16.ミュージカル映画を見るのは初めてですが、とても楽しい作品でした。歌と踊りの持つエンターテイメントの力を思い知った感じです。陽性のシンプルなストーリーが、歌の魅力を上手く引き出していると思います。ところで、いくつか気になることが。タイトルにもなっている『雨に唄えば』は、かたちを変えて作中で3回も流れるにも関わらず、作品全体のモチーフとしては機能していません。後半の作中劇だけ浮いているのも謎です。調べてみました。この作品はMGMミュージカルの集大成的作品で、『雨に~』は既にスタンダード・ナンバーだったんですね。作中劇の部分には、ジーン・ケリーがコズモ役のドナルド・オコナーと組んで、ダンスを入れる予定だったのが、他社から借り受けていたオコナーの契約期間が切れて、予定を変更したのだとか。なるほどなるほど。そしてキャシー役のデビー・レイノルズは、『スター・ウォーズ』レーア姫のお母さんですか・・・。誰かに似てると思ってたら・・・。 【円盤人】さん 9点(2004-02-12 20:21:13) (良:3票) |
15.ミュージカルとしては、はっきり輪郭のあるストーリーも備えている映画なので楽しめます。サイレントからトーキーに変る移行期の撮影所の混乱ぶりが生き生きと描写されていますよね。私も何人かの↓の皆さんと同じく、吹き替えがばれ、そそくさと舞台から退場させられその後何のフォローもなかったリナ(ジーン・ヘイゲン)が気の毒で仕方なかったです。メインお三方はもちろんだけど、悪役という存在ながら彼女自身もこの映画をより一層愉しくしてくれた立役者の一人に他ならない、愛すべき人物だったからだと思います。一応主役の二人を押しのけ、この年のアカデミー助演女優賞にノミネートされたらしいので彼女も溜飲を下げたのでは?そう思う事にしましょう! 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-03-25 14:26:39) (良:2票) |
14.コレ本当に昔に作られた映画ですか!?すごく洗練されていて、観ていて全然飽きませんでした。何か「夢のチョコレート工場」みたいなポップな雰囲気で、終始楽しめました!「Singin' In The Rain」を歌いながら、ジーン・ケリーが雨の中を踊りまくるシーンは感動的ですね。最後はキャシーが救われて良かった!内容的には8点なんですが、ドナルド・オコナーの軽やかなタップ・ダンスに+1点!! 【Ronny】さん 9点(2004-02-18 01:00:09) (良:2票) |
13.嘗てはいきなり歌い出すのに拒否反応が起きるミュージカル作品ですが、情熱が迸るジェームズ・キャグニー、妖艶なジョージ・ラフト、そして二人を併せ持つフレッド・アステアに接し嵌っています。本作でのジーン・ケリーは踊るジャッキー・チェンとも言えるアクロバティックさで身体能力の凄さに目を見張りますが、先の三人から受ける胸の高鳴りは感じられません。しかしながら、雨中の Singin' in the Rain は、土砂降りの中ずぶ濡れになっても 濡れて行こうや! 陽気に行こうや! の心意気に心震えた名場面で「これを見ずして死ぬなかれ」サイレントからトーキー移行期の大きな時代の変化に適応出来るか否かをコミカルに表したストーリーもしっかりしており(ジャズ・シンガーは鑑賞済。部分トーキーで、ある意味驚きました)、ジーン・ヘイゲンの憎まれ役に拍手喝采。シド・チャリシーの脚線美に見惚れるものの、冗長だったブロードウェイ・ミュージカルに-0.1点。 |
12.私は「雨に唄えば」に感動するような、ベタな人間に育った覚えはないのだが。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-06-07 06:21:31) (良:1票) |
11.ぐわ~~~~~~~っ! なんだ、この映画わっ! 単純この上ない、御都合主義もいいとこ、歌って踊って歌って踊って。。。それだけじゃないかっ! なのに、なのに、なんでこんなに気持ちいいんだーーーーー!!! 悔しい。。。 けど、凄い! やられました。。。 まさに「キネマ」。。。 名作! 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-25 02:51:00) (笑:1票) |
10.まさに「HAPPY OF HAPPY!」。出てくる役者のほとんどが笑顔であり楽しそう。こんなハッピーな映画はそうそう無いと思うし、体で”楽しさ”を表現出来る素晴らしさを知った。そして、その楽しさを表現するまでどれだけ歌やダンスの特訓に血のにじむような努力を重ねて来たかと思うと心から拍手を送りたい。私もそのハッピーにあやかりたいものです。 【tetsu78】さん 9点(2004-12-13 15:29:48) (良:1票) |
9.ジーン・ケリーのダンスシーンは既に有名だけど、コンビを組んだドナルド・オコナーに大感激した。ダンサー、ジャグラー、パントマイマー、そしてコメディアンとして一流ではないか。彼の動きは衝撃的でさえあり、最上級のエンターテイナーに出会えた嬉しさがあった。2人のタップのシンクロには見事すぎて言葉が出ない。ミュージカルは大好きなのに、この作品を後回しにしていたことを後悔。サイレントからトーキーへの過渡期の苦労がユーモアとペーソスたっぷりに描かれ、ハリウッドの草創期を支えた先人たちへの思いやりに満ちている。社長もドン側をサポートしてくれるのが嬉しい。全体が優しさに包まれ、何とも良心的で、ミュージカルの教科書のようだ。やっぱり、ハリウッドとブロードウェイを持つ国は違う。 【やすたろ】さん 9点(2004-11-17 18:56:02) (良:1票) |
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8.ミュージカルというジャンルの映画は個人的にあまり得意ではないのですが、この映画は別格で、なぜ今まで見なかったのかと自分に問いかけたくなるほど面白かったです。映画革命とも言えるトーキー時代の幕開けを、爽やかなラブロマンスにのせて、明るく楽しく瑞々しく描かれる素晴らしいシナリオと演出に、目はもう画面に釘付け。ジーン・ケリー、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズの歌とダンスも全てが素晴らしく、とにかく見ててすごく楽しくて笑えます。そして、やはり1番は定番ですが、ジーン・ケリーが雨の中で歌う"Singin' in the rain"のシーンでしょうね。これは最高です。この映画が半世紀以上も前のものだなんて信じられません。ちなみに某映画サイトによるとキャシー役のデビー・レイノルズはスター・ウォーズのレイア姫役のキャリー・フィッシャーの実のお母さんだそうですね。ホントにそっくり。 【A.O.D】さん 9点(2004-10-22 16:43:42) (良:1票) |
7.ミュージカルは嫌いやけど、メチャメチャ面白かった。 【PAD】さん 9点(2004-06-12 17:49:18) (良:1票) |
6.これが半世紀前の映画とは・・・スゴイです!歌も踊りもストーリーも すべてが楽しくて、元気になりました。短い時間にギッシリと面白さが 濃縮された作品でした。 【ボビー】さん 9点(2004-04-25 21:49:27) (良:1票) |
5.ミュージカル映画の珠玉。ケリーの元気いっぱいなダンス、オコナーのコミカルなステップ、デビー・レイノルズの愛らしいダンス(特にケーキの中から飛び出すシーンが大好き。あのピンクに金をあしらったコスチュームは今見ても斬新でとても可愛らしい!)そしてシド・チャリシーの妖艶な腰使い♪この映画、どこを切り取ってみても全部好き。しかし…レナちゃんの「その後」が気になって満点は付けられない。わがままでキュートなレナちゃんに同情してマイナス1点。 【ノコギリソウ】さん 9点(2004-03-10 22:38:56) (良:1票) |
4.ジーン・ケリーを観るだけで元気づけられる、という人は結構多いのではないでしょうか。全身から醸し出される、底抜けの明るさ。マヌケとスケベが紙一重の、爽やかな笑顔。一見軽薄な言動の裏にある、誠実さと思いやり。深刻な現実がアホらしくなるような、シンプルで軽快なノリ。しかも、本作では、これまた愛すべきキャラであるD・オコナーが、これら要素をさらに一段とパワーアップ。『巴里のアメリカ人』同様、終盤で展開される「いかにもミュージカル」的な長いダンスシーンは、個人的には苦手。が、それを割り引いても、何度も繰り返し観てしまいます。で、観終わった後には、「気分がスカッとした!」という陳腐な言葉が、恥ずかしげもなくついつい口をついて出てきてしまう、そんな愛すべき作品です。 |
3.「アメリカが誇れる自国文化とはなにか?」と問われたなら、まっさきに「ミュージカルだ!」と、私なら答える。もっと誇れ、アメリカ人!軍事力よりも先に、政治力よりも前に、この素晴らしきOwn Cultureを!! 【給食係】さん 9点(2004-01-25 22:29:09) (良:1票) |
2.主題曲のSingin' In The Rainがいい!歌っていると楽しくなります。 【EJR】さん 9点(2002-12-31 15:25:12) (良:1票) |
1.ミュージカル映画は食わず嫌いなところがありました、でもこんなに面白いとは。あの名シーンは何度でも見たいです 【w48】さん 9点(2001-06-02 04:49:30) (良:1票) |