レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでの投票された口コミです。

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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

[レボリューショナリーロードモエツキルマデ]
Revolutionary Road
2008年上映時間:119分
平均点:6.05 / 10(Review 41人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-01-24)
ドラマラブストーリーロマンス小説の映画化
新規登録(2008-12-19)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2020-10-01)【HRM36】さん
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監督サム・メンデス
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)フランク・ウィーラー
ケイト・ウィンスレット(女優)エイプリル・ウィーラー(フランクの妻)
マイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)ジョン・ギヴィングス(ヘレンの息子)
キャシー・ベイツ(女優)ヘレン・ギビングス(不動産屋の女性)
ディラン・ベイカー(男優)ジャック・オードウェイ
マックス・ベイカー(男優)ヴィンス・ラスロップ
ジェイ・O・サンダース(男優)バート・ポラック
デヴィッド・ハーバー(男優)シェップ・キャンベル(隣人、エンジニア)
ゾーイ・カザン(女優)モーリーン・グラブ
タイ・シンプキンス(男優)マイケル・ウィーラー
クリステン・コノリー(女優)ブレイス夫人
キャスリン・ハーン(女優)
浪川大輔フランク・ウィーラー(日本語吹き替え版)
林真里花エイプリル・ウィーラー(日本語吹き替え版)
青山穣ジョン・ギヴィングス(日本語吹き替え版)
小宮和枝ヘレン・ギビングス(日本語吹き替え版)
山野井仁シェップ・キャンベル(日本語吹き替え版)
釘宮理恵(日本語吹き替え版)
水内清光(日本語吹き替え版)
土師孝也(日本語吹き替え版)
多田野曜平(日本語吹き替え版)
脚本ジャスティン・ヘイス
音楽トーマス・ニューマン
ランドール・ポスター(音楽スーパーバイザー)
編曲J・A・C・レッドフォード
撮影ロジャー・ディーキンス
製作スコット・ルーディン
サム・メンデス
ドリームワークス
配給パラマウント・ジャパン
特撮ランドール・バルスマイヤー(視覚効果スーパーバイザー)
美術クリスティ・ズィー(プロダクション・デザイン)
衣装アルバート・ウォルスキー
編集タリク・アンウォー
録音デヴィッド・パーカー[録音]
スコット・ミラン
字幕翻訳戸田奈津子
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2.《ネタバレ》 壊れた人間関係や機能しないものを描くのが好きなメンデスだ。
ものごとが秩序立って気持ちよく進むのが嫌いなんだな。
さてエイプリルの取り付かれた「自分探し」というものは「夫が俗物化していくことを阻止しなければ」という強迫観念と混然一体となっていたようだと私は思うのだが、その「種」を撒いたのはキャシーベイツ演じる不動産屋の悪意…だったのかなあと、ラストでそんな気がした。
不動産屋の夫のアップで終わるというこのラストはなんなのかというと、たぶん「悪」を見た人の顔、という意味なのではないだろうか。
「あんたたちは特別よ」と7年間に渡って刷り込み続けることで、エイプリルの「生きがい探し」「自分探し」が始まってしまったのではないのか。
エイプリルがもともと「自分探し生きがい探しに目覚めてしまうような特別にやっかいな女」だったのかというと、それは映画内の描写だけではよくわからない。
が、隣のミリーはそういう〝病気〟にならずにすんでいる。同じように男児を2人産んで、郊外で主婦をやっているのに。
ウィーラー夫婦は共に、恵まれていることを自覚していないという点が共通していて、エイプリルの不幸は「俗物化していく夫を捨てられない」ということで、出奔することさえできれば悲劇は起きなかった。
この映画では「神」が決定的に欠如していて、たぶん「映画内での」神の欠如と子供の無視は同じ意味であって、「神の欠如」=「感謝の欠如」=「子供に対する無視」=「生きがいの喪失」なので、むこうの文化では「感謝」というのは「神」があってはじめて生まれる。
信仰を失っていること=感謝の気持ちの欠如=不動産屋につけこまれるスキを与える=「特別な体験をして特別な人間になれないこと」への欠乏感。
さてエイプリルの最後の行動の謎について触れたいが、これは「自殺」ではないことは救急車を呼んでいるから間違いない。とすると、「話すのも触られるのもイヤなフランクの妻として暮らしながら、なおかつ〝生の実感〟を得るにはどうすればいいか」というエイプリルなりの究極で唯一のソリューション、「死の淵から蘇る」ということだったのかと、私は思う。
死にそうになって助かると、生きている実感を得られる。ジグソーみたいだが。
彼女にとって一番問題だったのは「生きている実感が得られない」ということだったのだから。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-12 23:54:40)(良:1票)
1.《ネタバレ》 レオにケイトのあの黄金カップルが夫婦役!、なんて宣伝したら『タイタニック』の続編か何かだと思う人はいっぱいいるだろうなぁ。夫役のレオはケイト直々のご指名とのことで(ついでに言えばキャシー・ベイツも出てるし)、監督らは『タイタニック』目当ての観客の気分をどん底に落とそうという実に意地の悪~い魂胆があって撮ったのではないかと。この意地の悪さは好きですよ。
『タイタニック』を観ている観ていないに関わらず、理想のカップルとして有名な二人。若く、夢と希望に満ちあふれた二人が結婚したらどうなるのか?興味が湧かないわけがないキャストと設定で、夢も希望もない現実が描かれる。『タイタニック』で夢見たことを全てぶち壊します。
互いに夢、というかほとんど幻想のようなものを抱き、またそれを相手にも期待して結婚してしまったが為に、子供ができて好きな事ばかりしていられなくなった時、相手に大きな失望感を覚える。もともとこの二人は夢や理想については共有できていたものの、現実的な事柄については何も噛み合っていなかったのだと思う。エイプリルの計画の欠点を論理的に指摘しているようでいて、実際は今のような生活が保証されないのが恐くて恐くてしょうがないフランク。根は弱気で、口でしか夢を語れない彼もすごく悲しい。彼自身もきっとそれが嫌だから喧嘩しても必ず先に謝りにいくのだろう。このディカプリオの薄っぺらでつまらない男の演技はもっと評価されていいはず。
それに対するエイプリル。彼女も彼女で辛い。女優という目標があったにも関わらず出産によって断念せざるを得なくなり、その原因であるフランクに当たる。彼女の計画が上手くいきそうになるといつも妊娠に邪魔される。だからラストでも自分の夢を断った原因を消し去りたかったのだと思う。
どっちも感情的になってるんだけど、それぞれの立場になってみたらそれは誰でも少しは抱えてしまう不満だからどっちにも同情してしまってキツイ。
夫婦間のやり取りだけながら、そこらのホラー映画は軽く超えてしまう恐い映画です。
Sgt.Angelさん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-13 20:08:25)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 6.05点
000.00%
100.00%
200.00%
324.88%
4717.07%
5512.20%
6717.07%
71434.15%
8512.20%
912.44%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 4.33点 Review3人
5 感泣評価 4.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
助演男優賞マイケル・シャノン〔1974年生〕候補(ノミネート) 
美術賞クリスティ・ズィー候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アルバート・ウォルスキー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2008年 66回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ウィンスレット受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
監督賞サム・メンデス候補(ノミネート) 

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