《改行表示》 13.な、な、な、なんですか、これは? コンピューターウオーズはいいとして(しょうがないね、こういうのがスキなんでしょう?)、そもそも、電話回線で(電波でもなんでも、知らないが)いとも簡単に、世の中動かしちゃうスイッチが入るようなシステムにするわけねえだろ!アホか?コンピューター系というか、電波系というか、理数系というか、ゲーム系というか、こども向けというか、なんなんでしょうか。こういうピコピコ妄想は、気が萎えるなあ。映画”トータルリコール”のような”夢旅行”ならわかるが、画面にらめっこしながら、キーボードぱたぱたぴこぴこじゃあ、どうもなあ。その他スジはみんな子供っぽいおはなし。大親族一同の表現は紋切り型、表層的ではなはだうすら寒い。そう、なんか”オタク的”ですね。になにか、ひじょうに”特定”の嗜好のひとびとの絶賛をねらって作られているようにみえる。追加! コンピュータ(電気計算暗記システム)の無限の巨大化で、性能(スピード?)をはかっている(?)ように、それを映す画像”グラフィック””スクリーン”も無限に巨大化することが、いわゆるコンピュータグラフィックの”無限の目的”なのだろうか?いいかえると、そうすること、が”楽しい”のだろうか? それとも、”映像”そのものの”サイズ”ではなく、”グラフィック”の”無限の空想の可能性”がたのしいのであろうか?”グラフィック”自体はもちろん非常にきれいな”絵”であったが、おそらく、キャラクターや造型自体の”デザイン”をつくることの楽しみなのではないか。 しかし、その事じたい、まったくもって、”普遍的”ではない。なぜなら、この映画で出てきた”絵”は全て”アニメーション”であったから。これは、創る側の安易な”一方通行”である。 そりゃー、こういうのは、創っている方は楽しくってしょうがないでしょう。わたしに限っていえば、残念ながら、監督が表現してくれた”絵”デザイン”を見続けることは苦痛で、不快ですらあった。(コンピュータウオーズのところの表現のことを指して) 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 2点(2009-08-06 20:48:42) (良:4票)(笑:1票) |
《改行表示》 12.ネット上の仮想世界が、現実世界のライフラインをも司るようになったごく近い未来社会。 そんな中、田舎の“おばあちゃんち”に集まった家族一同が、結束して世界を救う。という話。 “バーチャルリアリティ”の世界と、旧家の“おばあちゃんち”という相反する「場面」の融合。 このユニークな題材を、「時をかける少女」の細田守×マッドハウスがどうアニメーションとして描き出すのか。 それは興味深さと同時に、大いなる疑問符を持たざるを得なかった。 が、その疑問符は、圧倒的に高い「創造物」としてのクオリティーの前に、早々に一蹴される。 作り込まれた仮想世界のディープさと、“おばあちゃんち”という普遍的な日本の様式を見事に共存させ、映画に引き込まれるにつれ、この上のない“居心地の良さ”に包み込まれる。 ストーリー自体ももちろん面白かったのだが、マトリックス的に入り組んだ世界観を、決して小難しく表現するのではなく、日本独特の居心地の良さの中で極めて身近な感覚で表現できたことが、この映画のこの上ない価値だと思う。 仮想世界の中でのアバター同士の“つながり”を、現実世界の家族同士の”つながり”、そして世界全体の人間同士の“つながり”にまで昇華していく。 その様は、ネット上でしか繋がりを持てないでいる現代人、すべてを“数字”で処理してしまう現代社会に対する警鐘であり、同時に“救い”のように思えた。 そういうことを、難解なフレーズを並び立てて描き出すのではなく、主人公の少年をはじめ、一人の人間の心の成長の中で瑞々しく描き出す映画世界に、泣けた。 梅雨明け初日、夏のはじまりの日に見る映画として、実にふさわしい。実にスバラシイ映画だ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-01 12:48:58) (良:3票) |
《改行表示》 11.稚拙な作り。 人物に魅力が無いし、SFとしても底が浅い。 アニメ補正がかかっていない私にとっては4点が限界です。 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-01-23 20:36:06) (良:2票) |
