8.バーホーベンの突出した最高傑作であると同時に戦争映画の傑作のひとつだと思う。戦争の本質(殺戮の快感と、醜悪さ、滑稽さ)を表現している所は『地獄の黙示録』と同様だが、この映画のスゴさはそれが少しも説教くさくないところ。近未来で敵を虫にしてはいるが、これは現代のアメリカのメディアを駆使した軍事国家ぶりを暗に批判していると思われる。自分達の敵は、アメリカ的価値観が通じない点では虫と同じ、と言っているようにも見える。理屈込みでも、理屈抜きでも楽しめる唯一の戦争映画。 【トマシーノ】さん 10点(2003-09-25 13:53:48) (良:2票) |
7.欠点というものが見当たらない。 【ボボ】さん 10点(2003-07-14 18:46:04) (笑:2票) |
6.こんな映画他にない!原作とだいぶ違うみたいだけど、これはこれでスゲー面白い。だって虫と人間が戦争してるんだぜ!撃ちまくるしスッキリする映画!女は無理かも… 【Pepe】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-07 00:43:26) (笑:1票) |
5.何か非常に好きです 【亜空間】さん 10点(2004-01-21 22:48:56) (笑:1票) |
4.人間って生身だと弱いんだなあ(笑)弱すぎ。それに男の悲しい性が出まくり。アメリカの大仰な表現を逆手にとったヨーロッパ的美学。明るい映像に鬱が混入していて、ドンパチ映画なのに何故か爽快感が湧かない。しかし、観た後に残る印象は深い。傑作です、面白すぎ。「アタック・ザ・キラー・トマト」や「スリーパーズ」「ゼイリブ」あたりが好きな方には絶対おすすめです。 【ricmania】さん 10点(2003-05-18 13:16:53) (良:1票) |
3.この映画は馬鹿映画です!!!!戦争を進めているとか、どうとかじゃあなくて、ただのお馬鹿SFアクション映画なんです!!!!まだ未見な人は、絶対に見たほうが良い! 【gilbert】さん 10点(2003-03-25 12:56:09) (良:1票) |
2.SF映画じゃスター・ウォーズより好きだなあ。つまりSFの中では最高。ブチブチに殺してバッツンバッツン殺されてグロ馬鹿痛快無比。小さいゴキブリを踏み潰すシーンとか知能あるボス虫に容赦なく注射ブッ刺すところとか、戦意高揚風のシーンとか、戦争のスゴさ(色んな意味での)をバーホーベン流に正義の国アメリカに突きつけてるなぁ。これが戦争だぞ、と。もちろんそんなくだらない戦争批判的な意味合いを考えることはやめにして馬鹿らしさグロさ女のずる賢さにあきれて大笑いしようっていうバカ監督の本領発揮なクソ映画。このブラックさ馬鹿馬鹿しさに笑えない奴をオレは信じない。(と言ってもいいほどこの作品が好きだ。) 【七郎】さん 10点(2001-12-02 04:24:36) (良:1票) |
1.「文学」が大衆に理解されない現状でバーホーベンの「文学」を理解せよというのも無理というものなのかもしれません。「文学」は決して主題化できないものを無理矢理主題化しようとする奮闘の軌跡。多くの人は何故「そのまま」でしか物事を見れないのでしょうか? 生の尊さをスプラッターとして描くことができることを何故受け入れられないのでしょうか?もちろん私には解りません。この映画を観て一人でも多くの人が「考え」てくれたなら・・・ |