4.《ネタバレ》 映画として観ると微妙だけど、ドキュメンタリーとして観れば、良い出来なんじゃないかなと思う。マイケル・ジャクソンという人の個性や人となりが、今までに作られたどの映像作品よりも、よくあらわれている。「怒っているんじゃないよ、愛なんだよ」という台詞に涙・・・・もうこの世にいないなんて悲しすぎる。作品として10点はどうかと思いつつ、私の中でマイケルは神なので、恐れ多くて10以外の点はつけられません。 【ともとも】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-11-01 17:35:40) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 特別マイケルファンではありませんが、先月映画館で観た予告映像がカッコ良かった為観ました。リハでは他のアーティストの方々も基本的には同じ様な内容を確認しながら進めるとは思いますが、「観客を楽しませる」見せ方、「観客が初めてこの曲を聴いた時と同じオリジナルのメロディで聴かせたい」等々、非常に細かいこだわりを感じました。一般的知識しかない自分でも、この映画の中の曲は全て知っていたし、改めて聞くと「ああ、いい曲だな」と聞き入ってしまいました。 この映画はマイケルは勿論、ツアーメンバーの方々にも多くのスポットを当てています。ラスト近くのシーンで思ったのですが、子供の頃からあこがれ続けたマイケルのツアーメンバーに選ばれ、厳しいながらも「今が人生の頂点」と喜びリハに参加していた方々。リハ中、ステージで歌うマイケルを客席側で観て、いちファンに戻り両手を挙げ歓声を送る方々。しかし結果的に、本番間近でマイケル死亡によるツアー中止。夢半ばで本番というステージを踏めなかった事への悔しさと、リハ中とはいえマイケルと一緒に活動出来た事をこれからの糧として生きていくのかなと、(いらぬ)感想を持ちました。 【夜光華】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-01 13:42:41) (良:1票) |
2.マイケル死去後すぐ取ってつけたように上映決定して嫌な予感はしていたが・・・・・・。やはり即席で作られた感がありありと伝わってくるぶつ切りの映像の連続、ドキュメントとしても焦点の定まらない展開。これはX-JAPANのhideが亡くなってから頻繁に行われてきたフィルムコンサートでも思ったことだが、なぜわざわざコンサートを映画にする必要があるのか。スクリーンに映し出される映像が、人物の息吹がじかに伝わる生のコンサートに全く及ばないことは分かりきっているのに。そもそも亡くなったマイケルを利用し、商業的成功を優先して映画を作ろうという考え方が気に入らない。(それでも見に行く自分もどうかと思うが。)いい加減な構成から製作者側がマイケルに対するリスペクトが無いのは明らかである。 とはいえダンスは素晴らしかったので+1点。 【理不尽みるく】さん [映画館(字幕)] 1点(2009-10-31 23:11:36) (良:1票) |
1.2001年のアルバム「インヴィンシブル」以降は音楽活動を行っていなかったマイケル。もう音楽への情熱はないのかと思ってましたが、2009年になり「最後のコンサート(どんどん追加して50回w)」とマイケル本人が宣言し、順調に準備を整えていっていた矢先に急逝。今作はその最後のコンサートになる予定だったもののリハーサル風景。 リハーサルという不完全なものを世に出すというのは、完璧主義のマイケル本人は良しとしないと思うが、マイケルの姿を観たかった世界中のファンのために公開したのは良かったとは思う。まぁ後々映像化するつもりだったんだろうけどね。 リハーサルのマイケルは軽くやっているであろうダンスもキレキレで、高音の歌声も相変わらずでゾクゾクさせてくれましたね。コンサートにかける本気度も凄い。ただ作品全体でいえば、やっつけで大急ぎで作った感がありありで残念でした。100時間以上のリハーサル風景、舞台裏風景から抜粋して編集したらしいけど、もっと編集含め場面も吟味して欲しかった(これ以上の良い場面がないのなら謝ります)。ファンは大丈夫だろうけど、マイケルをあまり知らずにお祭り感覚で来ている人は観てもピンと来ないだろうな。 約10年間の音楽活動をしていない空白期間が物凄く悔やまれる。側近にもうちょっとマイケルを理解できる人、守ってあげられる人がいればな。色々な面で晩節汚した感があるので興味のない人や最近の若い子には変人奇人としか映らないだろうけど、アルバムを聴いたりプロモやツアーのDVDでも見れば、数多くいるスーパースターの前に超がつく別格の人だったというのが分かると思います。このドキュメンタリー作品の「THIS IS IT」ではなく、本来のコンサートの完成形を観たかった。合掌。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-10-28 23:53:45) (良:1票) |