75.男の繊細な面に焦点を当てた傑作。これと言った大きな事件も起きず、淡々と流れる日常生活。その中で生まれる、男たちの細やかな部分の感情の揺れ。一つ一つのエピソードがいいのはもちろん、作品全体に流れる空気に身をゆだねたい。 【ラーション】さん 8点(2004-03-21 23:23:33) |
74.銃撃戦も大爆破も無い、血も流れないしカースタントも無い、それでいて退屈ではない。こういう作品が出来る、それってスバラシイ事だと思います。何回観ても映画が好きで良かったと思わせる1本。個人的には無人島に持ってく5本にノミネートされてます。 【HLB傭兵】さん 10点(2004-03-15 16:38:06) |
73.それまでは何ともなかったのに、ラスト、エンドロール時の“あれ”で涙が溢れてきた。余計だ、という意見はよく分かるけども、まあオマケ的に付け加えてる感じだし良いのではないでしょうか。全体的に平坦な展開で進んでいく映画ですが、それがいいのでしょうね。新聞の片隅にある”ちょっといい話”を集めて群像劇にした、という感じ(←もちろんいい意味で言ってます)。使い古された言葉ですが、人って何て温かいんだろう、人と人の付き合いって何て素敵なんだろうって思わせてくれる1本ではあります。 |
72.とにかく上品な映画であり、見ながら3.4本タバコを吸ってしまったほどタバコが吸いたくなる映画。ラストのクリスマスエピソードは字幕だと多少分かりくい部分もあって、ひょうし抜けしたが、吹き替えも見て納得。こういう映画の良さを、しみじみと感じれたら精神的に大人なのかなーとか思う。そんな意味で私はまだ未熟なのでしょうか・・・。 【六爺】さん 6点(2004-03-07 18:13:16) |
71.あの「間」がなんとも言えず好き。渋い。 【あさ】さん 8点(2004-02-24 11:07:38) |
70.ちょっとかっこ良すぎ。 小さな、いい話を集めてみましたって感じですか。 でも、「上手にウソを使って幸せになろう」というメッセージを感じてしまったので点低めです。 【よしふみ】さん 5点(2004-02-19 23:34:45) |
69.嫌煙家には理解できない作品。煙草は会話するのに役立つ。あまりよく知らない人と話すときでも、親しい人と話すときでも、お互いが煙草を吸うのと吸わないのとでは幾分違いが出る。なんしか間を持たせるのに役立つ。まぁそういうこっちゃ。愛煙家であることがこの映画を楽しむ前提条件。と勝手に決めておく。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-02-16 17:39:53) |
68.私はこの映画を誰にでも薦めてはいません。スポーツや芸術と同じように映画にもある程度経験や知識がないと見えてこない良さや難しさがあります。スモークもそのような感覚が必要な映画かもしれません。なんか難しく書いてますが僕にとっては素直にNO.1の作品です。最初から心に残るシーン・台詞の連続で、自分でも何度見たか判りません。(私はDVD・ビデオ・サンプルビデオ・ダビング版の4種持ってます。)「ハリウッド超大作は前ほど面白くないな」とか「最近脇役や端役の役者が気になるぞ」とか「このごろミニシアターの映画がちょっと面白いかも」と思うようになった方はぜひどうぞ!きっと長い付き合いをしてくれる映画になると思います。最後に一言。私の心のベストテン第一位で10点つけてますが100点満点の95点。最後のモノトーンのラストシーンは蛇足だと思います。最後のオギーとポールの昼食のシーンで切ってしまえば完璧でした。(理由はこの昼食シーンの「嘘がうまいのも才能だな」からの二人の会話が(ここが正に映画の核心だと思います。)モノトーンのシーンのために最後の最後でぼやけてしまうんです。)でもこの映画を超える映画を見たことがありません。 【狛犬がすき!】さん 10点(2004-02-09 21:23:01) (良:1票) |
67.地味で渋くて、でもあったかい映画でした。こういう系統の作品は他に見たことがないせいか、非常に新鮮に感じました。どのエピソードも非常に日常的なんですが、その日常を生きる平凡な人達のちょっとだけドラマチックな事件とでもいった感じでしょうか。それぞれの登場人物が巧すぎるくらい絶妙に絡み合っていて、またそれぞれが本当にいいキャラを演じています。人間のさりげない優しさに触れることのできる、良い映画だと思います。 |
