白夜(1971)の投票された口コミです。

白夜(1971)

[ビャクヤ]
Four Nights of a Dreamer
(Quatre nuits d'un rêveur)
1971年上映時間:83分
平均点:6.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1978-02-25)
ドラマロマンス小説の映画化
新規登録(2009-11-03)【lcs】さん
タイトル情報更新(2024-07-22)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ロベール・ブレッソン
原作フョードル・ドストエフスキー
脚本ロベール・ブレッソン
音楽ミシェル・マーニュ
撮影ピエール・ロム
配給フランス映画社
美術ピエール・シャルボニエ
字幕翻訳寺尾次郎
あらすじ
ある白夜の夜、ポンヌフ橋で、画家志望の若き男が、自殺を図ろうとしている女性と出会う。この女性が自殺をしようとしていた理由は、付き合っている彼氏との不仲が原因だった。そして、男はその女の恋愛相談にのり・・・ロベール・ブレッソンが晩年に放った、男女の色恋話。リアルを追究したブレッソンならではの、果てしなきリアルな結末が観る者を襲う。果たして、その結末とは如何に?!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【口コミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 全体を通してみるとなかなか自分好みの映画なのですが、序盤を振り返ると妙な違和感を感じます。
ヒッチハイクをしているシーンでカメラがパッと引いてみると他にも大勢の人が路上に立っていて笑ってしまうようなショットが入っていたり、花畑の中を鼻歌を歌いながら歩く主人公を見る人たちを捉えるカメラも主人公の男を滑稽に描いている感が出ているので、中盤以降では感じられなかったものの、映画を見終わってからの結論としては、女に振り回されたりして「男ってやっぱり馬鹿な生き物」という映画だったのかもしれません。
また、ロケーション撮影が多くそれだけで心地よさが感じられ、雨で濡れた道の光の反射具合や窓ガラスに映り込む街灯の光など、自然で微細な光が画面を慎ましく彩っていて現実的なイメージが感じられる一方、BGMは楽曲と一緒にミュージシャンたちも同時にス~ッとタイミング良く入り込んできたりしていたりと、逆にこちらは非現実的で御伽噺っぽさが出ていたので、不思議な演出をする映画だなぁと思いました。
最後は、下宿人が出てくるのはわかって見ていましたが、雑踏の中に紛れて現れるという過度に劇的な登場の仕方ではなかったのがかえって良かったですし、二人に対してのキスの仕方に差をつけるところなんか、いかにもフランス映画らしさが出ていて面白いですね。
街を行き交う女の尻を追っかけたりと本業が疎かになり、同じような所を描いていた主人公でしたが、ラストで色が塗られていない所に筆を入れる姿で幕を閉じていたのは、馬鹿な生き物ではあるけども、人生の再出発を感じさせる終わり方で感動的ですらあります。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2012-11-18 15:12:19)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
600.00%
7360.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS