10.賛否両論真っ二つですが、ヤマト世代の自分としては、普通におもしろかったと思います。真田さんと斎藤のやりとりには涙を流しました。ヤマトのテーマでもある自己犠牲(そもそも、第二次世界大戦の宇宙版)の精神は、この実写化においても十分活きています。ただ残念なのは、三段空母が出てこなかったことかな、どうせ突っ込みどころ満載になるのは分かっているのだから、徹底的に太平洋戦争にこだわって欲しかった。 ところで、今話題の市川海老蔵は、どこに出ていたのですか?誰か教えてください。 【SHOGO】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-12-14 21:56:07) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 ★いやあ、悪評紛々ですね(笑)とりあえずはテレビシリーズもまんがも映画(さらばまでだけど)も見てる世代としては、これは見ないわけにはいかないと思いまして。 ★結構おもしろかったですよ。とりあえず劇中では司令長官以下だれも「1年の航海」とは言ってませんね。大体マゼラン星雲までの航海が1年かかるなんて「理屈」はないし。ユキも古代くんの子供とは言ってません。ま、だれもそう思わないだろけど。 ★キムタクのオレ様古代、いきなり大戦艦の艦橋に座って戦闘班長、ましてや艦長代理務める人間なら、あれくらいふてぶてしくなきゃ。ちょとアウトローっぽ過ぎてカリスマリーダーじゃなくて族の兄貴程度になっちゃってるけど。 ★佐渡先生。猫連れた日本酒好きな女医さんっていかにも現代っぽい。これもとのおっちゃんの佐渡酒造だったら、ちょっとあまりにも昔の邦画のギャグキャラみたいで痛くなっちゃうだろうなと思った。活躍の場が少ないのが難点だけど、キャラとしては嫌いじゃない。 ★ガミラスの正体はなるほどと思った。原作だとヒューマノイドなんだけど、いくら異星人とはいえあんな爆弾で地球をのっぺらにしといていそいそ移住?、同じヒューマノイドのやること?ちょっと感覚としてなじめないんですよね。本作のように非ヒューマノイドなら(理屈はともかく)感覚としては入れるので私は肯定。あ、あと顔青く塗った日本人役者って想像すると怖い。アバターは造形まで手加えたから見れたんだね。 ★肝心のヤマトだけど、もう少し船内の各所の様子を見せてくれると良かったなあ。ぼくはCGになんか過度の期待はしない性質なので、照明が光ってようが「汚し」がしてなかろうが、動きが軽かろうがあまり気にはしない。それより見せ方ですね。もう少し各部署の「仕事感」や「生活感」を見せてくれると「艦」の重みが増したと思う。 ★ラストを「さらば」とくっつけて玉砕オチにしたのはまあOK。ぼくはキムタク古代が脱出ポッドで逃げ出して、みんなが悲しんでるときに「よお」とか出てくるんじゃないかと思って冷や冷やしました(^_^;)。 ★あかん、なんか瑣末なことばっかで楽しんじゃって・・・まじめに批評してるかた、ごめんなさい・・・なんせヤマト世代なもんで・・・あ、大事なこと言い忘れてた。男を殴り倒すツンデレ森雪最高!!。ついでに古代も殴っちゃえばよかったのに・・・ 【wagasi】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-12-14 00:38:59) (良:1票) |
8.ヤマト世代です。実写版が制作されるという噂がネットに流れ始めたころからずっと情報を追っていました。 妻と夜な夜な、プロデューサー気分でああでもないこうでもないとキャストの案を練ったりしながらその日は近づいていきました。しかし古代君がキムタクになってしまったり、主題歌が宮川さんでなくてタイラーになったりという情報に不安をかきたてられながら、今日の日を迎えました。 あまり過剰な期待をしてがっかりしないように、心の準備をしていたのですが、でもそうした予想は良い方に裏切られました。 原作アニメの良いところ、名シーン・名セリフをできるだけ生かしつつ、大人視線から見ると「ちょっとそれはありえないんじゃないの」というところを、理解可能な範囲の設定に置き直し、しかもそれで全体のストーリーをきちんと二時間の枠の中に収めきるということは並大抵なことではなかったと思います。はじめはありえないと思ったキムタクの古代進だって、ただの訓練生がいきなり戦闘班長というエリート主義的な設定よりは、よっぽどリアリティを感じることができました。女性におきかえられた乗組員たちも、森雪の紅一点が主人公と恋に落ちるという無理な設定の違和感をかなり解消してくれています。地球滅亡まで誰が計算したのか根拠のよくわからない数字で「あと一年」となっていたのも、もしかしたらあと数か月と言い直されているのだって、リアリティを優先し、かつ2時間の映画にドラマをおさめる工夫の一つだったのでしょう。 お話の基本的なテーマを、リーダーに求められる決断と責任、そして自己犠牲ということに集約したことも正解でした。