5.《ネタバレ》 原作ファンです。福本大好きです。そんな立場から言わせていただく。まず、女がいらないっ……!福本作品に女!それは圧倒的不要っ……!何故っ……?何故遠藤が天海祐希っ……!?画面映えを狙ったのかっ……!?が、ダメっ……!しかもラストあんなことにするから今度やる2の結末がっ……!不透明!五里霧中っ……!すなわち才のある原作者に対し、それに比べ凡人のスタッフっ……!積み重ね、勝ち続けていないスタッフ……!ならば原作通りにやるのが必定っ!定石っ……!それ見たことか、地下も挟み、ビールも挟み、すなわちいいとこどり……っ!その結果が「2も地下に堕ちたら鉄骨渡りすればいいんじゃねーの?」的、安易な考えっ…… それに至るのがまるでダメっ……!まさに、まさに痛恨!痛恨の構成!痛恨の極み!愚策!そもそもカイジ、藤原だと、わずかに、わずかに賢そう。知性!にじみ出る知性!ならばダメカイジの演技もこなせる萩原聖人のほうこそ適任っ……!ファンも、納得っ……!さらに決定的なのが「ナレーション:立木文彦」不在っ……!陰の主役ともいえるこのナレーションあってこそのカイジっ……!必要不可欠っ……!圧倒的存在感!! そして、極めつけは焼き土下座!焼き土下座が、ない!ない!ないいいいいいいいいいい!?圧倒的失策!!! 【まるにゃ~ん】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-09-29 03:39:17) (笑:4票) |
4.何から何まで見せよう、しゃべらせようとするからつまらない。とにかくTV的というのかしつこいまでに説明しようとする余計な演出はこの作品には不要だと思いました。鉄骨渡りの場面を中心に役者の顔にまともにピントが合っていない場面も多く作りこみの甘さも気になる。役者は凄く頑張っているが演出がわざとらしく大仰なのでそれすら空振りに…。2時間以上ある映画ですがバンバン切って1時間半くらいにできると思います。切った30分は不要な説明シーンということで。 【トト】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-12-09 05:57:42) (良:3票) |
《改行表示》 3.暴言を書かせて貰います。クソ映画です。でも、そこそこ観れます。それは何故か? 理由は原作のオリジナリティーが素晴らしい程の濃密なため、多少薄めても十分なポテンシャルを発揮するからです。 原作に触れることなく観た人間にはそこそこ面白く見えるでしょう。イマドキのTVドラマライクに作ってるし。 しかし、原作を知ってる人間には堪らないクソ映画になってると思います。 まず「人生逆転ゲーム」って…こんな他力本願っつーか、漠然とした捕らえ方をしたコピー付けてる時点で原作の根幹を理解してない。 個人的に原作のカイジに戦慄するのはタイトルのような「搾取される側」の着眼点ではない。 「支配する側」の全て満たされたが故に人を人とも思わないゲームを思いつき、実践し、それを娯楽とする「支配階級」の着眼点なのだ。 …原作はギャンブルの形を借りただけの人間のカルマを描き、今の資本主義の中に成り立つ、野生の聖書とも言えるテーマを持つ。 絶対的絶望の世の中で残酷なほどの暴力を弱者に突きつけ、そこに救済の手すら伸ばす者の居ないリアリティー。 ”それ”が無い時点で既にカイジと銘打ってもまったくの別モノでしかない。 つか、純然たるテーマを保守せずにTVドラマのお気軽さで映画を作ってんじゃねーよ。 それよりも最近の日本映画って映画と言えるのか?TVドラマの最終回をスクリーンでやってるだけだろ。 そりゃ視聴率から観客動員数を見込めるのは分かってるけど、いつの時代もメディアが衰退するのはこの流れだ。 はぁー、娯楽が氾濫してるお陰で人の持ってる時間、集中力が無くなってる昨今… 娯楽を楽しむ体力の低下が、お気軽に楽しめるモノを「良品」と勘違いさせるのかねー。 【映画の奴隷】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-10-21 00:01:38) (良:3票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 SLAVEカードを何番目に出そうと、要するに、自分がSLAVEを出す時、相手がCITIZENカードを出したら、SLAVE側の負け(※)。 なので、SLAVE側が負ける確率は4/5 3回やって、3回とも負ける確率は、4/5 × 4/5 × 4/5 = 64/125。 引き分けは無いのだから、3回やってSLAVE側が1回は勝てる確率は、1 - 64/125 = 61/125。 なので、61:64でSLAVEがわずかにEMPERORより不利とは言え、まあ、トントンと言っていいでしょう。 これでレート10倍、だそうですから、期待値としてはSLAVE側が圧倒的に有利。むしろ美味しすぎるのでは? という説。 ⇒興味のある方は、「サンクトペテルブルクのパラドックス」ってのも、調べてみてください。 それにしても石田のおっさん、どうしてあんな土壇場の平均台の上で、長々と身の上話を始めてしまうのか。これじゃ、(本人は「足が震える」などと自己申告してるけど)余裕があるんだか無いんだか、よくわからない。身の上話って、映画の中のもっと早い段階(明らかに余裕のある段階)でしておくべきでしょう。そうすれば、「身の上話をした段階から平均台の上まで」が、我々にとって、「このヒトには死んでほしくない」と思える時間になる訳で、その時間をたっぷり取ることができたはずなのですが(意地の悪い人は、「死亡フラグ」と呼ぶのでしょうが)。 もしかしたら、作り手もそんなことは百も承知で、でも映画の中にそんなマッタリした時間帯を作る訳にはいかぬ、テンポよく物語を進めねばならぬ、ということなんでしょうか。でもそのせいで、おっさんは、何の余韻も残さず映画から消え去り、何の印象も残さず我々の意識から消えていく。 それにこのシーン、風が吹いて危機一髪、ってんなら、旗か何か、強風を表現するものを画面に配置するような工夫があってもよいと思うのですが。 (※)自分がSLAVEを出す前に相手がEMPERORを出して終了しちゃうケースも、ここに含みます。もしも終了せずにゲームを続行すれば、「自分がSLAVEを出した時に相手がCITIZENを出す」ケースに該当することになるので。 【鱗歌】さん [地上波(邦画)] 4点(2020-05-04 15:12:28) (良:1票) |
《改行表示》 1.役者の演技が良すぎて逆にカイジって感じじゃない。 【奥州亭三景】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-10-15 22:54:56) (良:1票) |