66.評価の高い本作..感動ー!とはいかなかったが、なかなか味のある作品でした..いろんな人生があり、いろんな事が起きるんだ、人生は..って思ったりしました.. “その時何をするか” で、その人の価値、人生が決まるんでしょうね~.. 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-21 12:35:09) |
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65.学生時代、恵比寿ガーデンシネマで見た。単館上映だったから、わざわざ茨城から上京して(笑)。この映画から受けたインパクトは大きかった。その記憶が今でも残っているのだから。中間、多少展開的にだるいところがあるけど、それを差し引いての評価です。 【こじ老】さん 9点(2004-01-12 13:42:28) |
64.煙に包まれたような、というか、ケムに捲かれたような、というか、まさしくタイトルどおりで、ポール・オースターさんの作品を読むのと近い印象を与えられました。実体がありそうななさそうな、という印象を与えられる点で、松本清張さんの『霧の旗』と通じるものがあるように思います。 【its】さん 9点(2004-01-05 00:46:23) |
63.趣のある味わい深い作品です。男達の美学とでも言うんでしょうか? 静かだけどとてもドラマティックでクリスマスシーズンには何度でも観たくなってしまいます。世の中ドンドン喫煙者に冷たくなっていきますが、「タバコ」も立派な文化なのにね。禁煙したはずなのに1本火をつけたくなっちゃうほど二人ともかっくいいです。 【としこふ】さん 8点(2003-12-25 21:48:16) |
62.煙草吸う奴は見といたら? あんま関係ないけどさ 【buyobu】さん 6点(2003-12-22 04:36:18) |
61.淡々と描かれるオムニバス的な群像劇が味わい深い。ハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハートらの抑えた演技が印象に残る。特に最期のエピソードでハーヴェイ・カイテルが語るシーンには派手さはないが、非常に濃厚な感慨深さを感じる。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-12-17 13:58:57) |
60.オシャレで味わい深い、人生シミジミとさせられる良作だと思います。 ただ、ゆったりとし過ぎたテンポが、微妙に退屈かも。 【もえたん】さん 6点(2003-12-17 09:36:51) |
59.何度見てもいいですね、これは。出てくるそれぞれの人物がみんなすごく合ってる。すごく愛せるキャラクターになっているし。表情のひとつひとつがすごいし。ポールがオーギーの写真の中になくなった奥さんを見つけるシーン。オーギーの表情が素敵。 最後のクリスマスストーリーもすばらしいですよね。この映画を見てから、ポール・オースターに目覚め、アメリカ現代文学に目覚めました。 あ、それと…煙草はもうやめたけど、これを見るとたまりません。>< 【ckeru】さん 10点(2003-12-14 10:18:39) |
58.O・ヘンリの小説が好きな方には間違いなく好みの映画だと思います。色々な人間模様を織り交ぜて構成されているので短編集のようであり、舞台がブルックリンですので。特にラストのクリスマス・ストーリーは皆様も評されているとおり秀逸です。私の中では、ディケンズの『クリスマス・キャロル』やO・ヘンリの『賢者の贈り物』と比べても遜色がないと思っています。またこの場面でのハーベイ・カイテルとウィリアム・ハートの表情が良い!今の時期ですので、ぜひお薦めです。 【中岩無洋】さん 10点(2003-12-11 10:56:28) |
57.よかったー。と思える作品でした。なんだか見終わった後、心の中のモヤモヤが消えていました!ほのかな幸せを感じさせてくれる映画で、ハーヴェイ・カイテルの演技もしみじみと胸に染みてきます。 【ソダちゃん】さん 10点(2003-12-10 18:54:31) |
56.すごくいい作品だと思う。毎日いろんな人が来るNYのタバコ屋さん。みんな庶民だけどそれぞれにドラマをもっていて、人ってなんかいいなと思わせた。 【yukaori】さん 8点(2003-12-08 20:57:40) |