5.「死霊のえじき」との共通点はミサイル発射基地が登場することと、登場人物の名前が一部被っているのみという「ドーン・オブ・ザ・デッド」や「ゾンビ3D」以上にオリジナル版を完全無視したリメイク作品。ゾンビが全力疾走するだけに留まらず、重力に逆らって天井をカサカサ這い回ったり、「ナイトメアシティ」ばりにマシンガンを乱射してきたりするのは最早笑うしかないが、対する登場人物達も軍人、一般人問わずに百発百中でヘッドショットを決めたりするので、ロメロゾンビの醍醐味である“八方塞がりの絶望感”は皆無。次から次へと襲い来るゾンビをゲーム感覚でガンガン撃ち殺す爽快なサバイバルアクションに仕上がっている。当然、オリジナル版の特徴であった社会風刺のメッセージなんてものは存在せず、ローズ大尉の解体シーンに代表されるような印象的なゴアシーンすらも無い。何ひとつ胸に残らない作品であるが、そのカラッポさが逆に清々しく、肩の力を抜いて気楽に鑑賞できるゾンビ映画の佳作に仕上がっている。 【終末婚】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-08 19:39:38) (良:3票) |
4.1時間半足らずで気楽に鑑賞できますし、つまらないわけでもないのですが、テレビゲームを眺めているようで没入できませんでした。1週間たったら内容をすっかり忘れていそうです。私はやはり、緩慢な動きのゾンビがひたひたと迫って人間を追い詰めるのが好きですね。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-11-18 22:33:02) (良:1票) |
3.わかりやすくていい。 すっきり感! 後味にはかわいい伍長だけが残る。 伍長!僕もベジタリアンです! 【おでんの卵】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-13 22:16:23) (笑:1票) |
2.ゾンビ映画とは言え、色々ありえなすぎるだろ・・と思いながらも最後まで鑑賞。終わってみれば、それなりに楽しかった・・。サラさんになら付いていきます。 【ネフェルタリ】さん [地上波(字幕)] 6点(2012-02-17 18:10:32) (良:1票) |
1.ジョージ・A・ロメロの名作「死霊のえじき」のリメイクをうたっているが、内容は着想のヒントを得た程度の別物。しかし、B級とはいえ予算もしっかり投入されており、現代版らしくゾンビ映画として一定のクォリティーを保っており、以外と見ごたえがあった。 特に一部のゾンビに個人のキャラクターを残存させる設定は面白かった。 次を予想しやすいお決まりの展開と思いきや、少しひねってあったり、得てしてこうした作品はヒロインのセクシーさで面白くなさをカバーしがちだが、さにあらず。何と言ってもゾンビ(感染者)の造形が秀逸で、十分怖がらせてもらえた。 ゾンビ映画を見たいという欲求にしっかりと応えてくれる作品。 【田吾作】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-10-07 10:50:07) (良:1票) |