13.《ネタバレ》 多くの人が頑張って、苦労して作ったであろう事が画面に表れていて、だけどそういう人々には申し訳ないのですが、酷い映画です。あまりに酷いので文句だけで本一冊書けてしまいそうですけど、スペースは限られているのでポイントだけ。映画製作の核になる方の中に「観客はとてつもなく馬鹿」って思ってる人がいるようで。映画の殆どが「説明」で作られてます。説明のための映像、説明のための台詞、説明のためのキャプション。「本当の事を言うと」って台詞に、あなたは最初から最後まで本当の事しか言ってないですよ、気持ち全部台詞にしてますよ、って。説明的な要素1つは見ている人の心を数センチ映画から遠ざけます。一体この映画、最終的に何十メートル遠ざけたやら。鳥インフルエンザを意味あり気に出しながら実は単なるミスリードの道具、余分なキャラが多すぎ(存在する意味が薄かった脇キャラにまでキャプション付ける意味がどこにあったの?)、全編説明ばっかりなのにキャラの行動は突飛で理解不能、本質はただの悪趣味な娯楽エンターテイメントだった映画は、最後、まるでデキの悪い韓国映画みたいに単なる男女の悲劇へと矮小化し収束しちゃう・・・。本題が最後には蛇足みたいになっていて、一体どういう感性がこういうモノを作り出しちゃうんだろ?と頭をヒネるばかりなのでした。ところで、ごく一部の「キレイに死ぬ人」は他の多くの「血まみれで死ぬ人」と一体ナニが違うのぉ? 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 2点(2009-01-25 18:21:31) (良:3票) |
12.《ネタバレ》 不要不急の外出は控えて、とのお達し。であればと、Amazon Primeで本作を視聴しました。本作に限らず、あまたの感染ものは、確かに警鐘を鳴らしていたのだと思うが、しかし。じゃあ、だからワタシはどうしていればよかったのだろうって、途方に暮れますね。本作について。マスコミ的な要素が少なかったのが残念でした。ワタシ、今一番恐いのは、ヒステリックに「冷静な対応」を叫ぶテレビ番組です。 【なたね】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-02-24 21:09:47) (良:2票) |
《改行表示》 11.《ネタバレ》 まあ、ぶっちゃけ嶋田久作さんが持ってきたんだけど、 プラットホームで携わった人が後々倒れたりするのとか、うまいなって思った。 目から血は、痛い。 妻夫木さんが海外に行った時の、これはゾンビ映画だなと思ったシーンがなかったらよかったかな。 あり得ないとは思いつつも、何回か泣きました。 【新しい生物】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-12-17 03:59:24) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 見ちゃいましたよ、ついにコレ。まぁ色々唖然とするシーンが多かったけど、何が一番腹が立つかといえば、重篤状態の少女の治療中にわざわざノートPC持ってきて、元恋人と漫然と話してるシーン。違うだろと。血清療法やるなら他のスタッフに連絡してもらえば良いでしょ。医療現場でそんなイチャイチャするもんじゃ無い。ルターの「明日地球が滅びるとも、君はリンゴの木を植える」の意味がわかってやてっるのだろうか?また封鎖された病院の表玄関へ、家族や弔問は普通にいけるのに、街の荒廃具合はなんですか、あれ。地球滅亡クラスに都市部機能は麻痺してるはずなのに、みんな普段着で見舞いに来ちゃいました。退院もひとりで歩いて帰りますって。映画ですから、矛盾はたくさんあっても良いけど、もう少し順序を考えて演出すれば良いのに、それぞれのカットのみで自己満足するからこうなる。 【hibari_21st】さん [地上波(邦画)] 2点(2013-01-31 13:01:18) (良:1票) |
