《改行表示》 7.終始、涙が流れっぱなしでした。この作品では、いろいろな立場から、今、自分が置かれている状況などから思いをめぐらすことができると思います。死を受け入れること。何が本人にとって大事か、ある程度の年齢になれば、しっかり向き合って気持ちをくんであげること。これが重要だと思います。作品全体を見ると、お兄ちゃんの行動とか、彼氏の消え方、裁判の扱い方など「ぬるい」部分はありますが、これはあくまでも、問題提起と してのエンターテイメント作品ですので。良作です。 【たかちゃん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-12 20:00:03) (良:2票) |
6.THE・泣ける映画。正論と正論の戦いはよいね。善人しかでてきません。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-01-11 21:52:33) (良:1票) |
《改行表示》 5. ぶっちゃけ「人間は死んだらゴミになる」と断言し、眼に見えないものは一切信ぜず、 世界の軋轢の5~6割は宗教が原因と考え、宗教が政治に関わることは怖気をふるって拒絶する、ま、端的に言えばかなり積極的な無神論者なんですが……… こういった映画を見ると、実際に神とか来世が存在するかどうかは別問題として、無残に命を奪われようとしている人間あるいはその家族に対して、宗教が与えることができる精神的なケアは決して他のものでは代替できないと気づく機会を与えてくれた、実に貴重な映画でした。 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-15 12:14:00) (良:1票) |
4.もう20年以上前だけれど、祖父が末期ガンで一時帰宅した時に「肉が食べたい!」としつこく言うのを、祖母が「アカンアカン!後で苦しむのイヤやろ?少しでも長く生きてもらわんと」と頑として受け付けず、それを子である私の母親が見て、後から「あんなに食べたがっとるんやで、食べさせてあげたらええのに。先も長くないのに」と怒りの愚痴を私にぶつけてきたことがあったのを、この映画を見て思い出した。祖母は「祖父が苦しむのを見たくない」「吐いたら世話するのが大変」「死期を1分でも遅らせたい」などといった、真に祖父のためでない祖母自身の気持に従って祖父の肉食欲を阻止したことが、子である母親の目には見えてしまったらしい。両親の性格を知っているから尚のこと。本作でも、サラの暴走がサラ自身のためであることを、家族はやっぱり見抜いてしまう。母の愛なんて美談じゃないってことを。家族が闘病虚しく死に直面しているというのは、本人よりも他の家族がその現実を受け入れるのが難しいのかも知れない。受け入れることが、結局は諦めにつながるかのように思えてしまう。家族にとっては生きていて欲しいが、それが本人にとっては苦しみを増すだけでしかないのなら・・・。病や障害を抱える兄弟姉妹を持つ者の親への思いは、恐らく筆舌に尽くし難いものがあるだろうと思う。そういう意味でも原題の「My sister's keeper」というのは、もの凄く痛い。ヘンな邦題だけど、直訳してないだけまだマシだったかな。まあ、keeperにはいろんな意味が込められているんだろうけど、産まれた経緯を知っていればイヤでもネガティブな解釈になってしまうから。・・・映画としてはまあ秀作といえると思うけれど、好きとは言い難い。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-10 20:15:27) (良:1票) |
《改行表示》 3.この物語に登場する生と死はとても特殊なケースで、世の中の多くの人には関係のない話かも知れないけど、この物語に登場する生と死に関するいくつかの名言は、世の中の多くの人に投げ掛けられたメッセージだったように感じる。 悪人らしき人は一切登場しないのにここまで対立してしまうのは、この問題がとても難しくて答えの出ない問題だからなんだろうけど、自分がどうしてこの世に生まれてきたのかという素朴な疑問には答えが出たようで良かったと思う。 その答えに関しては僕も納得したようで、本編中はどうしても止められなかった涙がいつの間にか止まっていました。 ただ悲しいだけの物語じゃなくて、少し救われたような気のするラストシーンに安らぎを感じました。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 9点(2010-05-25 13:00:18) (良:1票) |
2.やっぱりアビゲイル・ブレスリンはいい。でもリトル・ミス・サンシャインの頃に比べると大きくなったね。 【アスモデウス】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-06 01:39:39) (笑:1票) |
1.小説を読んでいるかのように、セリフが鮮麗されている。何か出来事があって、展開していくのではなく、セリフの中で、過去にフラッシュバックする展開は良かった。あと闘病ものにしては、暗さは全然なく、とても前向きに描かれている所も良かった。家族それぞれの気持ちを分かった上での選択は、感涙もの。そしてテイラー君の男っぷりは、同じ男としても、惚れてしまうです。娘が親を訴えるという展開は、物語の中であまり重要ではなかったが、入口としては良かった。久しぶりにビシっと決まったラストを観た気がする。 【Yoshi】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-10-15 10:17:33) (良:1票) |