7.《ネタバレ》 ウットリするような美術や景観、美しく響いてくるケルティックサウンド。そこだけで見たらとってもステキな映画なんですけど、でも、演出とかメッセージとか、かなり退屈。八方美人的に他民族な妖精ワールドを描いておりますが、その多面性のワリには描かれる価値観があまりに狭く、産業革命以降の保守派みたいで困ったモンです。妖精達、キツキツじゃん、夢も希望もありゃしないじゃん、みたいなツッコミはナシですかねぇ? システムの上に成り立つ社会として描かれる妖精ワールドはこの世の鏡、だけど、こういう世界くらい、近代西洋思想から離れた、夢を紡ぐ世界であって欲しいと思うのですけどねぇ。どのキャラも、いろんな制約に縛られまくってて世知辛いったらありゃしないわ・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 6点(2008-12-29 21:34:50) (良:2票)(笑:1票) |
6.《ネタバレ》 うちの3歳になったばかりの息子は、一応最後までしっかり見てました。気に入らないと、すぐに違うことをする子が、最後まで座って観てるってゆーのは、さすがディズニー。でも終わって「ウォーリー」とどっちがおもしろかった?と聞くと、「ウォーリー」だって。恐るべしピクサー。かくゆう、僕もピクサーの方が、映像の動きや造形、ストーリーなど全てにおいて、上だと感じました。でも、この映画も悪くはなかったです。季節の移り変わりは、実は妖精たちが起こしていて、その作業が結構テンポよくユニークに描かれ、その映像の美しさと映画の時間の短さで、退屈はしませんでした。ティンカーベルのお転婆さも、らしくて、すんなり受け入れられました。 【なにわ君】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-05-31 23:55:09) (良:1票) |
5.女性のキャラクターが描き分けられていたのはおみごと。ジブリ系アニメではヒロインがみんな同じ顔だから。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-01 00:27:15) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 ディズニーキャラの中でティンクが一番好きだ。だからこそ許せないのがこのシリーズの中でのティンクのブサイクぶり。全然可愛くない。青目が小さすぎるしホッペタ膨れ過ぎ。他のフェアリーの方が数段可愛いから見ていて入り込めなかった。しかも性格が素直ないい子ときたもんだ(笑)。ティンクもまだ子供だからなのか。ストーリーの方も、数ヶ月かかる春の準備を数日で仕上げられては来年から暇が出来て現代社会のようなダメ妖精が増えていくのでは...なんて考えが浮かんでしまった...きっと私の心が汚れてしまったんだろう。幼少期に、ピーターパンを観る前に、素直に観たかった作品。 でもね、シリーズはこれからも全部観ていきます。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-09-04 01:39:32) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 今まで秘密のベールに隠されてきた妖精たちの誕生の様子や仕事ぶりが堪能できる。夢のある話で、家族向けのそつのない仕上がりという印象だが、大人目線で見るとアラも目につく。鑑賞後わが意を得たと気はしない妖精と風景のデザインは、かろうじて合格ライン。それなりに可愛いし、それなりに精緻で美しいレベル。残念なのは妖精たちの動きがぎくしゃくしているところ。顔の表情も「豊か」とはいえなず、手抜き感がある。 内容面で、不満という程ではないが、いくつかの疑問がある。 まず「走りアザミ」の正体がわからないこと。植物なのか、妖精の類なのか、妖精がいたずらしているのか。まあ、これは大した問題ではない。妖精の国の話だから。この「走りアザミ」の暴走で被害がでて、メインランドに春を届けるには数ヶ月も遅れるということだが、さほど被害が甚大とは見えなかった。 それから他の妖精は”妖精らしく”魔法を駆使しているのに、もの作り妖精達だけは手作業中心なのも気になった。tinkerは「鋳掛屋」なのでそうしたのだろうけど。人間の国から流れてきた忘れ物を改造して妖精の道具を作るのだが、出来たものは人間の使う道具に似すぎている。もっと妖精にふさわしい、夢のあるものにしてほしかった。道具作りが進化すると、妖精の谷「ピクシー・ホロウ」でも「モダン・タイムズ」のような事態になりはしないか心配になった。そもそも妖精は自らの喜びのために自然や人間のためにいろんなことをするのであって、労働やノルマとは無縁と思われる。「赤ん坊が初めて笑ったときに妖精が生まれる」ということなので、子供達に奉仕するのが喜びなのだろうか。妖精社会が遊びと自由の楽園ではなく、緩やかとはいえ労働社会・管理社会であっては子供達の夢もしぼみがちではなかろうか。子供たちが観たい妖精の姿は、自由気ままに飛び回り、遊び、いたずらする姿と思う。自分達のあこがれの投影として、妖精を観る。子供達が自由で気ままなのだから、妖精はそれ以上のものであってほしい。考えてみれば生まれてすぐ労働というのも過酷ではないか。 才能を決める儀式でせっかく得た石斧を使わないのは惜しい気がした。キーアイテムにできたのに。 妖精が鷹に追われことに対して疑念がわく。雛のときに飛ぶ手伝いをしてあげなかったの?それとも天敵?まさか。実際の天敵は上記のような理屈をごたごたこねる大人でしょうけどね。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-13 11:42:18) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 人間の赤ちゃんが笑うと妖精が一人誕生するとか、自然の四季は妖精達が作り出してるんだとか、そんなバックグラウンドはとても素敵だと思うし、妖精の住処や道具が花や木の実で出来ているのもなかなか楽しいんだけど、いかんせんお話自体があまりに平凡。ティンカーベルは色々と気落ちするようなことを連発するけれど、あの妖精達の中では一番新しく誕生したんだから、細かい事知らないのは当たり前で、見ていて不憫に思ってしまった。まぁ、シリーズ化を前提としてるので、最初の一作としてはこんなものなのかな。 【あろえりーな】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-04-01 21:26:25) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 お花や緑の葉、白い雪・・・。色彩が美しい映画ですね。 主人公が「私は超可愛い。大工はダサイからヤダ」って駄々こねて、事件発生後改心し、得意分野の大工仕事でハッピーエンドって非常に分かりやすいストーリーで、チビッコと楽しめます。娘(小1)にこの映画を通して何かを教えられます。意地悪な妖精もいるし。人はいろいろ居るんだよって。。。しかしなぁ。妖精がなんで人間の文明の力である道具に頼るんだよぉ。妖精なら魔法で何とかしてくれぃ。 【トメ吉】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-02-02 13:57:18) (良:1票) |