《改行表示》 9.《ネタバレ》 う~ん、題材としては面白いのだが、ありえない設定には幻滅するぞ。 それとエピソードを詰め込みすぎだ。エピソード数を少なくして、内容を掘り下げればもっと良い作品になったのになぁ。 気になった点 ・救命医の松岡医師(妻夫木聡)がウイルスハンターの真似はないだろう。日本でバンデミックが発生しているのに、海外に出国できるとは思えないが。少なくとも入国拒否されるのでは? しかも、入国の歳にはWHOが関係しているみたいだし。 ・日本にウイルスを持ち込んだ立花医師(嶋田久作)は、アボン(架空の国)で感染し、日本で発症し、アボンで死亡なのに、日本以外では感染が起こらないのはおかしいだろう。また、立花医師は感染症の疑いが強いのに旅行に行くわ、保健所に届け出をしないわと、医師として失格だろう。 ・数百人規模に死者が出ているのに、ウイルスが特定できないのはおかしい。エボラでもウイルスの特定はすぐ出来たはず。 ・90万人の死者が出ても、あのような廃墟になるとは思えないが?(民主党政権だったらあり得るか? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-06-17 01:25:37) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 せっかく面白そうな題材なのに主役も脚本も力不足でいまいちリアリティが感じられず、無駄に妻夫木と壇れいのツーショットがやたら多いせいか実力派揃いの脇役を生かせてない気がします。序盤の佐藤浩市が頑張っていたところまでは画面にも緊張感もあったのに、感染死亡後から一変して中弛みしっぱなしです。ラブストーリーも蛇足でむしろないほうがすっきりしてよかったと思う。美味しそうなところをあれもこれもとつまんで一番大事な軸がぶれちゃってる感じです。 【時計仕掛けの俺んち】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-03-23 22:37:32) (良:1票) |
|
《改行表示》 7.《ネタバレ》 良くも悪くも『アウトブレイク』的な作品。 同じような題材を扱っているのだから、ストーリーや展開が似通ってくるのは当たり前なんだけれど、そこでどう差異を出すのかが、監督以下スタッフの見せ所なんだと思うけどそれが感じられなかった。 ただ感染症の原因だと言われた養鶏場の所長さんが自殺してしまい、その後政府関係者が『鳥インフルエンザは関係なかった」というくだりと、看護師の国仲涼子のくだりは『ああ・・・可哀想に』と思えました。 やたら偉そうな壇れいは絶対しょうもないミス(注射針刺すとか)で感染するだろう、と思っていたけど、その通りの展開になったので、がっかりだった。感染原因はミスではなかったけど。まあ、お約束で奇跡的にワクチンが間に合って助かるだろうな、とも思っていたので、死んでしまうのにはちょっと「お?意外だな」と思った。上述したように良くも悪くも『和製アウトブレイク』。同じような題材を扱ったアウトブレイクと違って、ワクチン開発に半年掛かって、最後に『半年後ワクチンが開発されて、感染症は沈静化した』というテロップが出たのは『リアルだな』と感じた。勿論、そこかしこにご都合主義は散りばめられているが。後キャストは演技を頑張っていたので、そこを評価して6点です。 【ダイス】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-01-01 02:10:55) (良:1票) |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 感染力や死亡率からして医者や看護士の格好はあまりに無防備としかいいようがない。 この手の映画にありがちな主役級は死なないという理不尽なところがないのが、よい点かな。 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-20 15:44:52) (良:1票) |
5.人間ドラマを絡ませるのは普通のパニック映画がちゃんと撮れる様になってからでよいのではないか?こういった映画を撮るにはスタッフキャストがあまりに力不足に感じた。 【Robbie】さん [DVD(邦画)] 2点(2009-07-26 11:20:43) (良:1票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 どうもわたしは、理不尽な不幸に対して、前向きに戦う人間のドラマに弱いようです(^_^; その意味で、この「感染列島」はわたしの心にスットライーーークでした(^_^; もう助かる見込みのない患者から人工呼吸器を外し 少しでも助かる見込みのある患者に苦悩しながらそれを付け替えるシーン 結局、どちらの患者も死んでしまう理不尽さ。 けれども、現場の医者は戦うことをやめない。 この感染爆発の原因が、海外で現地の人間のために、 それこそ自分の命をなげうってまで戦った医師が帰国したことにある理不尽さ。 