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野獣死すべし(1980/日本)

[ヤジュウシスベシ]
1980年上映時間:119分
平均点:6.76 / 10(Review 88人) (点数分布表示)
公開開始日(1980-10-04)
アクションドラマ犯罪ものハードボイルド小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-01-14)【イニシャルK】さん
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監督村川透
助監督小池要之助
キャスト松田優作(男優)伊達邦彦
小林麻美(女優)華田令子
鹿賀丈史(男優)真田徹夫
室田日出男(男優)柏木秀行
風間杜夫(男優)乃木
根岸季衣(女優)原雪絵
岩城滉一(男優)結城
泉谷しげる(男優)小林
佐藤慶(男優)遠藤
青木義朗(男優)岡田
岡本麗(女優)エリカ
山西道広(男優)黒岩
安岡力也(男優)峰原
草薙幸二郎(男優)水友
阿藤海(男優)東条
角川春樹(男優)警官
加藤大樹(男優)平井
原作大藪春彦「野獣死すべし」
脚本丸山昇一
音楽たかしまあきひこ
鈴木清司(音楽監督)
高桑忠男(音楽プロデューサー)(ノンクレジット)
東京交響楽団(演奏)
作曲たかしまあきひこ「野獣死すべしのテーマ」
撮影仙元誠三
製作角川春樹
角川春樹事務所
東映
角川書店(製作協力)
東映ビデオ(東映芸能ビデオ)(製作協力)
セントラル・アーツ(製作協力)
プロデューサー黒澤満
紫垣達郎
配給東映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
美術今村力
編集田中修
録音福島信雅
照明渡辺三雄
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【口コミ・感想】

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6.《ネタバレ》 後半、逃亡先の洞窟内で怒り狂った優作が一人長台詞を言って暴れている間、その画面右手前でずっと空の腰振り運動を続けていた鹿賀丈史が不憫でならなかった。あれがほんまもんの腰振りプレイなのだったらまだよかろうが、ほんまもんのプレイであるわけないわけで。つまり、いつ終わるかも分からない(しかも、たぶん松田優作の長いアドリブ入り?の)長台詞が終わるまでの間、ずっと体位も変える事出来ず、ずっと同じ空のピストン運動をやってるしかなかった鹿賀丈史が憐れに思えてならなかった。虚しい腰振りご苦労さん。

ところで〝野獣死すべし〟
野獣というのが松田優作のことだったのか、違う誰かの事を意味していたのか答えは分かりませんが、自分としては、強姦=野獣 (つまり、鹿賀丈史=野獣=顔的にも野獣) 
だから彼は最後 ダンと撃たれて死んだのだと理解しました。
そう考えると〝野獣死すべし〟 気持ち良く完結しています。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-28 20:25:46)(笑:1票)
5.いわゆる原作モノを映画として傑作にするためには、原作を凌辱することも必要なはずであるが、それにしても本作の破天荒な凌辱っぷりはただ事ではない。松田優作・丸山昇一コンビによる一大共犯。その歪なホン、原作愛はない(と思う)し娯楽性こそ犠牲にしているものの、本作前年の「蘇える金狼」を別のアプローチから超えようとする高い志に溢れている。で、当時ハードボイルド系人気俳優の印象濃かった優作から、アクションと肉体性をバッサリと奪い去った結果どうなったか?ナルシシズムすれすれとも思える狂気表現が残った。それが「伊達邦彦」でありこの映画。ほとんどただそれだけ。それだけだが、だからこそ「何かスゲーもん観たな」と思わせてしまう優作の幽鬼が如き奇演怪演、その凄まじさに終始圧倒される。ただし、鹿賀・室田の鬼気迫る熱演と、クラシック音楽を軸にした演出、それに調和した小林麻美の澄んだ美しさあってこそ、だ。ツボな人にはとことんツボだろう。合わない人にはただただ不快で退屈な作品かもしれない。熱狂的な原作ファンと原作者・大藪春彦が、完成品を観て大激怒したという話も頷ける。自身も原作既読組ではあるが、青春の愛おしき傷痕として本作の記憶は深く焼き付いた。学生当時、全科白を暗記してしまうくらいモノマネを繰り返したほどに(苦笑)  ■お気に入り度:【9/10点】
愚見さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-22 07:24:29)(良:1票)
4.《ネタバレ》 なんという演出。無愛想なドキュメンタリ調かと思えば、時には凝ったカット繋ぎに神経を配り、しかし結局は“長廻し”がすべてを凌駕する。オノレの演技に酔いしれ、ついには演技が映画を支配してしまう。それでいいのか。あかんかも。でも圧巻であることは間違いない訳で。ところで、小林麻美が射殺されるシーン、彼女の体に仕込まれた火薬が銃撃の凄まじさを演出する訳ですが、火薬が多過ぎたのか、「弾に当たった」だけなのに彼女からモクモクと煙が上がってしまい、これがあたかも、「一体何がどうなってるのやら状況が理解できず、アタマの回線がショートして死んでしまった」ように見えたのが、なかなか面白かったです、どうでもいいことですが。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-09-07 23:55:39)(笑:1票)
3.正直原作の方がずっと面白いし、何よりも「復讐」という黒い大きな野望に満ち溢れている。この映画の主人公は、伊達邦彦という名前が同じだけで、単に松田優作が演じる原作とは異なる人物に過ぎない。たしかにまばたきを全くしない、狂気に満ちた魚の腐ったような目の演技は素晴らしいのだが、これでは単に狂人が銀行強盗などの犯罪をおかしているに過ぎない。そこからストーリー性の重みがあまり感じられないのが残念だった。

共犯者の鹿賀丈史もまた原作の人物とは全く異なるのだが、なかなか素晴らしい演技だと思った。ただあんなボーイを雇うレストランはないとは思うけど。
同窓会の面々の今では有名俳優の方たちのしょうもない役に注目。阿藤快、かわいそすぎる。
リップバンウインクルのくだりは確かに素晴らしい緊張感、それだけになんかもったいない作品だったと思った。ハードボイルド作品ではなく、人間の狂気を描きたかったのかな・・・
クラシックコンサートの意味もなく冗長なシーンにも正直閉口でした。

JEWELさん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-11-04 23:31:56)(良:1票)
2.松田優作という俳優は役を演じるのではなく、いつのまにか役が「松田優作」になっているという不思議な俳優です。どの役も「この人って、実生活でもこんな風なんじゃないかな」って思ったりします。でもそんなことはないんですけどね。この映画での「野獣」が本当にいたらやだなあ。。。。怖いよ。。
蝉丸さん 7点(2004-08-07 03:05:24)(良:1票)
1.なんかいっちゃってますね。でもサイコ野郎をかっこいいと言うのは好きでないので言いません。
出木松博士さん 7点(2001-01-29 23:56:49)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 88人
平均点数 6.76点
000.00%
111.14%
222.27%
311.14%
466.82%
5910.23%
61415.91%
72730.68%
81618.18%
933.41%
10910.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.16点 Review6人
4 音楽評価 7.25点 Review4人
5 感泣評価 4.66点 Review3人

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