6.えーっと、劇場版1から6まで通しで観れば本作の脚本の完成度の低さが際立ちます。 個人的には5が一番完成度が高くてシンプルで良かったかな。
6に関しては雑すぎます。レビューも随分ありますが、以下に列挙します。
1. 各キャラクターの性格が違う。カークはいきなり他者を殴るようなバイオレンスな人間じゃない。 2. スポックが前半は棒立ちしているだけで無能と化している。女性バルカン士官も説明不足で唐突。 3. 流刑地送りが前提の展開でイライラする。 4. 300人総出で犯人のブーツを捜して見つからなかったのに、良いタイミングでアッサリ見つかる。 5. 変身エイリアン必要?ってかシリーズ中初めてお色気だよね。STは色気抜きという掟を破ったね! 6. 船内でフェーザー銃は使えない→至近距離なら使えました。って。鈍器で殴る設定でいいのに。 7. 見えない敵に一方的にやられすぎ。緊張感ないのを乗務員の謎の顔芸で誤魔化している。 8. クリンゴン語を辞書でたどたどしく…いや普通に翻訳機使えよ…このシーンは意味を成さなくて無駄すぎる。 9. 議場のセキュリティがザル。危険物を堂々と持ち込めてるし、転送できないようにできるのになぜ転送できるの? 10. ドカッバキッズバッと解決!みんなで拍手!!!!あほかーい!!!ロボコップ3並みに酷い。
大宇宙の壮大さも皆無で、色々なステージに移動しますが、バランス悪いカメラアングルの中で小さいセットで ガチャガチャやってるだけです。出来の悪いファミコンみたい。シリーズ中で世界観が一番小さいんじゃないかな って感じました。
ロボコップシリーズと同じで、単体で観るとそれなりに良く見えてしまうことがあります。 通しで観たら1~6の評価がそれぞれ変わってくると思います。 ワタクシはシリーズが好きだからイインダヨ的な贔屓目が嫌いです。 【c200】さん [インターネット(字幕)] 2点(2020-01-29 01:02:22) |
5.結構甘い部分も目立つけど、初期メンバーによる最期のスタートレックを飾るにふさわしい内容だったかと思います。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-13 22:51:28) |
4.強力な悪玉、政治的陰謀、友愛、宇宙戦、愛すべきクルー達、とスタートレックの面白要素がたっぷりと詰め込まれていて、見応えのある作品になっていると思います。TOS映画シリーズでは一番好きです。 【リン】さん 8点(2004-12-23 02:01:22) (良:1票) |
3.常連のクリンゴンご一行様と、バルカンのサレック大使をゲストに迎え、スタートレックの面白さを存分に味わうことが出来た。流刑地で「翻訳機を没収されてね」というカーク艦長の苦し紛れのジョークと、クリンゴン語の「辞書」と格闘してみせるクルーの姿には、大笑い。それに対して、シェークスピア(シェークスピア熱は宇宙規模か!)を諳んじてみせるクリンゴン人の教養と格調高さよ。長年の愛すべき天敵を失うことには、一抹の寂しさは隠せぬものの、ここはやはり和平しかないでしょう。それにしても、「シンデレラ」がロシアの物語だと知らなかったよ、ミスター・チェコフ。君は全然かわっとらんね。あいかわらずロシア語訛り丸出しの英語をしゃべるところといい。 【トバモリー】さん 7点(2004-02-22 12:37:51) |
2.オリジナルシリーズのラストに相応しい、総決算的な作品になっています。オリジナルシリーズの全6本の映画版の中では一番の完成度だと思います。スタートレックよ有難う。 |
1.スタートレック映画の中で最高傑作との評価も多い作品です。クリンゴン帝国との歴史的な和解という背景と、カークのクリンゴンに対する個人的な感情という二つの要因が、前半に綿密に描写されているため、その後の物語が説得力を持って進みます。 |