4.良い意味で予定調和。明快な楽しさの中にも子供の目から見た世界恐慌という切実な一面があり、厳しい現実に向き合い助けあって生きてゆく人々の姿には感動させられました。未曾有の大不況といわれる今だからこそ考えさせられることも多い作品ではないでしょうか。最近顔を見かけなくなった懐かしい面子を揃えたキャスティングがニクイです。 【8bit】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-12-07 22:15:26) (良:2票) |
3.アビゲイル・ブレスリンが新聞記者志望の少女探偵に。 30年代の大恐慌が反映されたアメリカ苦難の時代を明るく描いてさわやか。 アビーの08年の作品としては「幸せの1ページ」(秘密の島のニム)の方が好みですけど、金髪のカツラにレトロな衣装のキットはかわいいし雰囲気もよいです。 両親役は何となくなつかしい人たち、スタンリー・トゥッチやジョーン・キューザックもいて、川辺に住むホーボー(不定住労働者)の人々とのふれあいも。 いろいろあっても最後はハッピー♪ 彼女が原稿を持ち込むシンシナティ・レジスター編集部はNYの大衆紙デイリー・ニューズをイメージしているとクレジットにありましたが、この新聞社は「スーパーマン」のデイリー・プラネットのモデルにもなっています。 【レイン】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-02 07:00:02) (良:1票) |
2.大恐慌の1930年代にタイムスリップでもしたような、その頃の小学生になったような気分でのめり込んでいける、まるでディズニー映画のように可愛くて優しいお話。お母さん役のジュリア・オーモンドは元々老け顔のせいか、年を重ねるほど美しくなっていくようです、またグレン・へドリーって、よく見ると僕が思うだけでしょうか?マイケル・ケインとよく似ています。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-02 23:47:35) (良:1票) |
1.アメリカの大恐慌時代、優雅な生活から一変して苦しい生活に転じる人々。そんな中でも、記者を志し、好奇心旺盛で明るい女の子の主人公キットがとんでもなく愛くるしい。その友人たちも愛くるしい上に、それをとりまく大人たちも愛くるしくて、愛くるしさに溢れています。 厳しい現実を描きながらも、人間ドラマ、コメディ、ミステリー、冒険などなどの要素が詰め込まれ、笑いあり涙ありで全てのシーンが素晴らしい。 家を守る、秘密基地と仲間、間抜けな悪党…という要素は「グーニーズ」を彷彿とさせます。ともかく、こんな楽しい映画が見たかったんです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-08-13 21:58:11) (良:1票) |