5.シャーロック・ホームズと聞けばミステリーを連想されると想うのだが 蓋を開けてみれば名を借りたミステリー要素はオマケのアクションコメディである。 しかし面白く無いか面白いと言われればかなり面白い映画とも言える。 何より配役がベストチョイス。ロバートダウニーJとジュード・ロウの掛け合いをみてるだけでポップコーンに手が進む。 シンプルで下品、下品なのだけれども品のあるダウニー、良いね。 どこからどこまでCG技術を使ってるのか分からないほど洗練された映像美。 大人も子供も楽しめる映画だと感じた。
ただひとつ・・・・出てくる女優が全くキレイじゃないしかわいくもない。 |
4.ガイ・リッチーの思い切ったキャラ造形が、ロバートとジュードという適材を得て生き生きと動いている、そこが一番の魅力。“結婚するのー?”“まじで?”とワトソンにちくちく嫌がらせを仕掛けるホームズ。全く12才のガキのようである。楽しい。見るたびにかちーんと固まっている受難犬トレッドストーンも可愛い。そして音楽と美術、こちらも優秀。19世紀のロンドンを全身全霊をこめて再現したかのような見事さ。女性のドレスは優雅で、男性のスーツは化繊のてろてろ感の無い上質さ、ああ眼福でした。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-11 01:10:18) |
3.“シャーロック・ホームズ”の今更の映画化、しかも監督は、ガイ・リッチー。 正直、「なんだそりゃ」と、イメージのアンバランスさに戸惑ってしまった。 更に、主人公“シャーロック・ホームズ”を演じるのは、ハリウッドきっての問題児、ロバート・ダウニーJr.。 流石に“悪ノリ”し過ぎなんじゃないかと一抹の不安を保ちつつ、鑑賞に至る。
予想通り、“悪ノリ”し過ぎている。が、問答無用に”面白い”。
コナン・ドイルの世界的古典「シャーロック・ホームズ」と、ブリティッシュ・ギャング映画を得意とするガイ・リッチーのまさかの融合。 そこに生まれたのは、奇跡的なエンターテイメントだった。
“英国紳士”という世界的なイメージが定着しているシャーロック・ホームズというキャラクターを、180度転じた無頼漢に仕立て直した試みが、何と言っても面白い。 しかも、そこにロバート・ダウニーJr.を配した潔い抜群のキャスティングに脱帽だ。
実は今年に入って、ロバート・ダウニーJr.主演の「アイアンマン」を観たばかりで、立て続けて新たな造詣の”ヒーロー”を演じる彼の姿を見て、自らの”過ち”を糧にして新境地を切り開いた役者魂を感じずにはいられない。
混沌とする現代社会は、汚れのない真っ当なヒーローなんて真実味がなくて魅力を感じないのだと思う。 不潔でだらしなくて、多少強引に「正義」を貫く新たなヒーローの姿に、共感し喝采を送る時代なのだ。
ただし、「アイアンマン」と並び、これでヒーローシリーズの主役を張り続けるしかないロバート・ダウニーJr.には、ぐれぐれも真っ当に俳優業を続けてほしいものだ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-03-17 16:45:52) |
2.ホームズは15年くらい前に原作を読んで以来ご無沙汰してました。 今となっては内容は全然覚えていませんが、自分のなかのイメージと今回のホームズのイメージとはちょっと違ってたかな。 でも、これはこれで楽しめました。
映画のテンポや世界観はすごい好きです。 ちょっと癖のある音楽ですが、これがなかなかどうして、いい感じに雰囲気とマッチしてると思います。
ストーリーは突っ込みどころを探せばいくつもありますが、個人的には楽しめました。 主演の二人が、ホームズとワトソンの絶妙なコンビっぷりをうまく演じていたように思います。
どうも次作もありそうな展開ですが、次作の存在を強くアピールするのではなく、匂わす程度にとどめているのが好印象。 次も映画館で観たい作品です。 【さっく】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-04-11 11:18:57) |
1.楽しめました。ちょっと痛そうな場面もあったけど、 新しいホームズとしては十分及第点です。 IAのイニシャルでにやりとしてしまいました。 ただ、やっぱり彼女は本物のレディーのはずなので、そこだけ不満です。 グラナダに比べて街がずいぶん汚くて、 イギリスも昔は中国みたいにくすんでたんだと思いました。 最後の対決のシーンはジャッキーチェンものかと思ったりしたけど、 次も劇場で観たいと思います。 |