4.《ネタバレ》 原作未読。メインの三人は華が無くハイティーンらしく大騒ぎするだけで、ストーリーも常に時間に追われるように駆け足なので大雑把にしか映らない。ロード・オブ・ザ・リングやハリー・ポッターなどは非常に綿密な撮り方で重厚さを感じたが、こちらは物凄く軽く薄っぺらい。メデューサ討伐もあっさり風味でアレで満足してたら、レイ・ハリーハウゼンの「タイタンの戦い(1981年版)」なんか失禁&失神モンです。それからエンドロール途中の一緒に暮らしてた臭いオッサンを石にってのは、物凄くナンセンスで感性を疑うわ。あまり考えず、ギリシャ神話の神々や怪物を出してみただけの上辺だけファンタジー風にした先駆者の後追い二番煎じ企画でしかないなって感じ。大味ぶりがアメリカらしいと言えばらしいけど原作は面白いのかなぁ?シリーズ化する気があるならもっと作り込まないとダメだな。 まぁ荒井注の往年のギャグが聴きたい人はどうぞ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 2点(2010-02-26 22:36:09) (笑:2票) |
3.《ネタバレ》 主人公パーシー、劇中でも言及される通り、またその活躍するエピソードを見てもわかる通り、“ペルセウス”と関連があるらしいのだけど、設定は何故か、ゼウスではなくポセイドンの息子。水と親和性が高く、水に触れるとケガが治っちゃったりもする。ここで世の親はすかさず、この映画を一緒に観てる子どもたちに言う訳です、ホラあんた、いつも転んで擦りむいたケガをお風呂に浸けるのイヤがってるけど、見て御覧、浸けたら治っていくやんか、と。ウチの子は「ほんまや~」と言いながらも納得したようなしてないような。しかしこの作品。クリス・コロンバスが「オレがハリー・ポッター撮った時にゃ、まさかあのシリーズがあんな武闘派路線になるとは思わなかったぞ。オレもそういうの撮りたかったぞ。よしオレも撮っちゃうぞ」とはまさか言ってないと思いますが、そういう二番煎じ感が溢れかえってます。が、展開の早さ、簡潔なわかり易さ、派手なCG、ヒマつぶしにいい映画はどちら?と聞かれれば、コチラに軍配を上げてもよいかも知れません。ヒマつぶしと割り切ってる分にはそれでいいかも知れませんけど……一体この映画、何が描きたかったんでしょうね? 父と離れて暮らし、父に見捨てられたと感じていた少年が、冒険を通じて成長し(「強くなった」のと「成長した」のは違う気もするが)、ついに父と対面を果たす。父との葛藤か、あるいは血縁の絆か。「オヤジよ、よくもオレと母さんを見捨てたな」「いや~ソレはしょうがなかったんだよ。でもさ、オマエのことはちゃんと陰ながらサポートしてたじゃないか」「お~言われてみればそうだったな~、サンキュー、オヤジ」だってさ。そんなアホな。この軽薄さには、もはや清々しさを感じてしまいます。いやあ、第2作も楽しみだ。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-11-03 17:50:03) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 本当に面白くない映画だった。脚本が穴だらけ。ヒドラに襲われて絶体絶命のピンチに追い込まれて「あ、そういえばメデューサの頭持ってたんだ」って、気付くの遅すぎ。あと、冥王ハデスが嫁さんにパコーンって叩かれて終わりって弱すぎだろ! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 2点(2012-06-21 19:50:08) (笑:1票) |
《改行表示》 1.ギリシャ神話の神々が登場。 それがベースになっているので話に入りやすい。 内容的に2時間の上映時間に収まるのかと心配したが駆け足でありつつもしっかりしたプロットで最後まで突っ走った。 ちょっと詰め込みすぎかもしれないけど、だらだらと長時間の映画になるよりはよほど良い。 堅苦しい話ではなくちょっと軽い感じ(笑いを誘うシーンもいくつかある)だが充実感があって好感度高し。 最近のCGは本当によくなってきているなと思う。 ギリシャ神話の神々って本当に身勝手でわがままだということが再確認できる。 【称えよ鉄兜】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-02-27 12:47:37) (良:1票) |