縞模様のパジャマの少年の投票された口コミです。

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縞模様のパジャマの少年

[シマモヨウノパジャマノショウネン]
The Boy in the Striped Pyjamas
2008年上映時間:95分
平均点:6.19 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-08-08)
ドラマ戦争もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-12-14)【イニシャルK】さん
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監督マーク・ハーマン
キャストエイサ・バターフィールド(男優)ブルーノ
デヴィッド・シューリス(男優)
ヴェラ・ファーミガ(女優)
リチャード・ジョンソン(男優)祖父
シーラ・ハンコック(女優)祖母
ルパート・フレンド(男優)コトラー中尉
デヴィッド・ヘイマン[男優](男優)パヴェル
ジム・ノートン〔男優・1938年生〕(男優)リスト先生
庄司宇芽香グレーテル(日本語吹き替え版)
大滝寛父(日本語吹き替え版)
坪井木の実母(日本語吹き替え版)
沢田敏子祖母(日本語吹き替え版)
川田紳司コトラー中尉(日本語吹き替え版)
伊藤和晃パヴェル(日本語吹き替え版)
落合るみマリア(日本語吹き替え版)
内田直哉パーティの歌手(日本語吹き替え版)
村治学(日本語吹き替え版)
村山明(日本語吹き替え版)
脚本マーク・ハーマン
音楽ジェームズ・ホーナー
撮影ブノワ・ドゥローム
製作デヴィッド・ハイマン
ミラマックス
製作総指揮マーク・ハーマン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術マーティン・チャイルズ(プロダクション・デザイン)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【口コミ・感想】

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1
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10.久しぶりに、生理的嫌悪感を感じる映画に出会った…。

この作品から漂うのは、「偽善」

アメリカ・イギリスが制作だからって、ドイツ人なのに英語で会話してていいの?
日本人を中国人が演じたり、アメリカ人をイギリス人が演じたり…と人種の違いはまだ許容できても
言語の不自然さは許容できない。

ロケ地はハンガリーだそう…この映画のどこに、ドイツ的な要素があるのか。題材のみではないのか

配給がディズニーということもあり、ただただ、ナチスドイツを商業的に利用して「感動物語」にしたかったとしか思えない

日本を舞台にした作品で、日本人以外のアジア人が演じて、言語も日本語ではない…という作品があれば、
日本人は酷評するだろうが、他の国のことなら気にならないのか。
この作品をドイツ人が見たら、納得できないだろう。

