しあわせのかおりの投票された口コミです。

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しあわせのかおり

[シアワセノカオリ]
Flavor of Happiness
2008年上映時間:124分
平均点:7.56 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-10-11)
ドラマグルメもの
新規登録(2008-10-15)【やましんの巻】さん
タイトル情報更新(2019-01-04)【イニシャルK】さん
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監督三原光尋
助監督武正晴
キャスト中谷美紀(女優)山下貴子
藤竜也(男優)王慶国
田中圭(男優)高橋明
八千草薫(女優)永田百合子
沢木ルカ(女優)山下貴子(少女時代)
甲本雅裕(男優)
平泉成(男優)
渡辺いっけい(男優)
山口美也子(女優)
並樹史朗(男優)
徳井優(男優)
山田雅人(男優)
木下ほうか(男優)
松岡璃奈子(女優)
脚本三原光尋
音楽安川午朗
主題歌JUJU「空」
撮影芦澤明子
製作東映(「しあわせのかおり」製作委員会)
電通(「しあわせのかおり」製作委員会)
読売テレビ(「しあわせのかおり」製作委員会)
東映ビデオ(「しあわせのかおり」製作委員会)
企画遠藤茂行
島本雄二
西垣慎一郎
配給東映
美術松本知恵
編集宮島竜治
録音柴崎憲治(音響効果)
照明金沢正夫
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【口コミ・感想】

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1
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6.《ネタバレ》 料理を限りなく美味しそうに撮っているという一点は非常に優れているのに、それ以外のところが・・・工夫のない説明台詞の連発にはげんなりしたし、勤務先の上司や児相の職員が作り手に都合の良いステレオタイプな設定なのもがっかり。そういった部分の安直さが足を引っ張っています。それと、最後の両家の晩餐会、料理が本当に美味しかったのであれば、もっと会話も弾んでいるだろうと思うのですが。これではただ「食べているだけ」です。
Oliasさん [DVD(邦画)] 4点(2011-03-20 00:45:38)(良:1票)
5.料理を創るシーンをじっくり詳細に見せる。人の手によって創られるものが人を悦ばせることの素晴らしさを、強く印象付けられる。その悦びが創る側と食べる側の双方の人生に意味を持って拡がってゆく。料理を通じて表現される創造の本質です。こういう作品には邦画の良さが滲んでいると思います。派手なテーマはなくとも、身近にある幸せを慈しむ丁寧な映画です。師弟関係という視点で観ても、これはひとつの理想型だと思いました。もちろん、中華が食べたくなりました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-06-19 15:48:29)(良:1票)
4.《ネタバレ》 一言で言うと料理を大事に録っている作品だと思います。映画やドラマで料理や食事のシーンが出てくると得てして汚らしくグロテスクになりがちですが、この作品では包丁で食材を刻む音、炒める音、蒸し上がった蒸気の音、出来上がった料理の湯気、光の当たり方、構図…それらの音や画すべてに「しあわせのかおり」を感じました。もちろんそれらの料理を際立たせる中谷美紀と藤竜也の類い希なる演技力による部分も大きいと思います。食事シーンでは表情からも美味さが画面から伝わってきますし、重い中華鍋を振るシーン、アップは別の人の手かもしれませんが引きの画では間違いなく中谷自身が振っています。昨今の邦画のように派手な展開はありませんが見終わった後にほっこりと心の奥が暖まる、そんな映画です。
時計仕掛けの俺んちさん [DVD(邦画)] 9点(2010-03-24 18:08:57)(良:1票)
3.物静かな落ち着きのある雰囲気で、画面から本当に幸せが香ってくるような素敵な作品でした。
どの料理も美味しそうで見ているだけでお腹が空いてしまいました。
前半の中谷美紀は疲れた母親の様相だったけど、後半は凛々しい料理人になっていて、配役が見事に的中している感じでした。
その他のキャストも素晴らしくて、安心して見ていられる安定感がありましたね。
ストーリー的には凝ったところがなくて、盛り上がりに欠ける部分もあったかも知れないけど、しみじみといい作品だったなと感じる良作だと思います。
もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2009-10-20 13:07:29)(良:1票)
2.このように料理を題材とした映画は、調理している時の「バックミュージック」と包丁や火、鍋をかきまぜたり食器があたる「音」が命だと思う。派手さもなく目の覚めるようなストーリー展開があるわけでもないのに、印象の残る映画です。なんというのかデコレーションに凝ったフルコースを食べ腹一杯で満足といったような感じではなく、ほどほどに頂戴して食材の鮮度や味付けの上品さに申し分ないといったそんな映画でした。非常にクオリティーの高さを感じました。
たくみさん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-13 13:44:54)(良:1票)
1.《ネタバレ》 映画の冒頭、ガスコンロに火がつく「ボッ」という音にはじまって、食材を炒める、揚げる、煮る、蒸すといった音が、調理する光景とともにーーいや、それ以上に音こそが強調されてぼくたち観客をとらえる。そしてその中華鍋をおたまで攪拌する音、中華包丁で刻む音の、何というリズミカルな響き・・・。そんな音たちの連なりの果てに、眼にも鮮やかで艶やかな料理が画面いっぱいに映し出されるのだ。

そう、料理を創ること・食べることが半分近くを占めているこの映画は、そういった「料理」を“音”によって表象する。いかに見事な音を奏でるか、それが料理それ自体の映像に、官能的なまでの〈美味しさ〉を与えることになるというわけなのである。・・・結局のところ映像は、料理の味も匂いも伝えることができない。けれどその官能性を、一種の「音楽」として聴かせることは可能だろう。音が創り出され、そのリズムやハーモニーが結果として料理を、その〈美味しさ〉を産み出す。本作が単なる「グルメ映画」と一線を画すのは、これがむしろ“音と音の響きあう”映画、まさしく「音楽映画」であるからにちがいない。

たとえば、藤竜也が演じる料理人の王さんは、その「音楽」を見事に奏でることで「名人」であることを体現し、我々を納得させるのだし、中谷美紀による主人公は、はじめはたどたどしかった“音”が徐々に「音楽」となっていくことで、料理人としての成長を実感させる。・・・クライマックスとなる食事会。それぞれ夫を亡くしたシングルマザーと妻と娘に先立たれた孤独な料理人であるふたりが、二人三脚で“ひとつの「音楽」”を創り出す料理場面は、中華鍋をふるう所作ひとつをとっても、これが一種の“ミュージカル映画”でもありうることをぼくたちにハッキリと見せつけてくれるだろう(その食事会の終わりに歌われる「ホーム・スウィートホーム」は、だからそういったふたりが奏でる「音楽」への“返歌”としてあったのだ)。

まるでホウ・シャオシエン監督の『戯夢人生』や『フラワーズ・オブ・シャンハイ』のような、沈黙と、ひとつの乾杯で締めくくられる長いワンカットのラストまで、この一見つつましい、およそオリジナリティを主張しないかのような「地味」な映画が、実は最近の日本映画のなかでも最も「滋味」豊かなものであること。そのことこそを、ぼくは高く、高く評価したいと思う。
やましんの巻さん [試写会(邦画)] 10点(2008-10-16 12:04:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.56点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4111.11%
500.00%
6111.11%
7111.11%
8444.44%
9111.11%
10111.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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