や混乱も残りました。また時系列もさらに脳内でグチャグチャになりました(ソウ5の5人のゲームと、ソウ1のオデブちゃんがワイヤーに絡むゲーム(車の中で室内の爆発の音が聞こえたけどあれは何・・・)は同時刻?関連性なし?)。
ストラム捜査官は、忠告どおりジグソウの死体の部分から先に行ったから死ぬだろうなというのも分かりましたし(タップ同様、事件に首を突っ込みすぎた罰で)、想像した通りに進んだという意味の肩透かしが大きかったです。もっとこのシリーズには驚きがほしいと願ってしまうのです。最後の箱のところでも、箱の中の方が安全だろうなと直ぐ分かりましたし(個人的にはあそこで真犯人は本当にストラムで、操られていただけのホフマンは死亡なら更にワクワクした)。
元の奥さんに遺した箱の中身、生死が確認できないその他の登場人物など、6作目ではさらにソウの世界は膨らむのでしょうが、この世界が完結する際は「あ、そういう事だったのか!そういう目的で行われていた壮大な計画だったのか!」というスッキリを求めてしまいます。大甘ですが5点。 |