16. ぶっちゃけ「人間は死んだらゴミになる」と断言し、眼に見えないものは一切信ぜず、 世界の軋轢の5~6割は宗教が原因と考え、宗教が政治に関わることは怖気をふるって拒絶する、ま、端的に言えばかなり積極的な無神論者なんですが……… こういった映画を見ると、実際に神とか来世が存在するかどうかは別問題として、無残に命を奪われようとしている人間あるいはその家族に対して、宗教が与えることができる精神的なケアは決して他のものでは代替できないと気づく機会を与えてくれた、実に貴重な映画でした。 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-15 12:14:00) (良:1票) |
15.犬が可愛かった。 【くまさん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2010-09-11 21:27:14) |
14.家族の難病を救うためにドナーとして生まれてきた姉妹が不遇の人生を 受ける映画だと思っていましたが内容は全く違うものでした。 この手の映画はどれだけ感情移入できるかで評価は変わってくると思いますが 正直泣けませんでした。こういう状況下での母親の心境は理解できる。 それを他の家族がどれだけフォローできるか家族間でどれだけ支え合えるか そのことばかり考えてました。 【K2N2M2】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-07-25 09:24:04) |
13.もう20年以上前だけれど、祖父が末期ガンで一時帰宅した時に「肉が食べたい!」としつこく言うのを、祖母が「アカンアカン!後で苦しむのイヤやろ?少しでも長く生きてもらわんと」と頑として受け付けず、それを子である私の母親が見て、後から「あんなに食べたがっとるんやで、食べさせてあげたらええのに。先も長くないのに」と怒りの愚痴を私にぶつけてきたことがあったのを、この映画を見て思い出した。祖母は「祖父が苦しむのを見たくない」「吐いたら世話するのが大変」「死期を1分でも遅らせたい」などといった、真に祖父のためでない祖母自身の気持に従って祖父の肉食欲を阻止したことが、子である母親の目には見えてしまったらしい。両親の性格を知っているから尚のこと。本作でも、サラの暴走がサラ自身のためであることを、家族はやっぱり見抜いてしまう。母の愛なんて美談じゃないってことを。家族が闘病虚しく死に直面しているというのは、本人よりも他の家族がその現実を受け入れるのが難しいのかも知れない。受け入れることが、結局は諦めにつながるかのように思えてしまう。家族にとっては生きていて欲しいが、それが本人にとっては苦しみを増すだけでしかないのなら・・・。病や障害を抱える兄弟姉妹を持つ者の親への思いは、恐らく筆舌に尽くし難いものがあるだろうと思う。そういう意味でも原題の「My sister's keeper」というのは、もの凄く痛い。ヘンな邦題だけど、直訳してないだけまだマシだったかな。まあ、keeperにはいろんな意味が込められているんだろうけど、産まれた経緯を知っていればイヤでもネガティブな解釈になってしまうから。・・・映画としてはまあ秀作といえると思うけれど、好きとは言い難い。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-10 20:15:27) (良:1票) |
12.この物語に登場する生と死はとても特殊なケースで、世の中の多くの人には関係のない話かも知れないけど、この物語に登場する生と死に関するいくつかの名言は、世の中の多くの人に投げ掛けられたメッセージだったように感じる。 悪人らしき人は一切登場しないのにここまで対立してしまうのは、この問題がとても難しくて答えの出ない問題だからなんだろうけど、自分がどうしてこの世に生まれてきたのかという素朴な疑問には答えが出たようで良かったと思う。 その答えに関しては僕も納得したようで、本編中はどうしても止められなかった涙がいつの間にか止まっていました。 ただ悲しいだけの物語じゃなくて、少し救われたような気のするラストシーンに安らぎを感じました。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 9点(2010-05-25 13:14:50) (良:1票) |
11.決して出来が悪い映画でもお勧めできない映画でもない。しかしサスペンスでも目指しているのか、小説原作であるが故の回りくどさなのか、隠そうとしている部分が多すぎて、隠さなくていいことまで隠してしまっている。もともと感情移入しにくい自分は余計入り込めない結果に。キャメロンももう母親役をやるようになったんだなあ・・・という感慨だけが残った。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-20 14:03:56) |
10.姉のために生まれた妹の苦悩と権利主張がテーマの映画だと思ってたら,もっと大きな話。すごく泣かせるような話ではなかったけど,じわじわくるいい映画でした。 ただ,母親を訴えた理由を告白するシーンがかなりあっさりしているのが残念。ここが見せ場だと思うので,もっと盛り上げてほしかった。
妹アナ役の子に,なんだかわからないけどかなりひきつけられました。アメリカの子役ってすごい。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-29 23:58:46) |
9.子供 難病 死 この手の映画は泣ける・・・ 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-23 00:07:56) |
|
8.お汁粉を甘くしようとして砂糖を入れ過ぎると、こういう映画になる。この監督は、だいたいそういう映画だが。うっかり映画館に見に行かなくてよかった。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-07 21:12:03) |
7.やっぱりアビゲイル・ブレスリンはいい。でもリトル・ミス・サンシャインの頃に比べると大きくなったね。 【アスモデウス】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-06 01:39:39) (笑:1票) |
6.久しぶりにいいもの観たなあと思った。もうなんか、最初の妹の独白のシーンで何か泣けちゃったもん。「家族計画を、なんて言うけど、いのちは偶然生まれるもの。でも、私は“姉を助ける”ために必然的に生まれてきた」っていう独白。家族それぞれの視点を描く為やや主軸がぼやける部分もあったり、時系列が分かりにくかったりもしましたが、どのシーンも涙なしには観られなかった。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-11-26 05:16:35) |
5.久しぶり、ストレートに泣かせてもらった。よくある難病、お涙頂戴物とは違う。重厚なテーマが根底にあるからだが・・・大筋のストーリーはすぐ見当が付くし、回想シーンが前後するので多少解り難かったりするがそれを補って余りある良い話です。観た後すぐこのタイトルは違うんじゃないかと思ったが、姉の体内にある妹の臓器の事ではなく、みんなの思い出の中にある姉の事を言っているのだと気が付き、さらに思いが増した、後味良し。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-04 09:30:22) |
4.くぅ~。ここ最近、特に自分の子供が生まれて以降、この手の映画はダメだ。 昔はもっと冷静に観られたのに…。 【チャップリ君】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-10-21 14:54:47) |
3.取り扱っているテーマ、役者陣の体当たりの演技、安易に「おもしろい・おもしろくない」といった表現は使いたくない。昨年「おくりびと」を見た時にも感じたが、これは見るべき映画だと思います。 【tonao】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-10-16 21:42:29) |
2.小説を読んでいるかのように、セリフが鮮麗されている。何か出来事があって、展開していくのではなく、セリフの中で、過去にフラッシュバックする展開は良かった。あと闘病ものにしては、暗さは全然なく、とても前向きに描かれている所も良かった。家族それぞれの気持ちを分かった上での選択は、感涙もの。そしてテイラー君の男っぷりは、同じ男としても、惚れてしまうです。娘が親を訴えるという展開は、物語の中であまり重要ではなかったが、入口としては良かった。久しぶりにビシっと決まったラストを観た気がする。 【Yoshi】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-10-15 10:17:33) (良:1票) |
1.わざわざ映画館で観てよかった。独りだったから、周りを気にせず泣けました。 |