変えられた部分にはすべて必然性を感じたし、残された部分にはノスタルジーを、そして実写化することで増したリアリティーに感動を覚えました。ポケットアナライザー、うちにも一台欲しいですね(笑)。 【小原一馬】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-12-14 00:15:08) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 一年もののストーリーを破綻ギリギリながらも2時間の枠に押し込んだプロットはなんとか及第点ってところかな。 CGは個人的にこれで十分。 ヤマト世代ドンピシャの自分にとっては、あのヤマトが、あのコスモゼロが、あのブラックタイガーが、実際に(実写で)宇宙を飛んでくれているだけで感涙もの。 家のちっこいテレビではさすがにチトキツいとは思うけれど、劇場の大スクリーンで観さえすれば、自己補完しながらしっかり感動できます。 ワープはショボかったけど、波動砲の表現は満足。ただ、超必殺武器をいきなり初っ端からアッサリ見せちゃうのはいかがなものか(だって、アニメ版は初の主砲発射だけでこれくらいシビレましたもん(^^;) まあ、メカもののCGには結構満足できましたが、人間ドラマはクソです(笑) ストーリーは「映画として成り立たせる為」ということでなんとか我慢するけれど、脚本や演出はダサダサ(笑) 「そんなこと台詞でイチイチ語らせるなよぉ」と思ったり、相当の駆け足でストーリー展開してる割に場面場面が物凄く冗長に感じられたり。 その辺のバランスが取れていない。 キムタクはやっぱりキムタク(そういう役者を否定はしませんが)ですしねぇ(笑) でもまあ、そこそこ楽しめたので7点献上。 そうそう、宮川奏氏のBGMはやっぱり素晴らしかった。 単体の映画としては軽く失笑ものの「弟のように思っている」や「何もかも懐かしい」のシーンなんですが(笑)、あそこで「かつてどっぷりハマったヤマト」が胸に込み上げて来て泣いてしまったのはナイショです(笑)
【とっすぃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-12-12 22:58:21) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 アニメのヤマトは子供の頃、見たきりであまり覚えてなかったので今回、アニメ版を大して意識せずに済んだのは良かったです。ヤマトや敵の艦隊のCGがなかなかで感心しました。全編、退屈はせずに観れたので思った以上でしたが(観る前の期待値の低さも有り)それ以上でもないなと思います。まず最初に『あれ?』と思ったのはヤマト出撃のシーンが全然盛り上がらない所です。アニメでは人類同様に朽ち果てる寸前のヤマトの姿を十分に見せているから人類の最後の希望の下、ヤマトが勇壮な姿で甦り出撃する瞬間に最高のカタルシスがあるのに・・今回は朽ち果てたヤマトの姿を少しだけ画面上に映しているだけなので印象に残らず、出撃時になってヤマトが唐突に登場する感じになりカタルシスがないです。中盤の戦闘では乗組員が残っている第三艦橋をヤマトを守る為に切り捨てなければいけないという展開がありますが、そこに取り残された人達の姿を一切見せないので結果、イボでも切り取る感じになり犠牲の重みを感じません。よって後の古代の苦悩がまるで伝わらずに大事なシーンが台無しになっています。後半の展開はアクション満載なのに何故か淡々と起伏なく流れていくだけに見えました。ラスト近くは大仰で『感動』を無理矢理、引き伸ばしてしまい冗長・・クレジットで流れるシーンもくどい。個人的に思うのは役者陣の演技が全体的に平板に見えた演出が主な原因かと・・特に黒木メイサの森雪の演技の単調さは際立っていて、感情的なシーンでも他のシーンと『同じ』に見えてしまいます。ミスキャストかなぁ。キムタクの古代進は古代コスプレしたいつものキムタクでこの話とは本質的に食い合わせが悪いです(森雪と古代が突然、キスするのは話の流れ上、唐突しすぎ!そこに至るまで十分に関係を築いてないでしょ!)他のキャラも何か取って付けたような『感情』を貼り付けた感じで薄いな・・デスラー含めた敵キャラの扱いの雑さも問題ですね・・デスラーの存在感とそこの演出が大昔のテレビSF特撮を見てる様な微妙な感じで残念。(佐渡先生が女になって酒瓶や猫を無理に持たせてもなぁ・・違和感しか残らない)かなりの労力を費やしたであろうCGをスクリーンで観れたのは収穫でしたし、それなりに好感を持ちました。ただ人間ドラマの描写の浅さが作品の出来を損ね、観終わった後の余韻がすぐ消えます。アニメの実写化ってつくづく難しいものです。 【まりん】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-12-12 15:13:15) (良:1票) |
