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その男ヴァン・ダム

[ソノオトコヴァンダム]
JCVD
2008年ベルギールクセンブルグ上映時間:96分
平均点:6.23 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-12-27)
アクションドラマコメディ犯罪もの
新規登録(2009-01-05)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2013-05-06)【イニシャルK】さん
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監督マブルク・エル・メクリ
キャストジャン=クロード・ヴァン・ダム(男優)
カリム・ベルカドラ(男優)
ジヌディーヌ・スアレム(男優)
フランソワ・ダミアン(男優)
山野井仁(日本語吹き替え版)
咲野俊介(日本語吹き替え版)
後藤哲夫(日本語吹き替え版)
脚本マブルク・エル・メクリ
製作総指揮ジャン=クロード・ヴァン・ダム
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
人気はあるのに作品に恵まれないまま年老いていくアクション俳優ジャン=クロードヴァンダム。愛娘の親権をめぐり係争中の彼は、金策のために立ち寄った郵便局で強盗事件に巻き込まれてしまう。そして、ちょっとしたきっかけで犯人扱いされてしまい事件は思わぬ方向に… 果たして、現実は映画のように上手くいくのか? ヴァンダムが本人として出演する自虐的作品。
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1.《ネタバレ》 思えば、ヴァン・ダムくらい一人二役にこだわるスターも珍しい。『ダブル・インパクト』にはじまって、『マキシマム・リスク』や『レプリカント』まで、双子だのクローン人間だのを嬉々として(?)演じている。『タイムコップ』でも、過去の自分を未来から来たヴァン・ダムが見つめるという場面があったはずだ。そして本作もまた、「ヴァン・ダムがヴァン・ダム自身を演じる」という意味で、やはり一人二役をめぐる彼の“オブセッション”的主題を反復しているんである。

落ち目の人気スター「ヴァン・ダム」が郵便局強盗にまきこまれ、包囲する警官隊から犯人と間違われるという喜劇的設定ながら、全編を覆うシリアスな、重苦しい空気感。そのなかで、これまで演じてきたヒーローのようにはいかず成すすべもないヴァン・ダムの、疲れきった表情がまず素晴らしい。そして皆さんもご指摘の、あの独白・・・ 

ヴァン・ダムが突然カメラに向かって「これは俺の映画だ」と語りはじめ、これまでの人生やドラッグに溺れた事実などを告白し、最後に「そう、これは俺の現実だ」と告げて、ふたたびドラマへと戻る、ワンカットで撮られた長いモノローグ場面。そこにあるのは、単なるメタフィクションとしての面白さを超えて、映画(=虚構)と現実が交差することのスリリングさだ。そう、この映画はまさしくヴァン・ダム版『サンセット大通り』(!)とでもいうべき、現実のヴァン・ダムと虚構(=イメージ)としての「ヴァン・ダム」という“一人二役”を自ら演じてみせた作品として、その〈二重性〉に賭けられたものに他ならない。

ただ、これでもう少しヴァン・ダム=「ヴァン・ダム」の悲喜劇性を際立たせることができたなら、この映画はかなりの傑作になっていたにちがいない。と思わせる、映画としての“弱さ”は確かに認めよう。けれど何度もいうけれど、本作のヴァン・ダムは本当に良い。素晴らしい! これを契機にひと皮むけたヴァン・ダムの、今後に期待をもたせてくれただけでも、ファンとしては大いに感謝しようじゃないか。
やましんの巻さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-28 15:31:20)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 6.23点
000.00%
100.00%
213.33%
300.00%
426.67%
5620.00%
6516.67%
71136.67%
8516.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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