4.歳の離れた長兄がトレッカーだったので、幼少期にテレビ画面は見ていました。スポックの顔や移動装置が途中で止まった場合の事を想像してただただ怖かった記憶のみ。ストーリーはまったく把握して無かったので今回のリメイク版から参加しました。たぶんトレッカーの方からするとちょっと雰囲気違うのかもしれないけれど、オリジナルの情報が何もない人が見るには良い入口だと思いました。ここから興味が出ればオリジナルに掘り下がっていけるし、そうでなくても今作を1として新作の続きを楽しみにしても良いかと。私は後者ですが、、、だって、オリジナルの歴史が長すぎる。カークがあんまり主役主役してないのもミソかもね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-10-04 00:07:51) (良:1票) |
3.対照的な主人公のキャラって対照的すぎますよ。そんな二人が力をあわせれば怖いものはないぜ!って映画というより熱血少年マンガという感じ。人間ドラマに期待した私がバカでした。とはいえ、そんな大味で都合よすぎなストーリー(とくにカークが船長になるのは唐突すぎです。あれで何でみんな納得しちゃうかな)ながらも、120分普通に楽しめる娯楽作品に仕上げてみせるのは、J・J・エイブラハムズの力業。クルーのキャラクターもカラフルで、新たなシリーズ化も期待できそうです。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-18 16:19:33) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 今までのシリーズは観た事がありません。 Mr.スポックの名前を知っている程度でした。 何の前情報もなく観ましたので、なぜMr.スポックが若いのかさえ”?”でした。 いきなりド迫力の戦闘シーンから始まり、これぞSF!という感じが伝わってきます。 本作は、ファンでない人でも楽しめるように作られたと後に知りましたが、その通り良い作品になっていると思います。 【かずまる】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-07 13:38:44) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 前半は面白い。宇宙艦隊の設立の説明とかから始めるのかと思ったら、いきなり宇宙艦の戦闘シーン。テンポが早い上、手持ちカメラとクローズアップの多用のせいもあって、この映画はとにかく切羽詰った印象を与える。 そして速度を重視しているせいか、物語は段々といい加減で雑になっていく。「宇宙大作戦」というより、「行き当たりばったり大作戦」だ。 今回の最新作に感傷的なものはない(あっても、速度が凄まじいので、それを気にさせない)。やはり大胆にリメイクされたテレビシリーズ「バトルスター・ギャラクティカ」のようなシリアスでシビアなものも。 主人公たちが乗り込む宇宙艦エンタープライズのブリッジは光で満ちあふれている。かなりの電力使用量だ。エコだ省エネだと騒ぐ21世紀のことなどなかったかのように。23世紀にはそんな問題など解決済みなのだろう。これはオリジナルシリーズの精神を受け継いだ、楽観的な未来を描いた物語である。 映画は中盤以降も凄まじい速度で突っ走っていくが、見ているほうは徐々に冷めていく。若きカークがキャプテンになるまでを描いた物語だが、その道のりはダイナミックというより、強引で調子がよすぎる。私が思い出したのは、日本のコメディ「無責任シリーズ」だ。あれよあれよと出世していく植木等のように、カークもスルスルとキャプテンの地位に近づいていく。宇宙の星々を駆けめぐり、冒険と戦闘を続けながら(むろんたくさんの死傷者も出ている)、バイタリティあふれるカークの「人生一発大逆転」ストーリーが気忙しく繰り広げられる。 それでも見せ場は多く、退屈はしない。惑星への豪快なダイブにしてもワクワクさせられた(それだけにimaxで見たかった)。リニューアルされたエンタープライズの初登場や、老けたが、それでもきりっとしたあの俳優の立ち姿には感激した。 基本的にはカークとスポックの話だが、ほかのクルーたちにもそれぞれ見せ場が与えられている。出演者たちもみんないい。 【スポタ】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-06-02 12:12:05) (良:1票) |