4.めちゃめちゃ良かった!最高によった! とにかく良かったんだが、この良さを人に伝えるのは難しい。なぜなら斬新な点が特にない映画だからだ。 これは例えるなら、ボクシングの世界チャンピオンの強さの秘密は、大げさな必殺技があるわけではなく ジャブが強い、そんな感じだ。
よくある王道ストーリーの3DCGアニメという事でなめてかかっていた事もあるが、これはCGアニメじゃないと出来なかった映画。 さすがスティッチを作り出した人だけあって、ドラゴンのトゥースが表情豊かでかわいい。もし、この映画がアバターのようなリアルCGの洋画だったら、 表情をデフォルメで表現できず、もっと何を考えているかわからないドラゴンになって感情移入できないだろうと思う。 映像も綺麗だし、無駄なシーンがなくテンポが良い。ドラゴンとの対立、和解、協力、調和という王道ストーリーが見やすく、 ヒックとトゥースとの友情、ヒックと父との親子愛などもまんまと感動で、欲しかった時に、欲しかったカタルシスを与えてくれる。
凄く良かった映画として、いろいろな人に勧めていこうかと思う。 【六爺】さん [映画館(吹替)] 9点(2010-08-09 12:54:34) (良:6票) |
3.いやもうすんごく良かったです。子どもに連れられて観た大人も間違いなく満足できるでしょう。 テーマは「共生」。このテーマ自体は多くの映画で描かれていたことなので特に目新しさは感じませんがキャラ造形、脚本、演出全てがものすごく堅実で嫌みな部分がない、王道なんです。その王道さがすごく心地いい。 さらに共生の道を選んだ後に何があるか、というところにも触れています。終盤で主人公とドラゴンが並んでいるシーンで、そのテーマの深さを感じさせます。 また主人公の成長物語としてもよくできています。主人公に対してのとある台詞が序盤とラストで全く違う意味になるのは文句なしに上手いし、何気ないシーンの伏線を使ってカタルシスに繋げています。 3Dの臨場感もすばらしい。水しぶきの描写、ジェットコースターに乗ったようなドラゴンの疾走、雲や灰の描写などなどなど・・3D版を是非ともお勧めします。 ◆ここから野暮な話なんですが、この映画はその出来に反して宣伝方法がいまひとつ良くないと思います。ドラゴンの名前にあやかって某お笑い芸人を使っては安っぽさに拍車がかかるだけだと思うのだけど・・日本の興行収入が8位スタートで公開規模も小さめな作品ですが、どの場面を切り取っても褒めたりない完成度なので、もっと多くの人に観てほしい大推薦作です。 【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 9点(2010-08-16 18:04:25) (良:3票) |
2.急に予定が無くなったので、空いた時間に近所の劇場に足を運んだ。上映しているのは見た事あるものばかりで、この映画しか未見のものはなかった。アニメだし適当にボーっと鑑賞しようとしてたら、予想もしなかった。グイグイグイグイ引き込まれる。ドラゴン達の個性の書き分けに製作側の愛情を感じ、アバターにも引けを取らない迫力の映像に技術を見た。ドラゴンとの友情、父親との和解。至ってシンプルなストーリーではあるが、その感動は他の名作アニメと肩を並べるほど。鑑賞前にこの映画をナメてた自分が恥ずかしくなった。何と素直な映画なんだ。こういう出逢いがあるから映画はやめられない。 【関白宣言】さん [映画館(吹替)] 9点(2010-12-13 15:40:46) (良:2票) |
1.これは映画館で見ればよかったなぁ。映画館で上映されてる時からレビューが半端なく良いのは知ってたんだけど、見逃しちゃった。飛行シーンがアバターのそれより本当に飛んでる感じで、映像超綺麗!!あ~~~映画館のでっかいスクリーンで見たかった!!トゥースがネコみたいで可愛かった。ドラゴンの姿かたちがドラゴンドラゴンしすぎてなくて良かった。というか、私はミニーちゃんに次いでスティッチが好きなのだけど、「スティッチっぽいなぁ・・」って思いながら見てたら、監督がまさに『リロ・アンド・スティッチ』の人じゃないですか・・(笑)。ストーリーは案外シンプルなのかもしれないけど、しっかりとした脚本だったと思うし、やはり何よりラストがね。あの脚本あがってきたら絶対誰か反対したと思うんだよ(まぁでも原作がある話らしいけど)。それでもあのラストを選択したのは正解、という表現はちょっと違うんだけど、あのラストであることによって感動した。 【ネフェルタリ】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2011-05-21 21:49:27) (良:1票) |