6.《ネタバレ》 あらすじは承知の上で観賞したのですが、冷凍保存されるまでに二十分以上も掛かる構成には驚かされました。
主人公が軍人という事も相まって、どうしても「フィラデルフィア・エクスペリメント」を連想する内容となっているのですが、あちらの品とは異なり、元の世界で一緒だった女性への一途な純愛モノとして仕上げた事に、独自の魅力を感じられましたね。 途中、現代で出会った女性も交えた三角関係に発展する事を匂わせるミスリードもあったりしただけに、主人公が初志貫徹してくれたのが嬉しかったです。
ラストシーンまで辿り着けば、上述の「元いた世界」の尺が長い事にも納得がいくのですが、それでも「序盤と最後だけ別の映画みたい」という印象も拭えなかったりして、そこは少し残念。
その分、過去からやってきた主人公と、現代で出会った少年との交流部分に関しては、凄く良かったと思います。 ツリーハウスに主人公を匿ってくれて、食べ物や飲み物なんかを届けてくれる辺りも、幼少時の「秘密基地」感覚を刺激してくれて楽しかったし、幼くして父と別れた少年との間に、疑似的な親子のような絆が育まれていく様が、とても微笑ましかったのですよね。 好きな女の子に対してどう接するべきかと恋愛相談してくれる辺りも可愛かったし、何と言っても一緒に「飛行機の操縦ごっこ」をしてみせる場面が最高。 それが終盤の「実際に二人で飛行機に乗ってみせる」展開に繋がる流れには、そう来たかぁ……と感心させられました。
ラストシーンにて、愛する女性と再会して抱き合うだけで終わりではなく、駆け寄って来た少年を彼女に紹介してみせる姿も描かれていましたが、どんな風に話してみせたのかが気になるところです。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-06-22 03:32:28) (良:2票) |
5.Decades前にみたのですが印象深く、このジャンルが一気に好きになったきっかけでもありました。思い出の一作です。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-06-24 09:37:18) (良:1票) |
4.ホンワカとして、安心して観られる映画。なんとなく好きですね。 いい加減なところも、愛嬌があるいい加減さがよい。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-01 00:01:48) (良:1票) |
3.作りは結構雑だとは思うのですが、いいお話でしたね。 こういう映画は、まず悪い人間が出てこないのがいい。強いて言えばFBIの連中がそうなんですが、「少しはハラハラの要素も必要なんじゃないか」という程度にしか感じられず、作品の邪魔をあまりしていないという意味では良かったのかも。
ジェイミー・リー・カーティスの恋人が登場した時は「おいおい…」と思ったのですが、メル・ギブソンとの仲が深まって恋人との関係がギクシャク、なんてことにならないのも良かった。
作品自体とは何の関係も無いのですが、非常に残念だったのが邦題。ラストがバレバレじゃないですか…。普通に「フォーエヴァー・ヤング」でよかったと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-17 17:30:50) (良:1票) |
2.高校の時、彼女と観にいきました。退屈はしないけど、観終わった後「それで?」と言いたくなりますね。深く考える必要のない映画なので、映画好きでない高校生や大学生のカップルがデートで観に行くには良い作品だと思います。男の子は観終わった後「面白かったね、ご飯どうする?」とリードしてあげてください。 |
1.あの『13日の金曜日』シリーズや『ガバリン』なんかを撮ってた監督が、こんな心優しい映画を作ってどうする! と言いたいところだけど、本当に愛すべき作品だったので許すっ! 個人的には、イライジャ・ウッドの母親役ジェィミー・リー・カーチスが魅力的で、なんでメル・ギブソンは彼女とナニにならないんだろ…と、ちょっとヤキモキ(?)させられましたが。そいて、少年たちが作ったコックピットで、本当に空を飛んでいるかのようなあのシーンは、レイ・ブラッドベリの名作短編小説『宇宙船』を想わせて、忘れられないな。うん、とても好きな映画です。 【やましんの巻】さん 8点(2003-05-31 12:25:17) (良:1票) |