5.《ネタバレ》 かなりの金持ちで夫婦円満で、姉ちゃんは可愛くて優しくて、弟は愉快で愛くるしい。 全く弱点もなく善良すぎる家族がかなりファンタジーに見えるが、それはそれで観てて気持ち良く、面白かった。サラっとした演出も好きだ。 たまたまこの家族に拾われた時点でマイケル君の不幸は終わっていたのだ。 恵まれない境遇の子を救うには「金」と「善意」と「余裕」が必要だなー、とも見えてしまう映画。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-09 14:20:47) (良:1票) |
4.ポジティブなマインド、そして挿入されたファッションや音楽は、かつて日本人が憧れた「良きアメリカ」を描いている。下品な登場人物はほぼ出てこない。S・ブロックは完璧すぎるほどカッコイイ。映画はこれでいいのだ。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2010-07-31 00:02:16) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 この作品でサンドラブロックがオスカーをとったことぐらいしか知らずに見たのですが、見終われば爽やかさが残っていました。我々日本人にすれば、得体の知れないそれも黒人を自分の家に招きいれ、彼の人生までもかなえる援助をしてあげる。こんなこと全く考えられないと思います。私は学生の時に運よくアメリカ大陸を旅行する機会がありました。その時に出会った多くの人が自分の家に必ず招待してくれます。金持ちには金持ちなりの形で。一般の人でも、農家の人でもその人の立場に準じたもてなしでこころよく迎えてくれました。これは、カトリックの教えに関係があると思います。自分の境遇に準じた奉仕の精神があるのだと思います。そして、リーアン婦人もその軽い気持ちでマイケルに手を差し伸べたのだと思います。そして、面倒を見ていくうちに彼の境遇に負けずひたむきに生きる姿勢から自分の今までの人生を見つめなおす機会を得たのです。良い夫、よき家族に恵まれ不自由なく暮らしてきたが自分に欠けているもの、もっと自分を高める事は無いのか?それを見出す手助けをマイケルから逆にかんじ、手助けしてもらったのでしょう。なんとなく進んでいくストーリーですが人と人との真の助け合いを感じて、見終わって爽やかさが残るのだと思います。私はこういうストーリーが好きですね! SJ役のジェイのテンポの良い演技も見ものです。みなさんが邦題を話題にしていますが私も「チョットネー」と言う感じです。ブラインドサイドとは、アメフトの試合でクオーターバックが右利きの場合パスの時に左側のサイドからのアタックが見えにくいのでそちらのサイドをブラインドサイドと言います。また私見ですが南部の街でスラムのような所は皆が見てみぬ振りしています。そのような所をもブラインドサイドと言うのかなと… 【としべい】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-25 21:51:42) (良:1票) |
2.いい映画でした。自分の感性にピタっとハマる作品で見ていて非常に気持ちが良かったです。最近のサンドラ・ブロックはいい味出してますねー。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-06-21 20:05:42) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 出来過ぎなハナシではあります。マイケルを受け入れる一家の悪意なき善人っぷりときたら、見ているこちらの方がハラハラしてしまいます。まるで人を疑うという意識が欠落している人々のように見えて、危険な場所にいちいち飛び込んでしまうシーンにドキドキ。かと言って、上流の人々の常識知らずっぷりをシニカルに笑う映画って訳でもないんですよね。一方でマイケルにしても悪い事をするでもなく素直な性格で。しかもこれが実話だっていうのだから、アメリカ人って良くも悪くもおめでたいと言うかなんと言うか・・・。もっとも、そこにあえて色々な疑念を抱くよりは、素直に映画を受け止めてこそ吉ではあるのだろうと思います。本当は周囲に渦巻く偏見や悪意だってもっとキツいものだったでしょう。でも、あえてそこをサラリと流したあたりに、この映画の狙いがあるのでしょう。無償の愛を与え、また受け入れた先にこそ、夢や理想が花開く世界があると。そのピュアっぷりを消化して堪能してこそな映画(その分、ラスト近くの尋問から家出あたりのエピソードがジャマではあるのですが)。もっとも、最大の問題は、映画化が早過ぎるのではないの?という事。この映画の存在が、ここに描かれた実在する人々のこれからの人生を縛り付けやしないのかな? そんなの余計な心配? 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-01 17:34:58) (良:1票) |