10.おしいなぁーと思う映画でした。爆発的な入道雲の夏の空。日本家屋によるバリケード作戦。こいこい。日本の親戚の集い。きれいなキャラクターの絵。などパーツはものすごく素敵なものがいっぱいちりばめられているのに、全体としての構成が破たんしているから最後までグッと突きぬけない。脚本の問題だと思います。さらに、ヒロインの人間性に魅力を感じられないのがあまりに痛い。なんで最後おまえおいしいとこ持ってくんだよみたいな気持ちになってしまいました。時をかける少女は原作の構成がしっかりしていたから、気持ちよく遊べていたんだな、と確認できました。同人作家的に才能のある監督だと思います。つぎはぜひ原作つきをやってほしいです。きっと面白くなると思います。 【コダマ】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-11-07 18:08:19) (良:2票) |
9.さすがに、作りは丁寧だし、キャラクターも癖が無く万人に受ける絵柄。ストーリーもテンポ良く進むので見やすかったです。ただ、どうもコンピューターの仮想現実の世界に、自分がイマイチ乗りきれなかった。田舎の生活で、ほのぼのストーリーならなぁ。花札もようわからんから、イマイチ盛り上がりに欠けたかな。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-10-31 18:44:47) (良:1票) |
《改行表示》 8.もっとこう、誰もが楽しめるような作品かと思ったら違った・・・ せっかく田舎が舞台なのに仮想空間云々のいちげんさんお断りな展開で箱庭のように狭い世界観。 自身、パソコンは触るしサイバーパンクものも好きだけど、予備知識なしになんとなく見始めた人が途中で見るのをやめてしまいそうな排他的な空気がこの映画にはある。 【J.J.フォーラム】さん [地上波(邦画)] 2点(2010-08-07 21:28:38) (良:1票) |
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《改行表示》 7.時をかける~とどうしても比べてしまって申し訳ないのだが あれには全く及ばない出来。 ものすごい「どオタク」の作品という印象を受けた。 この映画を作った本人が一番楽しんでるじゃないだろうか。 悪くは無い。かといって決して良くも無い、そんな作品。 5.5点ぐらいなんだけどおまけ四捨五入で6点。 あと、ヒロインが全く魅力的ではないのが致命的。 あんな女の為にがんばれない。 【虎王】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-10-16 14:20:24) (良:1票) |
《改行表示》 6.私ごとですが本作を2回観ました。 "時をかける少女"の時も2回観ましたが非常に感動し、DVDも出た日に購入して(封を開けずに鑑賞ゼロですが)しまうほど好きな作品です。 今作は平日とはいえ、学生夏休み真っ只中。劇場は超満員でした。 普段なら別の作品に乗り換えるところですが、早めに劇場に着いた為良い席を取ることできたのでそのまま鑑賞することに。 予想どおり時間が経つと共に満席になりましたが、こんな時完全指定のシネコンの良さを感じます。 CM予告と続き本編が始まろうとしたその時、隣に体重1tはあろうかという巨漢が陣取られました。 その瞬間、冷房の良く効いた場内が真夏の太陽の下のごみ収集所近くにいるような気分に。 巨漢が5分に一度発作が起きたように汗だくの顔を全力で拭う度に、湿度が5%ずつ上がっている気がします。 結果気分を悪くしてしまい初めて劇場のトイレで嘔吐する自体になり、ある意味サマーウォーズを体験したわけです。 そして2回目。トラウマ克服とリベンジに燃える私は、今回休日前の夜中に行きました。 上映後は確実に終電の無い最終前の上映を選択。が、前回と同じく時間が経つと共にほぼ満席状態に。 とはいえ、万が一を考え席を微妙な一番後ろの端の方を選択。 CM予告と続き本編が始まろうとしたその時、隣に男男女の3人組が陣取られました。 私の隣に座る彼は落ち着きが無く、5分に一度発作が起きたように動き回り、水を飲み、隣に話しかけ、クラスに一人は居る、気が弱いのにやけに目立ちたがりの浮いた男の子のようです。 私の心には2回分の鑑賞代金と一度しかない夏の貴重な時間が溝に捨てられていくような絶望感が漂います。 そんな時、激しく動く彼の肘が私の肘にぶつかり、反応した私と目が合いました。 好機と思い、目で訴えかけました。