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5.《ネタバレ》 ごめんなさい。なんだか観てて恥ずかしくなってしまって、終始ニヤニヤしてしまいました。アニメなら許せる大袈裟さも、実写で役者さんが演技やると学芸会みたい。 キムタクは何をやってもキムタク節だし、地球の運命を握っている最後の宇宙戦艦という緊張感が全然足りないので、仲良しオールラウンドサークル「やまと」みたいです。 平成ゴジラシリーズに雰囲気がよく似ているかも。 いかにも「泣くとこですよ」っていう音楽も鳴りっぱなしでうるさい。 がんばったと思われるCGはパチンコレベルに毛が生えたようなものだと思いますし、ガミラスを思念体にしてしまったため、戦争やってる重みとか痛みがない。 また、「さらば宇宙戦艦ヤマト」と話をニコイチにしてしまったので、大して感情移入ができてもいないのに死んでいく人物が多い。泣かせようとしすぎです。 ガミラスに上陸した陸戦隊の人数があれだけってどういうこと? あのでかい戦艦で生存者12名って、いったい総勢何人で動かしてたんだ? とか、いくらアニメが原作だからって、まじめにSFやろうと思っているとは思えないです。 酒の席で盛り上がったアニメのヤマトの思い出話を映像化してみました的な薄っぺらさを感じてしまいます。 でも、当時アニメに熱中していた大きいお友達的には「出力120%」とか「波動砲」とか「ヤマトの諸君」とか「地球か、なにもかも懐かしい」とかそういった部分だけで満足できてしまうのも事実でしょう。 かく言う私も、私もまんまとマーケティングに乗せられた一人です。 【おなや】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-12-11 22:50:48) (良:1票) |
4.1974年に初めてTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト(松本零士作)」で「ワープ航法」「波動砲」などの今までにはなかった概念に感動し、1977年の劇場アニメ公開には長い列にならび、佐々木いさおの歌う「宇宙戦艦ヤマト」や「真赤なスカーフ」に涙しました。さらに1978年の劇場映画「さらば宇宙戦艦ヤマトー愛の戦士たち」の主題歌「ヤマトより愛をこめて」のリフレイン「今はさらばと言わせないでくれ」で何回泣いたことか!あのアニメが実写版になるなんて、まったく想像だにしませんでした。今回の実写版では、干上がった海底から「宇宙戦艦ヤマト」が土煙を上げて発進する場面と、沖田艦長が「地球か!何もかもが懐かしい」と言った台詞を聞いただけで満足でした。さらに、買い求めたパンフレットの裏表紙の実写版ヤマトはもう最高です!!ただ、アニメ版と比べると、雑な点も多く、厳しい点になってしまいました。 【亜酒藍】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-12-06 18:15:36) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 わしもレビュー1番乗りの「あにやん」さんに1票。 まず、ヤマト発進シーンのスケール感には思わず感動。 評価低めの方は「ヤマト」を知らない、というかハマってなかった世代かな? 「さらば・・・」で涙した私にゃ懐かしい台詞や宮川サウンドが、重要なシーンで 臆面もなく使われていて、それだけで感慨深いものがありました。 この映画は「ヤマト」以上ではないけど「ヤマト」以下にもなっていなくて、 アニメの世界を実写化するに際して取捨選択を間違わずにやってくれた、と思う。 惜しいのは、ヤマト原作にないギャラクティカ「エクソダス」の回のパクリを やってた事かな。ここで-1点。万感の思いを込めて9点。 【zato】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-12-04 21:27:33) (良:1票) |
2.レビュー1番乗りの「あにやん」さんが、言いたいこと全部言ってくれた。 【センブリーヌ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-12-04 01:44:45) (良:1票) |
1.「キムタクそこでやるかーー、ゴルァー!!」と観客の9割は、思ったんじゃないか。でも、こんなエロい森雪なら仕方ないか。黒木メイサちょいと気に入りましたよ。あと出演者はじめスタッフの原作への愛やリスペクトも感じた。突っ込みどころ満載かもしれないが、アニメ版も突っ込みどころ満載だし(笑) 波動砲はいいとして主砲の動きが、ちょいと早すぎる気もしたな。あと、ドッグファイトはコクピットからの視点も少し欲しかった。色々、文句書いたけどそこそこ楽しめた。レイトショーで見たのもあるけど周りは、中年男性が多かった。ヤマト世代の合同同窓会を映画館でやるのも悪くないかな。 【パオ吉】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-12-03 22:15:10) (笑:1票) |