6.《ネタバレ》 非日常を堪能させてもらいました。しかし悪魔的なことを言えば、「でもフィクションでしょ?」という冷めた感覚も終始付きまといます。わざわざ実在の物流企業を登場させてリアリティを出そうとしているようですが、あの状況下で4年も生き永らえることは本当に可能なのか。「すごい」と言ってしまえばそれまでですが、脚本家の指先1つで1年でも10年でも書き換え可能なので、今ひとつ信憑性がありません。 むしろ興味深かったのは、帰還後の浦島太郎状態。ここはものすごくリアリティがありました。しかしさんざんステーキを食った後に天丼が出てきたようなもので、胸焼け感も否めず。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-19 01:37:21) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 トム・ハンクス、安定の上手さ。突然ロビンソン・クルーソー状態になった男に襲いかかる食料と水と対孤独のメンタル問題。バレーボールを話し相手にでもしないと崩壊しかねない精神状態か・・トムが上手すぎて身につまされる。無人島でのサバイバル、さすがに話の吸引力はハンパない。 だけどこちらの世界に戻ってからの彼の人生の方に興味がある私には後半やや食い足りなかった。恋人にしても「本当は一番に好きではない相手」とこれからの人生を生きるんだ、と気付かされてしまったわけで、“ヒドイ目にあった二人”でまとめられてしまうのではなんだか身もフタもない。チャックだって火も蟹も命がけで獲得してきたものが容易く手に入る、このギャップに心がダメージを受けるわけで、それらを乗り越えて新しい生き方を見つける、そこの所こそが見たかった。チャックを中心に道が四方に広がるラストシーンが、これからの彼の人生の可能性を大きく示しているようではあったけど。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-15 00:09:14) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 ロバート・ゼメキス&トム・ハンクス第2作目で、前作「フォレスト・ガンプ」を感じさせる場面が多かった。「あの時飛行機に乗らなかったら」と運命を嘆きながらも受け入れたチャックが、十字路の真ん中でこれからの行く末を感じてエンディングを迎えるのは悪くない。今作も「時」と「運命」を題材にし、いろいろ考えさせる作品となっている。そして、144分と言う上映時間の上、作品の大半がトム・ハンクスだけであるにも拘らず、飽きさせずに見せると言うのは素晴らしい俳優の証であろう。しかし、無難といえば無難で、少し物足りないと言う印象は拭えない。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-24 23:51:05) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 いやぁ リアルでしたねえ。これぞ俺の求めていた無人島物映画に近いですよ。 同じロビンソンクルーソー物でピアースブロスナン主演の『ロビンソンクルーソー』 があるけど、あんな 綺麗ごとずくめの映画に比べたら、この作品は よほどマヂだったと思う。 無人島で靴を失うと、足の裏から血を流してまず移動自体に困難が生じるんだね。 ココナッツの皮をむこうと必死に石を使ってるうちに石包丁を発見。ココナッツの 皮の硬さと 中に入っている果樹液の美味さを知る。必死で枯れ枝を集めて 火を起こすことを覚え、火を創り出したことに狂喜乱舞する。そして一人ぼっちの 寂しさから 自づと親友バレーボールのウィルソンを傍らにおきはじめる。 船を作るために 木の枝からロープを編むことを思いつき、衣服を使って 魚捕獲用の網を思いつく・・・・ なんかすごいなあって思ったw 洞穴の中の 岩がゴツゴツしたところで眠るのは さぞかし 体痛くて 苦しいんだろうなあww とにかく漂流から生還できて良かったwww 泣けたシーンもあった。 元恋人と、ドシャブリの雨の中 奥に閉じ込めていた 感情をさらけ出して 抱き合いキスするシーン。会いたかった・・・ 生きていると思っていたのよ、でも周りの人達がもう忘れた方がいいって・・・ 心の中から 愛する人の存在(生きてるか死んでるか分からない)を消そうとする のは どうしようもなく苦しいことだったろう・・・・ 【アキト】さん 7点(2004-08-31 07:41:01) |
2.トム・ハンクスの演技&役作り、素晴らしいですね。それにしても、FedExとWilsonにとっては大きな宣伝ですねぇ(笑)。日本だったら「みずのくん」とかになってたのかな。いい作品というより、いい演技を見れた、というのが感想です。 【あまね】さん 7点(2004-02-22 13:06:23) (笑:1票) |
1.準備ができたときが出発の時ではない。脱出の準備ができてもいい風が吹くまで待つのさ。じっと。トム君のこの行動は学ぶところでありました。救出後の彼が日に焼けていないのは気のせいです。 |