「ツギウゴイタラコロスゾ」 私の切実なる願いが届いたのか、それ以降息をしていることすら判らないほどピタリと動きは止まり、 私も死んでいるのではないかと心配になり、鑑賞どころではありませんでした。 エンドロールが始まった瞬間物凄い勢いで出て行く彼。体調を崩したのでしょうか、彼が心配でなりません。 そんなこんなで大変な思いをして2度の鑑賞をしたおかげでなんとか内容のほうは覚えております。 "時をかける少女"と並び、非常に素晴らしい作品と、みなさまにお勧めしたいと思う次第です。 【ひで太郎】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-09-30 16:11:41) (笑:1票) |
《改行表示》 5.細かい設定とか、無理があるとか、そういう事はこの映画の言いたい事ではない気がします。 理屈っぽい人は嫌かもしれないですね。 素直におもしろかったし、ちょっと感動しました。 ただヒロインがもっと魅力的だったらもっと良かったのになあ。 【bokugatobu】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-09-04 19:35:15) (良:1票) |
4.長野の雰囲気、主人公とヒロインの青春、エンディングテーマなど個人的に好きな部分は確かにあるのですが、惜しくもなぜか心を深く揺さぶられることはなかったように思います。言葉足らずですが何か足りない気がするんです。その要因は非現実的すぎる設定とか最終決戦の方法とか、様々にあると思うのですが、それらにも関連して私が一番しっくりこなかったのは、あのネット世界の描き方かなと思います。ネットの専門的なことに関して詳しいわけではないですが、ウイルスに侵食される過程や、駆逐の仕方など、どうもデフォルメされすぎて、あまりにも幼稚すぎる印象を受けてしまいました。デフォルメはアニメの武器だとは思いますが、過度のデフォルメとそれに加えてクライマックスの都合が良すぎる展開などで、少しさめてしまったように思います。惜しいんですけど良作とは認められませんでした。 【666】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-08-19 18:19:00) (良:1票) |
3.トキカケには遠くおよばなかったです.まず,主人公が「数学オリンピック代表になれなかった人」であり,同じ事(あるいはそれ以上の事)をできるであろう人が何十人もいるという設定.逆に,数学オリンピック代表ってそんなに凄いのか?「当たり判定」など,格闘ゲームやアクションゲームにはまっていた人間以外にはあまりピンとこないのではないか.家族で戦っているのではなく,ただ人質の一部になっているだけでは?というあたりが客観的に気になった点.個人的には,花札のルールを知らなかったのでラストバトルに全くノれなかったこと,生まれたときから祖父母がおらず,従姉等の付き合いも皆無に等しい環境に身を置く私にとって,「親戚一族」,「血縁関係」といった話が全くピンとこないことなどマイナス要素が多かったです.セブンは良く描けてました.外装・内装がこれだけ個性的な車も最近ないですよね.そしてロータリーサウンド・・・ 【マー君】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-08-13 23:38:25) (良:1票) |
《改行表示》 2.え?なんで皆そんなに酷評なの? 普通によかったよ。3回くらい泣きそうになったしね。 声優どうのいってますが、それを内容がカバーしてましたよ。 8点です。 【norainu】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-13 22:50:38) (良:1票) |
《改行表示》 1.本当に面白い! OPが終了するまでに上田に連れて行かれ、あっという間に観終わる。 登場人物が多く、それぞれのキャラが立っているうえ、各人見せ場があるため 多少消化不良になってはいるが、それでも十分楽しめる。 「時をかける少女」でもそうなんだけど、あの入道雲少しずつちゃんと動いてるんだよねモクモクと。 私は「鉄コン」も「ポニョ」もかなり気に入っているので 宮崎を越えたなどという評価はしたくないけど それぞれがまた次にもっと面白いものを見せてくれる事を期待しています。 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-05 08:27:39) (良:1票) |