4.「かっこいい」「強い」ゴジラはほかの作品で楽しめる。しかし、「怖い」ゴジラはこれだけだ!白黒の画面は総合的にはカラーに劣るかもしれないが、その代わり、ゴジラによる火災などの災禍を生々しく見せる。今は熱線を受けたものは爆発し、崩れるだけだが、この映画では金属が溶けていくシーンもあり、「原爆」を意識させる。しかし何よりゴジラの目線に注目してほしい!逃げ惑い、泣き叫ぶちっぽけな人間たちを見下ろしているのだ!おお、何という恐怖感か。まるで本当にゴジラに襲われているみたいだ。今のゴジラは、ただビルを破壊したがっているようにしか見えないというのに。 |
3. ハッキリ言って現在のCG等最新SFXをいくら駆使しようと絶対にコレを越えるのは無理だ。何故か?無から有へと文字通り創造(クリエイト)するための「センス・オブ・ワンダー」を持つ人材が今の特撮界には絶望的に存在しないからだ。どいつもこいつも本作品以降を幼少時に観て育った「おたく」ばかりだし。自分も含め、所謂マニア(おたく)では「第二の円谷英二」には到底なりえない。既存のモノを云々することからしか語れないのだから、至極当然ではあるのだが。偉大なる円谷英二特技監督に敬意の限りを込め…当然の如く10点満点を進呈! 【へちょちょ】さん 10点(2002-12-27 11:39:05) (良:1票) |
2.完全なフィクションの中に、リアリティがある。「こういう映像が観たかったんだ!」と言える数少ない映画作品。 【ようすけ】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2002-09-30 01:49:44) (良:1票) |
1.小学校3年の時、クラスではこの映画の話題で持ちきりで父親にねだって連れて行ってもらいました。いまでもこの映画を見た衝撃は忘れられません。当時一生懸命科学図鑑を見て怪獣の名前を覚えたものです。ゴジラ映画でこれ以上のものはないでしょう、最近ビデオで見直しましたが今の映画と全く見劣りがしないのに愕きです。私の映画人生はこれから始まりました。出来ることなら11点。この映画たしか輸出用にアメリカ人記者が絡んだ場面を挿入して編集しなおした映画があった筈なのですが??。 【sokrates】さん 10点(2002-03-29 18:09:46) (良:1票) |