映画『不思議な世界の物語』の口コミ・レビュー

不思議な世界の物語

[フシギナセカイノモノガタリ]

The Wonderful World of the Brothers Grimm

1962年【米】 上映時間：129分

平均点：7.00 / 10点(Review 1人) 

公開開始日（1964-03-06）

（ ファンタジー）

監督	ヘンリー・レヴィン
	ジョージ・パル
キャスト	ローレンス・ハーヴェイ〔男優〕(男優)
	ラス・タンブリン(男優)
	クレア・ブルーム(女優)
	イヴェット・ミミュー(女優)
	オスカー・ホモルカ(男優)
	マーティタ・ハント(女優)
	ボーラ・ボンディ(女優)
	クリントン・サンドバーグ(男優)
	ウォルター・ブルック(男優)
	テリー＝トーマス〔1911年生〕(男優)
	オットー・クルーガー(男優)
	ピーター・ホイットニー(男優)	（ノンクレジット）
	ビリー・バーティ(男優)	（ノンクレジット）
音楽	リー・ハーライン
撮影	ポール・ヴォーゲル
製作	ジョージ・パル	（ノンクレジット）
特殊メイク	ウィリアム・タトル
特撮	ジム・ダンフォース	（ノンクレジット）
美術	エドワード・Ｃ・カーファグノ
	ジョージ・Ｗ・デイヴィス
	ヘンリー・グレイス	（セット装飾）
衣装	メアリー・ウィルス
編集	ウォルター・トンプソン
録音	フランクリン・ミルトン

【口コミ・感想】

★1．グリム兄弟の映画。といっても最近制作された「ブラザーズ・グリム」のようなファンタジー系ではなく、あくまでも現実的な話で、彼らが日常生活で、本が売れなくて悶々したりする様や兄弟愛や恋愛などを絡めて、本が人気が出るまでのエピソードをホノボノした雰囲気で描いている。で、彼らが子供たちに語るお話を途中、三つほど映像化して見せてくれる劇中劇がありまして、どれも、俺は知らない話やったんだけど、ミュージカル調で、こちらもホノボノな子供向けの心あったまるお話。特撮としては、二つ目の靴職人の話は小人の人形が、主人が寝てるあいだに靴を作ってくれるんだけど、これがストップモーションで小人たちを表現。なかなか楽しい。三つ目の話もドラゴンがストップモーションで、ドラゴンとの戦いをドタバタコメディータッチで描いている。ドラゴンの造形はコメディーなのでユニークな感じで不気味さはないけど、こちらも結構楽しい雰囲気で悪くない出来。120分以上あるので、ちょっと長く全体的にホノボノしてるので退屈な部分もあったけど、グリムの作った有名なキャラ達が現実世界に（もちろん幻だけど）総登場するシーンなど、なんだかジーンとくるくだりもあったりして、最後はなんだかちょっと感動しちゃいました。

【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点（2009-02-13 19:04:23）

【点数情報】

Review人数			1人
平均点数			7.00点
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7	1	100.00％
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9	0	0.00％
10	0	0.00％

【アカデミー賞 情報】
1962年 35回
撮影賞	ポール・ヴォーゲル	候補(ノミネート)
作曲賞(コメディ)	リー・ハーライン	候補(ノミネート)	（音楽賞として）
美術賞	エドワード・Ｃ・カーファグノ	候補(ノミネート)
美術賞	ジョージ・Ｗ・デイヴィス	候補(ノミネート)
美術賞	ヘンリー・グレイス	候補(ノミネート)
衣装デザイン賞	メアリー・ウィルス	受賞
【ゴールデングローブ賞 情報】
1962年 20回
作品賞（ミュージカル・コメディ部門）		候補(ノミネート)	(ミュージカル映画賞として）
主演男優賞（ミュージカル・コメディ部門）	ローレンス・ハーヴェイ〔男優〕	候補(ノミネート)