倫敦から来た男の投票された口コミです。

倫敦から来た男

[ロンドンカラキタオトコ]
The Man from London
(A londoni férfi)
2007年ハンガリー上映時間:138分
平均点:5.71 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-12-12)
公開終了日(2010-02-26)
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
新規登録(2009-09-25)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2011-04-04)【+】さん
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監督タル・ベーラ
キャストティルダ・スウィントン(女優)マダム・マロワン(カメリア)
マイケル・ロンズデールGyula Pauer(バーテンダー役)の吹替
エドワード・フォックスIstván Lénárt(モリソン刑事役)の吹替
原作ジョルジュ・シムノン「倫敦(ロンドン)から来た男」(河出書房新社)
脚本タル・ベーラ
製作タル・ベーラ(製作補)
配給ビターズ・エンド
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【口コミ・感想】

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2.映画の冒頭から、鋭い明暗の対比と、ゆったりとした船の運動が挿入され、ドキドキ。まるで、サイレント映画のようなセリフの少ない展開と、もったりとしたカメラワーク。さらに、わくわく。音楽で持たせるワンシーン、ワンショットは、本当にサイレント映画的だけれど、波の音や時計の音、食器にスプーンが触れる音などの環境音の演出に、感動した。これは、すごい映画ではないか!
アイランド・ジョーさん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-26 14:30:37)(良:1票)
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1.《ネタバレ》 冒頭の長回され続けるあのショットの途中、船上で男ふたりが何やら会話をする。記憶が既に朧げだが「2分経ったら・・」とか「Be Careful・・」といった会話をするが、このときの台詞がオンでいいのか疑問だ。少なくとも硝子越しに撮られているのだし、これがオンだとあの密談が主役の男、マロワンに聞こえていたということになる。勿論、その後の大声での騒動などは、大声であり、マロワンの目撃のショットであるからオンで正しい。しかし、あの密談はオフでなければならないはずだ。 長回しというのは断絶されない時間の証明だ。それは映像だけでなく音にも同じ意味になる。であるからこそ、ひとつのショットの中で定まらぬ音の演出がされているということ、これは明らかに間違っていると断言できるものだ。 そんな冒頭の緩慢な長回しを見ているだけで疲労感覚えた。シンメトリーにフレーミングされた船の先端を途轍もない遅さでクレーンアップしていくのに何の意味があるのか。何の意味もない。あまりにも緩慢なカメラの動きと人物の動きは物語やサスペンス性を宙吊りにし、ただ、ハイコントラストなモノクロームの世界を演出するだけだ。しかしそれはそれで正しいのだ。これがタル・ベーラのスタイルだからだ。 タル・ベーラと言えば450分の「サタンタンゴ」や鯨が出てくる「ヴェルクマイスター・ハーモニー」といった映画が有名であるがいずれもモノクロである。彼は自分のスタイルというものに忠実である。1.66:1、モノクロ、長回し、長尺。いずれも時代性としては後退的なものだと言っても過言でない。自分の世界にのみ生きる閉ざされた映画作家であると見られることも恐れず、スタイルを忠実に貫く。映画はこういった作家を受け入れるが、個人的にはそこに何も感じないわけで、一刀両断にしてしまえば、アンゲロプロスのほうが巧く、より感動的であるということだ。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-22 01:02:03)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.71点
000.00%
100.00%
200.00%
3114.29%
400.00%
5114.29%
6457.14%
700.00%
8114.29%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 1.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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