この作品で「感動した」などと言っている人とは、多分一生分かり合えないんだと思う…
評価の高さが気持ち悪い。作品も気持ち悪く、その作品を信奉する人も気持ち悪い、そんな作品。
Sugarbetterさん [DVD(字幕)] 4点(2015-08-14 19:45:50)(良:2票)
9.《ネタバレ》 ときどき、微妙に納得できない気持ち悪い映画に出くわすことがある。本作も私にとってはそんな作品でした。ナチスのユダヤ人に対する行いが8歳の子供の視点から描写される。家族をはじめとして、主人公の周囲にいる人物たちのその政策に対する態度にはかなりの温度差がある。それをひとつに整理しきれない子供の描き方には共感できる。では、なにが気持ち悪いのか。ユダヤ人迫害に関して特に新しいことを言っていないにも拘わらず、物語のクライマックスをドイツ人の子供を巻き添えにして演出している点だ。そもそも強制収容所と云うところは、敷地の片隅の地面を少し掘れば出入りできるほど雑な管理をしていたのか? 調べてみると、監督も原作者も戦後生まれで強制収容所の実情をどの程度理解していたかに疑問符が付く。だから、これはやはりフィクションなのだ。いや、ほとんどの映画はフィクションなのだが、慎重に扱うべき題材もあるはずと思うのです。本作が重篤な史実の瑣末部分をアレンジしてエンタテイメントを捻り出したように感じられて、それが気持ち悪くて仕方がない。収容所の関係者をひと通り描写して、さらにドイツ人の子供を巻き添えにしたら新しく見えるし、それが所長の息子なら皮肉も効くだろう…ってところ。製作者の態度の本当のところは分かりませんが、私は「シンドラー」「ソフィーの選択」「戦場のピアニスト」などの横に本作を並べることができません。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-16 21:34:22)(良:2票)
8.《ネタバレ》 見る前に予想される予定調和的な悲しく感動的な展開というのを超えて、最もこうなって欲しくないという結末を静かにガツンと叩き付けてくる映画です。ただの縞模様の服一つが人の運命を左右してしまうという物語は、その服の背後にある民族や国境に対する行き過ぎた拘りがいかに愚かな事かをハッキリと示しています。民族、国家の象徴としての家族という集合体。子供を育てるという事がどれだけ大切か、重要なのか。親の責任が民族、国家の責任にも繋がる、だからこそ、親は思想、宗教、国家の下で正しい選択をする義務があります。今は(少なくとも表面上は)自由であるがゆえ、彼らを襲った悲劇を回避する事が可能なのだから、再び誤った道を進まないよう努めなければならない、そんな一般市民一人一人の義務について描いた映画だと思いました。二人の子供の表情が素晴らしく、また、いつもはやかましいジェームズ・ホーナーの音楽も今回は綺麗に鳴って、人の闇の歴史を印象的に浮かび上がらせるのでした。一つ難点を言えば、映倫が付けたレイティングPG-12。確かに親による解説は必要かもしれません。でも、PG-12って子供は見ちゃダメって映画のように思われてしまう感があります。残酷な描写や激しい流血はありません。むしろ、ぜひ親子で見て語って貰いたい映画です。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-16 17:19:46)(良:2票)
7.《ネタバレ》 戦争の理不尽さを訴えたいのはわかりますが、子供を利用した無理な設定はいただけません。
実際のところはどうか知らないのですが、子供連れであんなところに一緒に住むことがあったのでしょうか?
また、子供が易々と誰にも見つからず網をかいくぐっていけたのでしょうか?
そういった不自然さが気になってしまい、どうにも作品に入り込めませんでした。
午の若丸さん [DVD(字幕)] 4点(2014-03-30 09:16:11)(良:1票)
6.《ネタバレ》 まぁ、粗があることはたしかでしょう。あんな簡単に収容所に入れるはずはないし、母親や祖母がユダヤ人迫害に反対しているようなそぶりも、英米的価値観(希望的観測?)から来ているようで違和感を感じます。が、それを差し引いてもすぐれた映画であると思います。先の言葉と矛盾するようですが、人物配置が絶妙。特に、家庭教師の言うことを素直に信じる、優等生タイプのお姉さんを置いたことが成功していると思います。ブルーノがシュムールのことを尋ねられ、「知らない」というあたりも、記憶のどこかにあるような事柄で共感できます。
本作は反ナチの立場で作られていますが、さらにグローバルな視点からも見ることができると思います。先入観なく相手と対峙すれば、お互い人間であるということがわかるでしょう。そうなれば、互いを理解することも可能なのではないか。地球上では現在でも、価値観の違いから争い、殺し合う事態が続いていますが、謙虚に相手を見つめて人間同士であるとわかれば、愚かないさかいも少なくなるかもしれません。その可能性を示したことが、21世紀に本作が存在する意義であるように思われました。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-24 21:56:19)(良:1票)
