21.あの「間」がなんとも言えず好き。渋い。 【あさ】さん 8点(2004-02-24 11:07:38) |
20.地味で渋くて、でもあったかい映画でした。こういう系統の作品は他に見たことがないせいか、非常に新鮮に感じました。どのエピソードも非常に日常的なんですが、その日常を生きる平凡な人達のちょっとだけドラマチックな事件とでもいった感じでしょうか。それぞれの登場人物が巧すぎるくらい絶妙に絡み合っていて、またそれぞれが本当にいいキャラを演じています。人間のさりげない優しさに触れることのできる、良い映画だと思います。 |
19.趣のある味わい深い作品です。男達の美学とでも言うんでしょうか? 静かだけどとてもドラマティックでクリスマスシーズンには何度でも観たくなってしまいます。世の中ドンドン喫煙者に冷たくなっていきますが、「タバコ」も立派な文化なのにね。禁煙したはずなのに1本火をつけたくなっちゃうほど二人ともかっくいいです。 【としこふ】さん 8点(2003-12-25 21:48:16) |
18.すごくいい作品だと思う。毎日いろんな人が来るNYのタバコ屋さん。みんな庶民だけどそれぞれにドラマをもっていて、人ってなんかいいなと思わせた。 【yukaori】さん 8点(2003-12-08 20:57:40) |
17.ラストに使われた短編小説が好評を博したことから、ポール・オースター自身がさらに世界を広げていった作品。全体的には散漫な印象もあるのだが、やはりH・カイテルが語る最後は味わい深い。今年に入ってから禁煙をしようと考え始めたのだが、本作を見返すとその意もすぐに煙のごとく消えていってしまう・・・って、こりゃただの言い訳か。本サイトを見ている若者たちよ、タバコはこんなに素晴らしいものじゃない。手をつけないように! 【恭人】さん 8点(2003-12-02 16:56:55) |
16.ブルックリン人間交差点。 少し前、それがただのマナー違反・害悪と見なされる以前は、煙草とは酒と同じような「意味」を持つものであったと思う。心の何かを紛らわすためにあるのだ。それは孤独、虚しさ、やるせなさ、といったものだろう。毎日幸せで幸せでしょうがないやつが煙草を吸う必要はない。煙草は嗜好品ではないのだ。それは薬である。 取りあえずの処方箋でその場は煙のごとく切り抜けて、また明日もなんとか生きていく。そんな小さくて猥雑で平凡で、かつ実直で暖かくファンキーな人々の日常スケッチ。 最後のクリスマスのエピソード、最高ではあったが繰り返しは若干くどい。 【笹】さん 8点(2003-12-02 15:56:18) |
15.淡々としていて派手さは無い。しかし,何処にでもいそうな特別ではない人たちの繋がりとドラマが非常に上手く描かれている。 【北狐】さん 8点(2003-12-01 14:13:33) |
14.毎日、抱えきれないないほどのドラマを抱えた人々を受け止めてくれるのが都会の美点というものだ。ときに優しく、ときに厳しく。それはNYだけに限らないだろう。ロンドンでも、パリでも、そしてTOKYOでも。誰しもが泣いたり、怒ったりしながら毎日を生きている。きっと明日も、そんな日常を街は包みこんでくれるはず。「都会の魅力」がギッシリ詰った一本だ。 【給食係】さん 8点(2003-11-18 01:12:28) |
13.娘が泣きそうになる所と、ラストで涙が出てきました。初めのうちは淡々としてる映画だなと思ってましたが、最後にはなんか、体の奥がギュって感覚になりました。決して派手な映画ではないけど、こういうのをいい作品というんだろうなと思いました。 【ネフェルタリ】さん 8点(2003-11-14 19:37:26) |
12.“オチ無し”という印象が途中ずっとあったが、「オーギー・レンのクリスマスストーリー」のラストは効いた。お婆さんが笑顔になる一瞬前のあの表情!クリティカルですよ。参ったね、どうも。 【山岳蘭人】さん 8点(2003-11-03 19:58:59) |
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11.普通に人間のごく普通の生活を斬新な切り口で描いたクリスマスに見たいドラマ。本当は10を付けたいくらいの出来だけど、前半にちょっと物足りなさが残る。 【ノマド】さん 8点(2003-11-01 13:56:32) |
10.片目の母親に、しがないタバコ屋の親父、堕落した娘、バラバラな家族を見ても、人が人を求め合っている姿に暖かいものを感じる。 どうしようもない駄目な人間たちもみんな必死で生きている 【花守湖】さん 8点(2003-10-16 19:16:25) |
9.タバコは体に悪いです。自分だけで無く、他人にまで迷惑かけちゃいます。うん、わかってるさ、わかってるけど言わせてっ!喫煙って何て言うか「特別な呼吸」なんです。仕事の手を休め、指先のタバコに小さな火を灯し、煙りと共にゆるい会話を深く吸い込み、吐き出す。この映画は全編「特別な呼吸」で綴られていて、とてもゆるやか。冴えない人物達のとるに足らない日常の中のちょっとした出来事ってだけなのに、どうしてこんなに引き込まれるんだろう。 【たまねぎ君】さん 8点(2003-09-04 08:27:40) |
8.まるで温泉につかっているかのようにジワ~とあったかくなりました。同じ時間、同じ場所に撮る写真って初めて見ましたが、実に味わい深いですね。 【もみじプリン】さん 8点(2003-02-28 17:11:51) |
7.これはくる。静かな映画なんですが、なんか人のやさしさや暖かさだけではなくちゃんと隠さずにエゴの部分も表現していて、それがまた暖かかったりする。ただの煙草屋の親父の日常生活なんだけど、やはり人間は一人では生きられないということが痛烈に伝わってくる。 【恥部@研】さん 8点(2002-12-26 14:13:53) |
6.≪ネタバレあります≫友人が「おすぎが誉めてたよ」って言うので、二人でビデオ借りてみた。淡々としてるけど、じわじわと感心!?感動する映画でした。俺も毎日、同じ場所、同じ時間に写真撮りたいと思った(影響されやすい男) 【ヒロ】さん 8点(2002-10-18 00:11:34) |
5.あまりに淡々としてるけど、とにかくお洒落でセンスを感じる作品。各エピソードははったりもないし押し付けがましくもないが、体に味わい深く体に染みるよね。 【鏡に萌え萌え】さん 8点(2002-04-17 00:36:58) |
4.こうゆう空気をうつくりだせるひとってすくないと思う。 【りん】さん 8点(2001-07-11 12:31:18) |
3.燻し銀。何気ない会話だったり間の取り方だったり、作品から漂う何とも味のある空気が好きです。 【雪うさぎ】さん 8点(2001-03-10 00:59:13) |
2.タバコ屋の主人を取巻く人々の様々なエピソードを、人情小噺風に綴っていく。そのしみじみとした情感がなんとも魅力的であり、さらに劇中語られる盲目のお婆さんとのエピソードが、エンドロールのバックに具体的な映像として表現されるという構成も実に面白い!W・ハートの煙草の吸い方一つとっても、妙に印象が残るような不思議な作品に仕上がっている。 【ドラえもん】さん 8点(2001-02-24 23:08:27) |