8.手堅いところでまとめてしまった感じ。3Dなんだからこれまでにない破天荒な映像を期待する向きが多数派だろうに。 【以下ちょいバレ】 物語をまるで女の子が主人公のRPGみたいなわかりやすいものにしてしまったが、それはかまわないと思う。ただし3Dの特質を生かしたファンタスティック映像をたっぷり楽しませてくれればの話である。せいぜいチュシャ猫や三月ウサギのもふもふ感がよかったぐらいで、予告編を上回る衝撃映像はなかった。これならまだ、たとえ筋が破綻しまくりであっても、イマジネーション横溢しまくりの奇抜な映像出しまくり映画のほうがマシだ。 既成のイメージ、昔の3Dを今の3Dできれいにトレースしてみましたという印象。IMAXで余分な金額を払う価値はなかろう。ただジョニー・デップは好演だったと思う。 【アンギラス】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-05-02 13:21:25) |
7.ストーリーはなかなか良かったと思いました。 大人になってゆくアリスにワンダーランドの意味はという点でいろいろ人生と合わさった意味合いがあったように思います。 そういう点ではアバターよりも意味深いと思いますよ。 しかし、娯楽として観ると物足りない人がでるのも判らなくはないですね。 目新しさが無い分。でも作品としては統一感がありなかなかだったんではないでしょうか。 【森のpoohさん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-05-02 01:48:33) |
6.原作をなぞったファンの方は、どれだけ忠実に映像世界に落としてくれるかと興味深かったかと思いますが、私はとても見事だったと思います。「アリス」実写に最も適しているのはティム・バートンだと昔から思っていましたが、実際相性抜群で、なにより原作に敬意を表し、愛情たっぷりに演出しているのがグイグイ伝わってきました。
しゃべるウサギ、消えるネコ、トランプの兵隊などなど、まさに不思議だらけの世界ですが、観ているうちに映像そのものに違和感がなくなり、気付けばその世界にすっかり入り込んでいます。それは映像の美しさ、展開のスムーズさ、出演者の演技等、ファンタジーとして必要なすべての要素が織り込まれていたからだと思います。物語も起承転結あって素晴らしく、ユーモアも見せつつ、恐怖の部分も抑えつつ、監督らしいなと思いました。
アリスを演じたミア・ワシコウスカの嫌味のない美しさ、ヘレナ・ボナム・カーター演じたヒール役の赤の女王、対照的に清楚な女王を演じたアン・ハサウェイの白の女王、なによりティム・バートンの世界では一段とイキイキ見える、帽子屋を演じたジョニー・デップの奇妙な魅力!その他全ての出演者が活きていましたし、まさにアリスの入りこんだ不思議な世界を体現できる至福の2時間でした。ダニー・エルフマンの重厚なサントラもエンド時のテーマソングもまたいいです。
希望にあふれ、天使のような世界を夢見たかと思えば、自分の心のどこかにいる恐怖心が、うまく説明できない悪夢を見せたり…。その双方がうまくあわさって現実ではないのに現実のような面白い世界を作り出しています。
本当は満点つけたい所ですが、3Dで観たものの「アバター」ほど立体的描写に感動がなかったことや、深田恭子さんの声がちょっと違和感あったので-1点。でも期待通りの素晴らしい作品でした。綺麗事だけのファンタジー映画とは違う面白さがあります。
原作をお読みの方であればお分かりなのですが、これは「ワンダーランド」ですからね、あくまでも「夢・希望に溢れた天国のような世界」の話ではないし、劇的にメルヘンなおとぎ話ではない。そこを勘違いしないで見れば本当に美しい作品だと思います。確かに子供向けかもしれませんが、それを大人になっても純粋に楽しめる自分でいられて良かったです。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [映画館(吹替)] 9点(2010-05-02 00:45:17) (良:1票) |
5.マリエ似のアリス(19)が、芋虫からさなぎになってブルーの蝶になるまでのお話。 時々いかれた格好のジャックスパロウが出てきた様な気がしたが、たぶんそれはマッドハッターであろう。 頭部が異様に発達したクイーンがものすごいインパクトであり、アンハサウェイのメイクも動きも気持ち悪くて、一番の癒しはチェシャ猫がマッドハッターの帽子をフミフミするシーンであった。 【おっちょ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-01 23:35:11) |
4.3D映画で観てきました。アバターほど3Dで良かったとは感じなかった上、せっかくのティム・バートンの描いた世界が、メガネにより色あせてしまって残念だった。 ストーリーは特に特筆する点もなく、子供さん向けのお話かなっと。 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-05-01 02:12:44) |
3.3D映画で字幕を読むのがツライことを学習したので、今回は6歳の子供を連れて吹き替えで鑑賞。結果、映画の大半をメガネをはずして鑑賞。眼鏡をしていると薄暗すぎて、せっかくの色彩美が台無しになってたような。飛び出し感もショボくて、別に3Dでなくても・・・。ちょっと後ろのほうで見たせいもあるんでしょうが、画面が視界に収まってしまうと、3Dの威力は半減するような気がします。単なる飛び出す絵本程度の印象。(比較的前のほうで見て視界すべてが画面だったアバターは、その世界に包まれてるような印象を受けましたので)お話もディズニーフィルターがかかっていたせいか、ティム・バートンの毒々しさもなく、なんとも薄味な映画でした。連れて行った子供は熱心に見ていましたけどね。やはり子供向き?ただ、それを割り切って作ってはいないから、子供にとっても中途半端なんだろうなぁ。 【HIDUKI】さん [映画館(吹替)] 5点(2010-04-30 08:35:51) |
2.映像は楽しいけどね、話はつまらない。 アリスがマッドハッターと絡んで女王と戦う展開。でも女王の狂気がうまく描かれてないからか、戦う意味もよくわからん。ただ漠然と派手な映像が続く感じ。 3Dに関してはこんなもんかって感じ。初めて体験する人は、過剰の期待は禁物。 【テツコ】さん [映画館(吹替)] 3点(2010-04-21 12:50:55) |
1.まず初めに言っておくと、私はティム・バートンの「こいつは良い奴、こいつは悪い奴」という紋切り型のキャラ設定が嫌いです。しかし今回はその点がある意味で逆に良い効果を作品に与えていたと思います。その理由はこの映画の原作が子ども向け、また映画もそれに準じた作品なので勧善懲悪なお話でも問題ないからです。 そしていつものティム・バートン通りのダークで気味が悪い映像は相変わらず魅力的でした。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-18 22:05:43) |