6.《ネタバレ》 さっきテレビで見て早速投稿しようとしてビックリ!こんなに評価が低いとは!ワーストランキング入ってるし!でもちょっと待って下さい。そんなに酷評される映画でしょうか?僕自身はよくできた映画だと思いました。多分酷評する人は、なぜ怪我をしないのかという謎が最後に解明されることを期待したのでは?シックスセンスでの衝撃を引きずっているのでは?でもこの映画はシックスセンスとは違うのです。続編ではないので、全くの新しい映画として見るのが映画の正しい見方なのではないのでしょうか?まぁ、この映画をシックスセンスと同じ見方で見せようとする配給会社に一番罪があるのは自明のことですが。ところでこの映画、本当に丁寧に作られていると思います。映像はとてもスリリングで、終始穏やかなトーンで進行するストーリーに緊張感を与え、見るものを引き付けてやみません。前作でも非常に素晴しいと感じた演出のテクニックはこの映画で進化を遂げていると思います。さらにこの物語、実はとてもリアルなヒーロー物だというのがかなりの魅力ですね。見終わった後に、これはヒーロー物なんだと気づかされるという仕掛けが不思議な余韻を生みます。そしてなにより、今までにない静かなヒーロー映画だと考えるとかなりしびれます。このあまりに絶妙な感じからして、シャマラン監督は現在の新人監督としてずば抜けた才覚の持ち主だと思われます。この監督の才能を無駄にしないためにも、配給会社はもうちょっと宣伝の仕方を考えるべきだし、見る側も純粋な気持ちでみることをお勧めします。ナイスな監督に8点! 【ジャザガダ~ン】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-11-11 00:09:34) (良:3票) |
5.《ネタバレ》 音響に秀でているわけでもなく、映像が凄いわけでもなく、単にアイデア勝負の作品なのでわざわざ映画館で見た人がご立腹なのは理解できます。評価が低いのも、「シックス・センス」の衝撃で、皆さんがこの映画に過度に期待してしまったのも原因の1つでしょうし、映画としての出来としても「シックス・センス」に劣っていたともっち~も思います。ただ、僕は好きなんですよね。「シックス・センス」とは違い、徐々に答えを明らかにしていきながら、え?まさか?マジで!?と単純に反応してしまいました。アイデア的には「シックス・センス」に負けず劣らず、素晴らしかったと思います。かつてアメコミのヒーローをこんな形で主演させた映画がありましょうか?かつて転んだだけで死んでしまいそうなひ弱な悪役が登場した映画がありましょうか?僕はシャマラン独特の世界観にハマってしまいました。 【もっち~(←にょろ)】さん 8点(2003-11-27 13:58:45) (良:2票)(笑:1票) |
4.批評があまりよくなかったんで、全く期待せずに(ごめんなさい)今回テレビで見ていたら、読めない展開にラスト向かってどんどん引きつけられていた。アメコミヒーロー映画のすき間を見事に突き抜けているような、リアルなヒーローものだったんですね。公開当時ではなくて、アメコミ映画を何本か見た後の今、すごく興味深く面白く見れたんだと思う。新聞を差し出して「パパだよ。でも内緒ね」とこっそり言われた時の息ジョセフの気持ちが、映画の中で一筋の光みたいに輝いてる。そしてラストが、どうまとまるんだろう…と思ったら、想像以上にピシリとややられました。かあー、なるほど! 【ちゃいちゃい】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-14 15:45:23) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 家庭に悩み普通に仕事もする、敵だって世界征服を企むような奴じゃなく単なる犯罪者、それを暴力で倒すだけのヒーロー。事件を起こして、捕まれば頭のおかしい奴として精神病院にブチ込まれる名ばかりの悪者。ヒーローも悪者もそれを許す世界があってこそ輝くのであって、現実にただ、その要素だけを持っていたとしても虚しいだけ。この映画はそんな痛々しいくらいリアルなヒーローモノを上手く描いていると思います。 【デコバン】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-10 22:01:39) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 ここまでけなされるのは、1つは配給会社の、あまりにも「シックスセンスな感じですよ」って宣伝してるのにも問題があると思いました。みんな凄い何かを期待しちゃうって^-^;営業上仕方ないって言えばそれまでですが。私も所見では騙され、がっかりした口。でも、素直に1本の作品として鑑賞し直したら、リアルアメコミとしてよくできてるんじゃないでしょうか!?とても斬新な脚本だと唸りました。いい映画です!でももう一度言いたい。みんなは映画に騙されたんじゃなく、配給元に騙されたということを。 |
1.↓うひゃー、皆ボロクソだねえ。でも、この映画そんなに悪くないと思うぞぉ。少なくとも、ハリウッドの勧善懲悪もんにウンザリしているアタクシには、すごく新鮮だった。<ここからネタバレあります>いつ壊れてしまうかも知れない「ガラス細工の男」は、この世に自分の居場所がない。自分が何故この世に生を受けたのかを、苦悩しながら生きて来たんだよね。で、生まれて来たからには、何か理由があるはずだ、というわけで、ウィリスに辿り着く。ウィリスだって、「正義のヒーロー」のわりには、ずぅっと悲しそうな顔をしている。何かの間違いであって欲しいと苦悩する「ヒーロー」なんて、これまでにいただろうか。でも最後は余りにも悲しい。「自分は間違いで生まれて来たのではなかった」というジャクソンが、哀れだ。この二人、これからどうやって生きていくんだろう。 【ぶんばぐん】さん 8点(2001-07-01 12:42:19) (良:1票) |