5.マーク・ハーマンらしい作品。 常にネジまがった作風を誇示する監督は、単純とか偽善者と思われるのを最も恐れる気が小さくて面倒くさい人に思えるのです。 この映画でも「ブラス!」や「リトル・ヴォイス」でも感じたような苦味というより嫌味を感じてしまいました。 原作ありで彼が考えた話ではないですが、その原作にしても同じくドイツ少年とユダヤ少年の友情と悲劇を描いた「あのころはフリードリヒがいた」のリヒターのように当時を生きたドイツ人ならともかく、アイルランドの作家が21世紀にこのような話をもっともらしく書いて、それをイギリスの監督がれいれいしく映画にするのは少し差し出がましいんじゃないでしょうか。 両親役のシューリスとファーミガはそれなりに苦悩を見せるものの、ルパート・フレンド演じるドイツ将校(彼にこういう演技ができるとは思いませんでしたが)の描き方は実にティピカル。 ハーマンは「子供たちに見てもらいたくて作った」そうですけどPG12になっても仕方ないかと、「仔牛に焼印」のような気がするものね。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-04 02:25:06)(良:1票)
4.《ネタバレ》 子供の目線からしかも加害者であるドイツ人の目線からホロコーストを扱った点が斬新で
いかに愚かな行為であったかを子供のあまりにも素直な好奇心・台詞を通して思い知らされる。
よく言われる「加害者であるナチスも家庭では普通の人」というのが根底にあるように思え、
父親も姉もその時その場所にいればさもありなんという普通の人、だからこそ怖いということが
よくわかる。意図的かもしれないがとてもよく似た子供二人の行く末が特に気になって観ていたが
あまりの結末にびっくり。悲惨な題材ながらどこか牧歌的な雰囲気の映像・音楽から想像できない
結末によく言えばびっくり、悪く言えば多少の違和感、しばし絶句しました。
ことひきさん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-10 22:20:15)(良:1票)
3.《ネタバレ》 差別をテーマにしたものでも、差別する側から描かれたものは案外少ないのではなかろうか。家族、登場人物のそれぞれの考え方が異なっていて、多角的な視点で描かれている。
登場人物に、いわゆる憎たらしい悪人がいないのが逆にリアルで、主人公の少年以外、皆ただ当たり前のものとして差別的意識を持っている。主人公のお姉さんが、そういう教育を受けていき、差別観が形成されていく様が問題の根本なのだろう。
重いテーマながら、コンパクトで分かりやすく、見やすく、頭を抱えてしまうようなラストも素晴らしい。道徳の教材にすべき、価値のある逸品。
あのお父さんは、今後どんな生き方をするのだろう。
すべからさん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-07 01:47:49)(良:1票)
2.《ネタバレ》 みなさんの高評価にびっくり。。ヒトラー政権下のドイツを舞台にした映画。だがしかし、戦争で死んで行く命をくいものにしたひどい映画でした。ラストを撮りたいがための映画。ヒトラーに仕える軍人の父親を持つブルーノと、収容所に捕らわれているシュムール。立場の違う二人が友情を育み、悲しいラストへ向かっていく。二人の友情の育みかたも、なんだか納得いかない。だって、シュムールが従順でイイ子すぎる。ラストのようなこともぜったいに有り得ない。そう、脚本がお粗末すぎる。おまけに後味も悪いし、久しぶりに最低の映画でした。戦争反対をうたっているようだけど、明らかに戦争や人のいのちを商業のネタにしている。こういう映画は大嫌いです。おくりびとも然り。
kanekoさん [映画館(字幕)] 0点(2009-11-18 21:38:41)(良:1票)
1.《ネタバレ》  ネタバレになってしまうかもしれませんが、とりあえず頭をハンマーで殴られたかのような大きな衝撃を受けましたね。マーク・ハーマンが監督だとか、ポスターの雰囲気とかから、ちょっとビタースイートな少年映画かと思ってたのですが、まったく違いましたね。

 この映画が伝えようとしているのは、ホロコーストはもちろんですが戦争という名の殺し合いの現実の中にファンタジーなんてものは全くもって存在しないということ、そしてその現実から目を背けても事態は決して良くはならないということではないかと感じましたね。
TMさん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-23 00:12:03)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.19点
026.45%
113.23%
200.00%
300.00%
4412.90%
539.68%
6412.90%
7619.35%
8516.13%
9619.35%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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