その事が公になることが怖く、話すことができなかった医師の娘が、 最後には救いになる。 こういった、理不尽→それに非力ながらも対抗→最後には克服(いくつかの悲しい結末もあり)というストーリーには まるで、某漫画誌の「努力・友情・勝利」みたいで単純に感動させられてしまいます。 確かに、たとえ医師とはいえ、感染爆発を起こしている国の人間が簡単に海外に行けるのかとか 最後には、科学的に根拠のない血清療法に頼るところとか ちょっと納得できない部分はあるのですが、全体的には ぼろぼろと泣かされてしまいました。 個人的にはとても楽しめたので8点献上します。 わたしも今日リンゴ木を植えたい。 【りけい】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-03-01 22:59:29) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 まず「感染爆発(パンデミック)」という題材を扱うという着眼点は素晴らしいと思う。実際にO-157に始まり、新型インフルエンザやSARSなど新型ウイルスによる恐怖は現在も刻々と迫っているわけで、この映画で描かれていることが実際に起きても何ら不思議ではないわけだ。確かに荒廃した渋谷などの映像はかなり誇張していると思うが、呼吸器を付け替える決断をしたり、血清療法を自分の体で試したりなど、極限状態における人間描写を映し出しており、本当にこんな事態が起きたらどうなるんだ、という緊迫感を身近に感じられた。更に良いのは、ウイルスに感染した人間がほとんど命を落としてしまうという現実の描写。安易なお涙頂戴によるご都合主義に走らなかったのは好感が持てる。ところで、劇中でのテロップの多用や置ききれなくなった遺体を都市に並べるシーンなどには「復活の日」を思い出した。あれは細菌兵器だったからちょっとアプローチは違うが、本作はそのリメイク的な話だと考えればなかなか興味深い。少々甘いかもしれないが、パニックものとしてはこれぐらいの点数はあげたい。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-02-16 01:52:40) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 前半は、緊迫感にあふれていいのだが後半が悪すぎる。この手の映画はどこまでリアリティを出すかが勝負だと思うのだが、後半の主人公の意味不明の行動がなー。なんで原因不明のウィルスを探すため外国まで一介の医者が行く必要があるのか。病院にいたのじゃないのかよとか、カンニング竹山演じる男が何者で何を発見したのかとか。最後には、患者ほっぽり出して恋人に会いに行くし。前半の毅然たる行動と全く逆をいってる。ご都合主義すぎてすべてぶち壊し。製作が「朝日新聞、電通、TBS」だから仕方ないのかもしれないが、もうこの三社では映画作らないほうがいいね。金はこっちがかけてるはずなのに、1年前ぐらい前にあったNHKのドキュメンタリー風ドラマのほうがずっと良かった。前半7点の後半1点に期待はずれのマイナス1点で3点献上! 【パオ吉】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-01-22 01:36:53) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 劇中では病院に携わる人達の奮闘の甲斐無く、殆どのエピソードで大切な人を失う事になります。 およそハッピーエンドとは言えない展開ではありますが、それ故、幸せとは何かを深く考えさせられる映画です。 自分にとって大切な存在とは何か、それを失った時、果たして自分はどうなってしまうのか・・・ うーん、できれば避けたい問題ではありますが、この機会にちょっとだけ考えてみようかな。 それにしても上映時間が長いですね。 東南アジアに飛ぶエピソードなんか必要無いんじゃないかと。 患者ほっぽり出してお前が行くな!って突っ込み入れると負けなんですかね。 なんか途中ゾンビ映画みたいになってるし・・・ 最後の一言を残す為に一瞬だけ生き返るご都合展開も、ここで泣けよって言う製作者の意図が見え隠れして、ベタだなーと思っちゃいまいた。 が、意図通り泣いてしまったので、負けを認めてこの点数にしときます。 【目黒のさんま】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-01-18 00:12:49) (良:1票) |