《改行表示》 4.当時、アトレーユに微妙に心をときめかせ「俺ってそういう趣味ないはずなのに..」という疑惑を感じた男性多数。映画自体はたいしておもしろくなかった。 【あばれて万歳】さん 4点(2003-12-01 19:33:42) (笑:2票) |
3.小学生の時に映画館で観た本作。数十年ぶりに小学生になった娘と見る。いまさらながら、清く正しい?児童小説の世界観のうえに成立したメタな物語構造に感心する。子どもの想像力と対峙する「虚無(nothing)」という敵の本質は、今見てもなかなか深い。これを、1980年代前半という時代に、しかも「子ども」向けの映画で堂々とやってしまったというところはすごい。一方で、演出や編集では残念な部分も目立つ。ぶつ切りのエピソード、端折りすぎの前半、タメのない場面転換と音楽。これって、たぶんピーター・ジャクソンにリメイクさせたら、3部作くらいの、すごい物語になりそう。でも、あえて90分ちょいで映画化して、日本を含む世界中の子供たちが見たというところが、この映画のすばらしさなのだと思う。ちなみに、一緒にみた娘の感想は、「怖かった」。狼だけではなく、この映画全体のもってる雰囲気が怖かったという。ある意味、とてもまっとうで、この映画の本質をとらえた感想でちょっとうれしい。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-04 23:58:54) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 とても素晴らしい作品。 この作品には「夢」があります(え、ウソっぽい?いいじゃないですか)。 子供の頃見た時には永遠の広さを感じました。世界が広すぎて怖かったんです。 誰もいない校舎の雰囲気がとても怖かったです。 みんな算数のテストみたいなのをしていて、自分だけ違う状況にいるのがとても孤独に感じました。 そして、学校の倉庫がこれまた暗くて怪しくて、怖い反面とてもワクワクした記憶があります。 とにかく、あの学校の雰囲気がなんか変だったと思います。 ファンタージェンの妖精や怪物のユニークなデザインもシュールで奇妙な感じが強く印象に残りました。 ファルコンの顔は幼い僕には印象的過ぎました。 旅の途中で「大いなる謎の門(?)」があり、そこにある二つの対になるスフィンクスがとても巨大感があって、 これまた幼少の僕にはとても怖かったのを覚えています。 旅の途中でアトレイユがお弁当を食べようとした時に、 本を読んでいる少年バスチアンが「グッドアイディアだ!僕もお腹ペコペコだ」みたいなことを言いながら、 パンを食べるところが面白くて大好きです。 いつも「なんでやネン!」と、心の中で微笑みながら突っ込みを入れてしまいます。 (そして僕もいつか画面の前で『僕もお腹ペコペコだ!』と言いながらパンを食べてみたいです、、、 そうするとネバーエンディングになりそうじゃないですか?) アトレイユは、男の僕から見ても「絶世の美少年!」って感じで、なんかウットリしちゃいます。 彼はボロ布を纏っていて、胸がはだけているのってエロティックじゃないでしょうか? 彼はファンタジーの少年主人公の鏡です。 象牙の塔にいるお姫様はとても神秘的な美しさです。天使とか妖精とかそんな次元の美しさです。 まさにこれまたファンタジーのお姫様の鏡です。 昔の「SF」「ファンタジー」「ホラー」って、とても神秘的ですよね。 CGでは絶対に出せない感じがあるんです。CGで全てやってしまうと、簡単で嘘っぽくなってしまうと思います。 薄っぺらく狭くなるのです。 CGファンタジーなんてファ×クです。 この作品にはファンタジーの要素が沢山詰まっているように思います。 僕はこの作品をファンタジー映画の金字塔だと思っています。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-04 01:46:08) (良:1票) |
1.原作読んだあとに見たら、めちゃくちゃガッカリさせられた。いろんな面で原作と違いすぎる。とくにラストは曖昧にしすぎ。見ないほうがよかった。ヘンなイメージを植え付けられてしまった。 【エアロスミス】さん 3点(2003-04-20 18:35:53) (良:1票) |