2.一人合点の独白を繰り返すボルト、何だかバズライトイヤーを思い出させるし、はたまたテルマエロマエの阿部寛にも通ずるものがありますが。イヌにしてはちと「しゃべり過ぎ」かな、という気もいたします、ストレートなセリフはも少し抑えてもよかったかと(一方で、一見ドンチンカンなライノのセリフは、いい味出してます)。それでもこの作品がイイのは、井の中の蛙だったボルトが「外の世界を知る」という形をとっているようでいて、実は外ではなく「中」を知る話だったということ、ウソの世界の中にあったホントの「ペニーの愛」を見出し、自分の中にあったホントの「勇気」を見出すオハナシだった、ということですね。まあそれにしても、ペニーに愛されなかった“新・ボルト”くんの雑魚キャラぶりは、誠にお気の毒でしたが。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-03-11 22:43:19) (良:1票) |