5.「テイク・ディス・ワルツ」の予習として鑑賞。安易に涙を拾いに行かない作り方がとても良かったと思う。特にラストが良い。 この映画のテーマは「ひたむきな愛」ではなく、「気持ちのすれ違い」にあるのだ。認知症ですらも設定に過ぎない。描きたいものをきちんと見据えて製作された作品だと感じた。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-11 09:24:12) |
4.私自身年老いた母を施設に預けた経験があるだけに、身につまされる思いだった。自宅介護か介護施設かという問題も見え隠れする。 この映画は老夫婦の愛情が痛いほどに感じられ、良い映画だった。雪の映像がとてもきれいで印象的、音楽も良い。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-19 18:29:07) |
3.サラ・ポーリーでみました。静かに淡々と進んでいるが力強い作品だったと思う。映像も美しかった。老後の身の振り方考えないととおもったりして。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-16 20:15:16) |
2.歳を重ねても妻をこれ程までに愛する事ができるのは素敵だと思った。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-10 20:00:29) |
1.なかなか良かった。猫は自分の死期が近づくとどこかへ行ってひっそりと最期を迎えようとする。女もそういうポテンシャルを持っていると思う。惨めな姿は見せたくない、今までありがとう、でもさようなら。でも人間だから、そこから話が始まる。同じ認知症がテーマの「君に読む~」や「アイリス」は、二人の関係を描くとか、認知症になっていく人を中心に描いたりだったけれど、この映画は、妻が認知症になってしまった夫を中心に描かれているので、認知症ではない自分にとって、すっと入って行き易かった。心が少しむず痒くなるような、いい脚本だったように思う。 |