4.何から何まで見せよう、しゃべらせようとするからつまらない。とにかくTV的というのかしつこいまでに説明しようとする余計な演出はこの作品には不要だと思いました。鉄骨渡りの場面を中心に役者の顔にまともにピントが合っていない場面も多く作りこみの甘さも気になる。役者は凄く頑張っているが演出がわざとらしく大仰なのでそれすら空振りに…。2時間以上ある映画ですがバンバン切って1時間半くらいにできると思います。切った30分は不要な説明シーンということで。 【トト】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-12-09 05:57:42) (良:3票) |
3.暴言を書かせて貰います。クソ映画です。でも、そこそこ観れます。それは何故か? 理由は原作のオリジナリティーが素晴らしい程の濃密なため、多少薄めても十分なポテンシャルを発揮するからです。 原作に触れることなく観た人間にはそこそこ面白く見えるでしょう。イマドキのTVドラマライクに作ってるし。 しかし、原作を知ってる人間には堪らないクソ映画になってると思います。 まず「人生逆転ゲーム」って…こんな他力本願っつーか、漠然とした捕らえ方をしたコピー付けてる時点で原作の根幹を理解してない。 個人的に原作のカイジに戦慄するのはタイトルのような「搾取される側」の着眼点ではない。 「支配する側」の全て満たされたが故に人を人とも思わないゲームを思いつき、実践し、それを娯楽とする「支配階級」の着眼点なのだ。 …原作はギャンブルの形を借りただけの人間のカルマを描き、今の資本主義の中に成り立つ、野生の聖書とも言えるテーマを持つ。 絶対的絶望の世の中で残酷なほどの暴力を弱者に突きつけ、そこに救済の手すら伸ばす者の居ないリアリティー。 ”それ”が無い時点で既にカイジと銘打ってもまったくの別モノでしかない。 つか、純然たるテーマを保守せずにTVドラマのお気軽さで映画を作ってんじゃねーよ。 それよりも最近の日本映画って映画と言えるのか?TVドラマの最終回をスクリーンでやってるだけだろ。 そりゃ視聴率から観客動員数を見込めるのは分かってるけど、いつの時代もメディアが衰退するのはこの流れだ。 はぁー、娯楽が氾濫してるお陰で人の持ってる時間、集中力が無くなってる昨今… 娯楽を楽しむ体力の低下が、お気軽に楽しめるモノを「良品」と勘違いさせるのかねー。 【映画の奴隷】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-10-21 00:01:38) (良:3票) |
2.カイジは駄目人間の象徴なのに、まずあんなに格好良かったら駄目でしょう。悲壮感の中に内に秘めた力強さがないと・・・「一見頼りないけど、逆境に強く、いざギャンブルとなると頼り甲斐がある」というのがカイジです。申し訳ないけど、藤原竜也にはカイジの役は無理です。これはもうキャスティングの問題だけど・・・。映画自体も原作の緊張感、爽快感がうまく表現されていない。映画を見ながら、原作を知らない人が「カイジってこんなもんか・・・・」と思われないか余計な心配をしてしまった。 【N.Y.L.L】さん [地上波(邦画)] 3点(2010-10-15 23:24:00) (良:1票) |
1.役者の演技が良すぎて逆にカイジって感じじゃない。 【奥州亭三景】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-10-15 22:54:56) (良:1票) |